「香川vs長友」の実現もあり得るイスタンブール・ダービーのキックオフ時間を15時に変更か

 日本代表MF香川真司のベジクタシュ加入、そしてデビュー戦2得点というセンセーショナルな活躍がトルコサッカー界に大きな影響を及ぼしている。

 トルコ紙「デイリー・サバ」は、5月に予定されている日本代表DF長友佑都が所属するガラタサライとの「イスタンブール・ダービー」のキックオフ時間を、日本のファンが見やすい時間に変更する打診があったと報じている。

 香川は冬の移籍市場で出場機会の限られていたドルトムントからシーズン終了までの期限付きでベジクタシュに移籍。デビュー戦となった現地時間3日のリーグ第20節アンタルヤスポル戦(6-2)では、後半36分の途中出場から3分間で2得点を挙げた。

 加入早々にファンのハートをつかんだ香川は、今後もその活躍に注目が集まることは間違いないだろう。日本のサッカーファンにとって見逃せないのは、トルコリーグで実現の可能性が生まれた日本人対決だ。

 香川の所属するベジクタシュと長友の所属するガラタサライは、ともにトルコのイスタンブールを本拠地とするライバル同士で、その直接対決はシーズン終盤の5月4日に予定されている。

 記事によれば、日本市場に向けてトルコリーグの放映権を販売している代理店が、トルコ国内で放映権を持つ「ビーイン・スポーツ」に対して、キックオフをトルコ時間の午後3時に変更するようオファーしたとされている。この試合に関心を寄せる日本のファンが、ライブで見やすい時間にしようという考えのようだ。

 日本とトルコの時差は6時間。トルコ時間午後3時は日本で午後9時となる。欧州サッカーリーグは日本の深夜や明け方に行われることが多いが、この時間であれば比較的見やすい時間と言えるだけに、日本のファンにとっては嬉しい配慮となりそうだ。(Football ZONE web編集部)