【巨人】クック、右肘違和感で抹消 宮本コーチ「不安を取り除くため」

スポーツ報知
クック

 巨人のライアン・クック投手(31)が23日、右肘違和感のため出場選手登録を抹消された。来日1年目の今季は開幕から守護神を務め、150キロを超える直球を軸にここまで8試合に登板。0勝1敗、防御率3・38、リーグ2位の6セーブをマークしていた。

 クックは16年10月に右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けており、宮本投手総合コーチは「違和感があるとのことだから。不安を取り除くための検査に行かせたということ」と説明。「僕の中では10日で戻ってくる」と軽症で大事を取っての措置であることを強調。この日、右腕は練習に参加しなかった。

 守護神不在となったが、同コーチは「若い力で乗り切りますよ」と“勝利の方程式”に若手を起用する方針。「勢いもあるし、任せたい」と抑えには中川を充て、セットアッパーは宮国に任せる。

 クックの抹消で空いた中継ぎ枠について、同コーチは「2軍で一番安定している人」とイースタンで4試合に先発し2勝0敗、防御率3・33の野上を昇格させることを示唆した。野上は昨年も後半にリリーフとして貢献。守護神離脱の危機をチーム一丸で乗り切る。

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