『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』が文化庁メディア芸術祭にて優秀賞を受賞!『VA-11 Hall-A』も審査委員会推薦作品に
『Sky 星を紡ぐ子どもたち』なども名を連ねた
第23回文化庁メディア芸術祭の受賞作品が発表された。エンターテインメント部門では『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』が優秀賞、『VA-11 Hall-A』が審査委員会推薦作品に選ばれるなどしている。本稿ではエンターテインメント部門に名を連ねたゲーム作品をピックアップしてお伝えしよう。
賞や推薦作品に選出されたゲームは以下の通り。
- 優秀賞:『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』(レビュー)
- 審査委員会推薦作品:
『VA-11 Hall-A』(レビュー)
『Sky 星を紡ぐ子どもたち』(レビュー)
『ドラゴンクエストウォーク』
『Arrog』
『East of the Rockies』
『Spek』
『アスレチックVRパックマンチャレンジ』
『サイゼリヤオリジナル店舗運営ゲーム』(ボードゲーム)
文化庁メディア芸術祭・エンターテインメント部門において『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』が優秀賞を受賞しました。プレイしてくださった皆さん、誠にありがとうございます。 pic.twitter.com/L58Ts19xXJ — FROMSOFTWARE (@fromsoftware_pr) March 6, 2020
文化庁メディア芸術祭はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰。そして、関連イベントで受賞作品の鑑賞機会を提供するのを目的としたものだ。エンターテインメント部門ではゲームが選出されることもあり、2018年には『人喰いの大鷲トリコ』が大賞を受賞していた。
『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』は惜しくも大賞とはならなかったが、「死にゲー」が優秀賞まできたのは快挙と言えそうだ。なお、過去には同じ開発元フロム・ソフトウェアの『DARK SOULS』が審査委員会推薦作品として選ばれていた。
GOTY2019常連の死にゲー『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』
『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』は忍者が主人公のアクションADVで、『DARK SOULS』で知られるフロム・ソフトウェアの新作だ。2019年のGOTY(ゲームオブザイヤー)の常連である。IGN JAPANやThe Game AwardsなどでGOTYを獲得し、最近では英国アカデミー賞ゲーム部門でもBEST GAMEの枠にノミネートされていた。
文化庁メディア芸術祭の公式サイトでは贈賞理由が書かれており、日本ならではの忍者というテーマで世界に挑んだことなどが評価されたようだ。スクウェア・エニックスの時田貴司が贈賞理由を書いているので、全文を読みたい人は公式サイトをチェックしてほしい。
サイバーパンクなバーテンダーADV『VA-11 Hall-A』は記念セールも開催
『VA-11 Hall-A』はサイバーパンクな世界でバーテンダーになり、カクテルを提供していくアドベンチャーゲームだ。古いゲームだが、PS4/Nintendo Switch版が2019年にリリースされたことから選出されたものだと思われる。最近ではインドネシアから『コーヒートーク』というフォロワー作品まで登場したほどで、影響力のある作品だ。
IGN JAPANのレビューでは普遍的な物語やキャラクターが評価され、9.2点のレビュースコアを獲得した。そんな本作を遊ぶのはまだ遅くない。今回、審査委員会推薦作品に選ばれたことでNintendo Switch/PC版の記念セールが開催されている。セールの開催期間や価格は各プラットフォームのストアページをチェックしてほしい。
- Nintendo Switch版
- PC版
- PS Vita版(※選出記念セールとは関係ないが、以前からセールが開催されている)
なんと『VA-11 Hall-A』が第23回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出されました!おめでとう、Sukeban Games!https://t.co/1cmtEA4ax7
ニンテンドーeショップとSteamで記念セールを行います!気になっていた方は是非お買い求めください!https://t.co/mI5MqAEgrihttps://t.co/qxzRpHJe47 — PLAYISM (@playismJP) March 6, 2020