英国名物の赤い電話ボックスで「個室オフィス」サービス開始

英国名物の赤い電話ボックスで「個室オフィス」サービス開始
9月20日、英国名物の赤い公衆電話ボックスを改装し、会員制の「個室オフィス」として提供するサービスが始まり話題を集めている。ロンドンで昨年1月撮影(2016年 ロイター/LUKE MACGREGOR)
[ロンドン 20日 ロイター] - 英国名物の赤い公衆電話ボックスを改装し、会員制の「個室オフィス」として提供するサービスが始まった。
ポッド・ワークス社が手掛けるこのサービスは、月額25ポンド(約3300円)の料金を支払うと、無線通信や電源、電話、プリンタ、スキャナのほか、無料のコーヒーや紅茶も用意された「オフィス」を利用できる。
赤い電話ボックスはかつて英国の随所に点在したが、近代的なものに建て替えられたり撤去されたりして数が減っている。一部は図書館やコーヒーショップに改装されている。
第1号はロンドン中心部のラッセルスクエアに今月設置された。今後は市内に設置を広げていく予定で、10月に他の市でも導入するという。
ポッド・ワークスUKのマネジングディレクター、ローナ・ムーア氏は「クリスマスまでに50カ所を開設したい。来年の今ごろには300カ所で展開を予定している」と述べた。

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