インドネシア津波の原因は山体崩壊 日本でも

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津波の被害を受けたインドネシアのバンテン州の様子=AP
津波の被害を受けたインドネシアのバンテン州の様子=AP

 インドネシア・スンダ海峡で発生した津波は、火山島のアナククラカタウが噴火に伴って「山体崩壊」を起こしたことが原因とみられる。大規模に山が海に崩れて津波を発生させたケースは日本でも過去に相次ぎ、専門家は注意を呼びかけている。

 中田節也・東京大名誉教授(火山学)によると、同島は数カ月前から噴火を繰り返し、溶岩で海を埋めながら成長していた。新しく拡大した所は不安定で、大きな噴火で一気に海に崩れ落ちたとみられる。衛星画像では、山の南西部が大きく消失してい…

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