熊本地震3年

「ワンピース」のキャラクター像8体 設置自治体を決定 熊本県

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熊本県庁前に設置されているルフィ像を観賞する親子連れ=熊本市中央区で2019年4月17日午前9時21分、中里顕撮影
熊本県庁前に設置されているルフィ像を観賞する親子連れ=熊本市中央区で2019年4月17日午前9時21分、中里顕撮影

 熊本県は17日、熊本市出身の人気漫画家、尾田栄一郎さんの代表作「ONE PIECE(ワンピース)」のキャラクター像8体を熊本地震で被災した同県益城町や南阿蘇村、熊本市など8市町村に設置すると発表した。費用は尾田さんが復興資金として県に寄付した8億円の一部を充て、今年度と来年度に4体ずつ制作する。

 8体は主人公ルフィと共に冒険を続ける主要な登場人物の「麦わらの一味」の面々で「熊本に上陸した一味が被災地の窮状を知り、被災者を救うため各地で復興を手助けして県庁前で再会する」というストーリー設定。昨年11月には8体に先駆けてルフィの像(高さ174センチ)を県庁前に設置した。

 尾田さんは地震後、復興資金の寄付にとどまらず、住家の6割が全半壊するなど甚大な被害を受けた益城町のふるさと納税の返礼品や、被災した南阿蘇鉄道が復興を願って走らせるラッピング電車などにイラストを提供してきた。

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