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台風の発生数 平年より多い

2018年07月21日12:10

日本気象協会 本社日直主任

21日(土)9時頃に沖縄本島地方に直撃した台風は10号。7月までの平年の台風発生数は7.7個で、今年は早いペースで台風が発生しています。

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早いペースで台風発生

21日(土)9時頃に沖縄本島地方に直撃した台風は10号。7月までの平年の台風発生数は7.7個で、今年は早いペースで台風が発生しています。
平年で台風発生数が1年で最も多い月は8月で5.9個、次いで9月で4.8個です。

本州近海の水温 平年より高め

台風は熱帯から亜熱帯海域の暖かい海上、海面水温が26.5度以上で発生し、台風が発達するためには海面水温がおおむね28度以上であることが必要といわれています。
今年7月初めは海面水温が27度以上の領域は日本の南まででした。7月中旬には本州の南岸まで海面水温が27度以上となり、本州付近の水温は平年より2度から3度程高くなっています。

南シナ海に台風の卵も

南シナ海には熱帯低気圧があり、今後台風になる可能性があります。

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