ヤクルト山田7000万円減「大減俸は当たり前」

初のダウン提示でサインを終え会見に臨む山田哲人(撮影・山崎哲司)

 ヤクルト山田哲人内野手(25)が19日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、20%減(7000万円)の2億8000万円プラス出来高払いでサインした。入団後初のダウン更改となった(11年720万円→12年800万円→13年1000万円→14年2200万円→15年8000万円→16年2億2000万円→17年3億5000万円)。

 今季は143試合でフルイニング出場をするも、レギュラーに定着した14年以降、打率2割4分7厘、130安打、24本塁打とここ4年で最低の数字となった。「今年の成績というのは年俸にあった数字じゃない。歴史的大敗もしましたし大減俸は当たり前と納得してはんこを押しました」とした。

 今季を振り返り「今年はあまり感情がなかった。今年に関しては緊張せずに、ただ単に野球をしてた」とモチベーションの低下があったとする。来季に向けては「3回目のトリプルスリーを達成したいですし、早く来年になってほしいという気持ちが強い。早くやりたい。なぜか分からないけど、やる気に満ちあふれています」と巻き返しを誓った。(金額は推定)