横浜駅西口バスターミナル前通り、前年比34.5%と大幅に上昇 県内路線価7年連続増、平均1.1%

2020年7月2日 07時54分

県内の路線価で最高額となったJR横浜タワー前=横浜市西区で

 東京国税局が一日に発表した一月一日時点の路線価によると、県内約二万八百地点の平均は前年比1・1%アップし、七年連続で上昇した。税務署別の最高路線価は前年より一署多い十五署で上昇し、下落はなかった。横浜、川崎市の都市部で上昇が続く一方で、横須賀と平塚など郊外が伸び悩んでいる。
 県内の最高額は「横浜駅西口バスターミナル前通り」で、前年比34・5%上昇の一平方メートル当たり千五百六十万円。標準地を前年までの横浜高島屋前から、六月に開業したJR横浜タワー前に変更した。新たな商業施設のオープンなどで大幅に上昇した。
 税務署別の最高路線価は横ばいが二署。保土ケ谷税務署は、最高額の「二俣川駅南口駅前通り」が昨年一月は市街地再開発事業の区域にあり路線価を定めていなかったため、前年と比較できない。 (石原真樹)

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