家康打ち損じの馬上宿許筒(しゅくしゃづつ)：大坂の陣で真田幸村(信繁)が徳川家康の狙撃に失敗した際、使用したとされる銃。当時の最先端技術が使われ半自動装填で連発可能。長い間アメリカに渡っていたが、近年、日本のコレクターにより買い戻された。

防刃ベスト(チョッキ)：刃物から身を守るための上着。ケブラー繊維や金属板を縫い合わせて作成。銃弾は防げない。金属製は防護能力は高いが、硬いため長時間の着用が困難。繊維製は、長時間の着用は可能だが高価な事と水に濡れると強度が落ちるため、雨の日の着用が厄介。

モーチュアリーソード：17世紀、英国でよく使われた騎兵用剣。直訳すると「霊安の剣」。柄にイングランド内戦で処刑された王・チャールズ1世の顔が彫られていると言われこの名がついたが、この絵柄は処刑以前からあり王の顔というのは誤解。直剣両刃。全長1m前後。クロムウェルも同型の剣を愛用した。

パカヤン：マレー系原住民ムルット諸族が18世紀頃から使用していた刀剣の一種。全長70～90cm。ムルット族が関係深かったブルネイ王国と18世紀頃から進出してきたスペイン、イギリスの影響を受け独特のステッキ状に曲がった柄とサーベル状の刃を持つ。

#超人的な戦国武将を挙げてみます ①三浦義意：相模三浦氏最後の当主。背丈は7尺5寸（227cm）で「八十五人力の勇士」と言われる。最期の合戦では厚さ6cmの甲冑をつけ、1丈2寸（364cm）の金砕棒で奮戦。一振りで5〜10人を潰す豪腕で500余名を倒したのち、自ら首をかき切って死んだ、と伝えられる。