③文書・印鑑を偽造しようとしている行為、囚人等の単純逃走行為な. どについては、防衛をすべき具体的個人的法益がないため、防衛行為を認め. るべきではない。もっとも ...

事例」においては「転嫁すべき法益がない」として緊急避難を否定される. 松宮教授の上記見解に対し，山口教授は何故「法益衝突」がないのかが明. らかでないとされる ...

... 法益がないので、法益侵害はないといえ、構成要件該当. 性が阻却される。したがって、同意が外部に表示されることを要しないと解する(意思方向説)。つまり、被. 害者の ...

平野龍一『刑法総論Ⅱ』（有斐閣、1975年）. 379頁も参照。 Page 9. 必要的共犯（対向犯）について（松澤） 9. 害者の承諾の法理により、侵害される法益がないので─すなわち、共犯.

れている物を、刑法で保護する理由はないと思われる。そして、そのような場. 合、そもそも保護すべき法益がないのであるから、構成要件該当性を欠くとす. るべきであろう ...

≪客観的危険説③≫ 不能犯。 死んでいる人は保護すべき法益がないので、未遂で処罰できない.

2023/11/13 · 仮に、「早歩き罪」（早歩きしたら処罰）などという犯罪があったとしたら、何ら保護すべき法益がないから許されない、となるでしょう。に対して、「早 ...

われる︒﹁侵害﹂される法益がないとすれば︑﹁犯罪とは法. 益の侵害ないしその危殆化である﹂とする現在の通説の立. 場からは︑この立論を正当化することはできないの ...

... 法益がないのではないかが問題とされる。以下これについて検討した後、ABの罪責を検討する。 2 この点につき、刑法民法を含めた全法秩序は統一的に解釈されるべきで ...

2018/09/01 · そうすると，これが「身体の安全」という個人的なものであり，当の本人が放棄した以上，法が乗り出して処罰する必要はない（なぜなら，保護すべき法益がない ...