〘名〙 仏語。 ① 梵語の母音一二種の最初におかれる音 a にあてられる文字。 事物の始まり、根本を意味するとされる。 特に密教では、宇宙万物は元来不生にして不滅であるという真理、すなわち空(くう)を象徴するものと考え、阿字(の形、音、意味)を観ずることにより、真理を体得できるとして極めて重視する。あ。
阿字観
あじかん
阿字観は、密教の根本経典の一つである『大日経』において初出し、主に密教において説かれる瞑想法であり、日本では、平安時代の弘法大師空海によって伝えられたとするものを指す。 ウィキペディア
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〘名〙 仏語。真言宗で行なう観法。一切諸法の本源を観じて、もとより生滅のないものである理を観ずること。阿字門。→阿字本不生(あじほんぷしょう)。