Google CGI API for Japanese Input

Google CGI API for Japanese Input は、日本語変換をインターネット上で実現するための、CGI サービスです。

リクエスト

http://www.google.com/transliterate に対して HTTP リクエストを発行します。GET メソッドを使ってください。以下の CGI パラメータを(URL エンコードした上で)指定します。

langpair=ja-Hira|ja
text=(変換したいひらがな列)

text のひらがな列は UTF-8 でエンコードします。例えば、「へんかん」をリクエストする場合は、

http://www.google.com/transliterate?langpair=ja-Hira|ja&text=%E3%81%B8%E3%82%93%E3%81%8B%E3%82%93

と指定します。

レスポンス

JSON 形式の配列が返されます。配列の各要素は文節を意味する配列で、第一要素が元の文字列、第二要素が変換候補のリストです。

サンプルレスポンス

「ここではきものをぬぐ」と指定した場合の変換結果例。

[
  ["ここでは",
    ["ここでは", "個々では", "此処では"],
  ],
  ["きものを",
    ["着物を", "きものを", "キモノを"],
  ],
  ["ぬぐ",
    ["脱ぐ", "ぬぐ", "ヌグ"],
  ],
]

文節区切りの位置を指定する場合

text によって指定される箇所にカンマ文字(,)を入れてください。カンマによって文節を区切る場合、Transliteration サーバではそれ以上分節を区切りません。

例:

「ここではきものをぬぐ」を変換し、「ここでは」「きものを」「ぬぐ」という文節区切りを得たとします。ここで文節区切りの位置を「ここで」「はきものを」に変更したい場合は、

text=ここで,はきものを,ぬぐ

と指定します(「はきものを」と「ぬぐ」の間の区切りはそのまま使っています)。これによって意図した変換結果が得られます。
また、単文節だが文節を区切ってほしくない場合は、リクエスト文字列の末尾にカンマを付けます。

text=これはきってほしくない,