Google AdSense
SHIKOKU NEWS

株式会社四国新聞社 メディア室メディア事業部 明治 22 年創業、香川県をエリアとする日刊紙「四国新聞」を発行。メディア事業部は 2001 年にインターネットメディア専任の部署として誕生し、ニュースポータルサイト「SHIKOKU NEWS(1997 年よりサイト開設)」を運営している。ほかにも「讃岐うどん遍路」「盆栽」など、地域性を生かしたユニークな情報サイトを積極的に展開している。

株式会社四国新聞社
メディア室メディア事業部
英 誠一朗様

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成功事例

DFP スタンダードで広告枠の完全マネタイズを実現
– 四国新聞社

SHIKOKU NEWS 四国新聞社では、インターネット事業を本格化した 2001 年より DoubleClick for Publishers (以下、DFP )を活用していましたが、DFP スタンダードのサービス開始に伴い、徐々に DFP からの移行を進めています。新しくなった DFP スタンダードは、使い慣れたシステムの概念はそのままに、Google の標準的なユーザー インターフェース( UI )に近づくかたちで大きく改良されました。また配信課金が無料化されたことで、さまざまな用途に広げられる点が魅力と語っています

導入の経緯: 広告主の啓蒙のために初期段階からアドサーバーを導入

四国新聞社のメディア事業部で、ネット広告営業を担当するのは英誠一朗氏を含めて計 2 名。限られた人的リソースのなかで、純広告枠のセールス活動には限界がありました。そこで、地元の大手クライアントから着実に出稿を獲得していくために、2001 年のサイトリニューアル時から DFP を導入してきました。

「導入の目的は、他の地域ポータルサイトとの差別化です。ネット広告とは単純にページビュー( PV )と広告表示回数(imp.)ではない、うちは第 3 者評価のレポートが出力できますよ、ということをクライアントに啓蒙するために使ってきました。その点では、私たちは広告配信サーバーの重要性を早くから理解していたつもりです」と英氏。自社サイトのポジションやユーザー像を明確にクライアントに説明し、低い PV でもセグメントされていることを理由に、インプレッション単価を崩さないよう努力してきたといいます。

純広告枠の穴埋めとしては、アドネットワークや AdSense を利用してきました。 「さまざまなアドネットワークを試してきたのですが、2 人では目を配りきれないため、現在は広告代理店系の 2 社と地方新聞社連合の 47NEWS、そして AdSense の 4 つに絞っています。特に AdSense は、利益率の観点で見るとずば抜けています。純広告は獲得すれば大きいですが、営業コストを考えると必ずしも最も力を入れているともいえませんでした」(英氏)。

近年、景気の影響で広告収益がさらに厳しくなってきているなか、DFP は安いサービスではなかったので、媒体規模の割に大きな経費負担になりつつありました。 「『次の契約更新はどうしようか』と思っていたところ、無料版の DFP スタンダードがリリースされ、すぐに飛びついた形です」と英氏はいいます。

導入後: ユーザー インターフェースが向上し、誰でも使いやすくなった

四国新聞社では現在、DFP から DFP スタンダードへの移行を進めている最中ですが、約 1 カ月間運用してみた感想を尋ねると「システムの概念はわかっているので、何のストレスもなく使えていますし、こころなしか配信スピードも速くなっている気がします」と英氏。特に UI が大きく改良され、使いやすくなっている点が良いといいます。
Analytics や AdSense などに共通する、スタンダードな Google インターフェースとの統一感があるので、これから始める人にも非常にとっつきやすいと思います」。 スタッフに短期間で操作を習熟してもらう意味で、UI は重要な性能のひとつであると英氏は語ります。

また「自社のフィラー広告に空きが生じたとき、AdSense を流し込めるのが非常にいい」と英氏。他の広告ネットワークで得られる予想収益をあらかじめ入力しておけば、DFP スタンダード が自動計算し、収益が大きくなるほうを選んで配信してくれます。DFP ではレポートを表計算ソフトに落とし込んで比較し、定期的に配信数を設定しなければなりませんでしたが、これからは不要です。
「すべての配信機会をもれなくマネタイズできるのが、DFP スタンダード+ AdSense。これからのサイト収益化は、いかに忍耐強く PDCA(プラン・ドゥ・チェック・アクション)を回し続けられるかという運営者のモチベーションにかかっているといっても過言ではありません。そのなかで DFP スタンダード は、PDCA の一部を自動化して楽にしてくれますし、DFP のレポートを見ることが、自分のモチベーションの維持に役立っていると思います」(英氏)。

今後の展望: ターゲティングの強化や効果測定に、もっと使いこなしていきたい

今後はエリアターゲティングを強化したり、IP アドレスから判断して特定の IP アドレス空間に広告を配信するといった新しいことも、DFP スタンダード で試してみたいという英氏。
「今後は AdSense と DFP スタンダードを合わせたサービスが欲しい。たとえば AdSense の広告コードが BT (Behavior Tag)タグも兼ねていて、ユーザーの履歴に基づいた広告配信を DFP スタンダード で実現させるというようなことまでできたらいいですね。また日本の WAP 携帯端末への対応も、ぜひお願いしたいと思います」。

また、DFP スタンダード をフレキシブルな CMS (コンテンツマネジメントシステム)代わりに使ってみたいとも考えているそうです。
「たとえば、自社のキャンペーンバナーのローテーションや表示期間のコントロールなどを考えています。広告だけでなく、自社のコンテンツも DFP スタンダード を使って配信し、どのバナーが一番クリックされたか、どのキャッチコピーが一番効いたか、といった効果測定ツールとして使うのも有効ではないかと思っています。今までの DFP では 1 配信ごとに何円という課金設定があったため、そんな贅沢な使い方をすることはできませんでしたが、これからは何度配信しても無料ですので、ぜひ試してみたいですね」。

四国新聞社ではまた、地域ニュースポータルの他に「BON-SAI」という英語版サイトに力を入れており、AdSense で積極的に収益化を図っています。
「日本国内のインターネット市場では PV は頭打ちと言われています。これからはコンテンツの多言語化によって、世界の PV 獲得に目を向けていく必要があると思います。盆栽に代表されるように、地方紙は世界発信に適した日本文化のコンテンツの宝庫でもあります。英語対応や中国語対応、そのマネタイズのパートナーとして、グローバルな広告をワンタッチで導入できる AdSense + DFP スタンダードに大きく期待しています」。