オンライン出版社である The Huffington Post 社はユニーク ユーザーが約 800 万人を超え、Technorati の統計情報によると、ウェブ リンク数に基づく計算ではインターネットで 5 番目に人気のあるニュース/解説サイトになりました。全国配信されるコラムの執筆者 Arianna Huffington 氏とビジネス/メディア界の実力者である Kenneth Lerer 氏によって 2005 年に設立された The Huffington Post 社(インターネット上では HuffPost と呼ばれる)は、ニュース、論説、他のさまざまなニュース ソースへのリンクを特色としています。
HuffPost の編集スタッフは、コラムの執筆、特集記事の編集、記事レイアウトの構成など、サイト コンテンツの作成にメールやコラボレーション ソリューションを使用しています。オンサイトおよびオフショアのソフトウェア開発者も、読みたくなるような目立つサイトを作成するために、コミュニケーションとコラボレーションのソリューションを使用しています。
スタッフの共同作業の効率化に加え、記事のフォーマット、ニュース、他の特集コンテンツの成功度を評価する必要があったため、ビジターのアクセス元やサイトでの行動を分析できるウェブ解析ツールが必要でした。その必要性にもかかわらず、ほとんどのソフトウェア パッケージには高額であるという難点がありました。「ニュースやブログなど、各コンテンツの動向を測定する必要がありましたが、ほとんどのウェブ解析ツールは高額だったため、二の足を踏んでいました」と、技術主任の Paul Berry 氏は振り返ります。
急速な成長や変化に対応した IT インフラの整備は大きな課題でした。コミュニケーションやコラボレーションを強化したり製品のパフォーマンスをトラッキングするためにどのようなソリューションを選択したとしても、急増するユーザー数や急速に拡大するサイトに合わせて規模を調整する必要があります。
HuffPost 社は、社内メールやコラボレーションのオプションを詳細に分析した後、自社のホスティング ソリューションから Google Apps Premier Edition に全ユーザーを移行しました。同社が Premier Edition を選んだ理由は、低価格、他と比べて多くのコラボレーション オプションを備えている、メンテナンスが楽であるといった厳しい要件を満たしていたためです。Berry 氏とチームは、Google Enterprise Professional プログラムのメンバーである LTech Consulting 社のサポートのもと、4 日間のうちに 50 人分の Premium Edition の設定とカスタマイズを行い、以前のソリューションから移行しました。
同じころ、HuffPost では Google アナリティクスを採用して、ユニーク ユーザーや新規ユーザーとリピーターなどの重要なトラフィック データをトラッキングして成果を測定し、傾向を分析してサイトをカスタマイズしました。アナリティクスの導入は非常に簡単で、ユーザーの関心の高いページやコンテンツに関する情報をすぐに把握することができました。「当社の目標は、既存のユーザーに何度もご利用いただくことと、読者層を広げることです」と、Berry 氏は述べています。「Google アナリティクスには高性能な解析機能が搭載されており、サイトの掲載結果を継続して最適化するために必要なデータを取得できます。しかも、料金は無料です。」
ユーザーはコミュニケーションとコラボレーションの強力なツールを利用可能
Apps と アナリティクスにより、The Huffington Post 社は目標を達成することができました。「Google Apps に対するスタッフの反応は非常に前向きでした」と Berry 氏は述べ、「スタッフの多くは既に Gmail アカウントを持っていたため、Google のサービスの品質についてよく知っていました」と続けました。ブログおよび編集チームは Google ドキュメントを使用して、編集ガイドラインや最新ニュース記事のアイデアを共有しています。コンテンツ チームは Google カレンダーを使用して、ブログや特集記事のコンテンツに関するスケジュールを記載した編集カレンダーを作成、共有しています。ソフトウェア開発スタッフ(60 % はオフショアで作業)は、Google ドキュメントとカレンダーでスケジュール、バグ、コーディング作業にかかった時間などの情報をトラッキングしています。Google トークは全スタッフの質疑応答に役立っています。Berry 氏はこう述べています。「Google トークでは、自分がオフィスにいるかどうかを簡単に知らせることができます。トーク セッションをそのまま Gmail に転送できるため、会話の流れがつかめなくなることはありません。」
Google アナリティクスの豊富なツールとレポートによりほぼリアルタイムのデータ収集と継続的なサイトの改善が可能
Berry 氏と担当チームは、ユニーク ユーザー数や直帰率といった重要なデータを収集することができます。フィルタにより、サイトをサブセクション(エンターテイメント、政治、ビジネス)に分割して、各セクションのユーザーをトラッキングすることができます。また、ページのセクションごとのクリック数やコンバージョン率、外部へのクリック数を測定して、HuffPost から他のサイトへのトラフィックを分析しています。
Apps と アナリティクスにより、読者層ができるだけ広がるような編集方針をすばやく決定することができます。Berry 氏と担当チームは、フロントページの「Quick Read」や他の特集記事を公開するとすぐに、アナリティクスでトラフィックの増加を測定し、編集方針を反映したコンテンツに更新することができます。Google カレンダーに保存された編集カレンダーもこれに応じて更新され、スタッフは外出中であっても変更内容に簡単にアクセスすることができます。「一晩のうちに、特集記事や「Quick Read」のコラムを編集して変更内容をすべてのスタッフと共有し、よりターゲットの絞られた関連するコンテンツを作成してより多くのユーザーにアピールすることができます」と Berry 氏は話します。
急成長にも対応可能な拡張性の高いサービス
Apps と アナリティクスはすべてのスタッフにとって重要なサービスであるだけでなく、Google の強力なサーバーでホストされているので、急速な成長にも簡単に対応できます。「IT インフラストラクチャの調整や管理という面でも Apps と アナリティクスへの移行は非常に有益でした」と Berry 氏は評価します。「事前に綿密な計画はほとんど必要なく、先行投資も行わずに、必要に応じてソリューションの規模を調整することができます。さらに、継続的なメンテナンスも不要です。Google ソリューションは IT とユーザーにとって 1 つの勝利と言えるでしょう。」
Google Apps は、Gmail、Google カレンダー(共有カレンダー)、Google トーク(IP 経由のインスタント メッセージや音声チャット)、Google ドキュメント(オンライン ドキュメントのホスティングとコラボレーション)、Google Page Creator (ウェブページの作成と公開)、スタート ページ(すべてのアプリケーションへのカスタマイズ可能なアクセス ポイント)で構成されるアプリケーション スイートです。Google Apps には、Premier Edition (あらゆる規模のビジネス)、Standard Edition (家族ドメインに最適)、Education Edition (学校や大学)など、個々のお客様のニーズに応じた複数のエディションがあります。詳細については、www.google.co.jp/a?hl=ja にアクセスしてください。