10 日間連続して雨が降るとゴルフコースの収益はどうなるか?霜が降りたらミカン園にどのような影響があるか?こういったビジネスは収益が減少しても従業員に給料を払わなければならないため、生き残りに苦労しています。悪天候は多くのビジネスが影響を受ける一方でほとんど補償のないリスクです。
WeatherBill 社(www.weatherbill.com)は、悪天候による影響から収益を保護して費用の管理を可能にする初のオンライン サービスです。顧客のビジネスに対する天候の影響を分析するためのツールを提供したり、特定の気候状態に基づいて支払いを受けられる保険のような補償サービスを提供しています。顧客は「Rainy Season (雨季)」や「Frost (霜)」といった補償オプションから選択するか、ニーズに合わせたカスタムの天候補償を選択できます。実質的に、ビジネスに関連するさまざまな種類の悪天候に対する保険サービスを提供しています。2007 年に CEO の David Friedberg 氏と CTO の Siraj Khaliq 氏によって設立された同社は、天候関連のリスクや大災害向けの著名な再保険管理会社である Nephilia Capital の支援を受けています。
新しい市場の開拓者である WeatherBill 社は、新しいウェブサイトのトラフィックの把握を最優先に考えました。カスタムの天候補償オプションをウェブサイトで購入できるようにし、サイトにアクセスしたユーザーが主要な製品を見つけるまでのプロセスを把握することで、顧客のニーズを満たす効果的なサイトを作成することができました。オンライン取引で収益を得る他の多くのビジネスと同様に、トラフィックの流れを分析してコンバージョンを増やす必要がありました。
WeatherBill 社はすべてのユーザーに無料の見積もりツールを提供しているため、サイトにアクセスするユーザーの種類を把握することはとりわけ重要です。自動化されたプロセスにより、WeatherBill 社に電話をかけたりサービスを購入しなくても、見積もりを確認することができます。しかし、見込み顧客が関心のあるオプションを選択し、状況に応じた見積もりを確認した後でサイトから退出すると、見込み顧客に関する貴重な情報は失われてしまいます。このため、同社では、特定の業界のユーザーが探していた補償や、その補償を見つけるまでのプロセスを分析する必要がありました。
Google アナリティクスの導入により、WeatherBills 社はまったく新しい顧客情報を得ることができました。雑誌、ラジオ、地方記事、業界団体の広告など、従来のオフライン マーケティング活動もオンライン広告と同じようにトラッキングできるようになりました。「Google アナリティクスのおかげで、オンライン キャンペーンの効果を、かかってきた電話の数だけでなく、詳細に把握できるようになりました」と CEO の David Friedberg 氏は振り返りました。
Google アナリティクス トラフィック レポートから、天候の影響を受けやすい多種多様な会社を把握することができます。「Google アナリティクスのおかげでさまざまな発見がありました」と Friedberg 氏は述べています。地方の水域からのユーザーや重農機メーカーだけでなく、NASA も多くの時間このサイトを利用しています。既に洗練された天候管理施設を持つ空港も、降雪時の費用に対する補償について調べに来ました。トラフィック レポートのデータは数時間以内に反映されるので、各地のリアルタイムの天候要因とセッションの関連付けが可能になりました。たとえば、農業生産量の多い地域やその地域の農家が懸念する季節性リスクの種類を特定することができました。オンライン見積もりツールの使用状況を分析することにより、マーケティングの対象や時期、内容を検証できます。
Google アナリティクスのデータは、サイトのコンテンツや構造を決定するうえでも重要な役割を果たしました。WeatherBill 社は、サイト内で利用が少なくコンバージョンにほとんどつながっていないセクションを特定して削除しました。また、前述の重農機メーカー向けのページを追加しました。「顧客となる可能性の高いユーザーに、ページが自分のために設計されているかのような印象を与えたいのです」と Friedberg 氏は述べています。
WeatherBill 社は、Google オーディオ広告との統合をテストした最初の Google アナリティクス ユーザーの 1 人です。この統合により、Google オーディオ広告をご利用の広告主様は Google アナリティクスの管理画面で、表示回数、広告再生、マーケット、CPM に関するキャンペーンの指標がウェブサイトのトラフィック データとどのように関連しているかを分析できます。WeatherBill 社はラジオ広告を使用して、アメリカの極端な気候(南東部の雨や中西部の極端な気温など)による影響が大きい地域の小規模ビジネスにアピールしたいと考えました。
Google オーディオ広告の推奨ベンダーに委託してキャンペーンを作成した後、WeatherBill 社は独自で広告放送を管理しました。「Google のセルフサービス モデルにより、キャンペーンをすばやくテスト、改善して効果的に展開することができました」とマーケティング担当副社長の Brenda Given 氏は話します。「オンラインで管理し、各マーケットで放送可能な局を確認できたのはすばらしいことでした。Google オーディオ広告のインタラクティビティや複数のバージョンを放送できる機能は特に優れていました。」
WeatherBill 社では、Google アナリティクスでのオーディオ広告キャンペーン レポートに基づき、すばやく繰り返し調整を行いました。「数週間でコンバージョンの単価を半分にすることができました」と Given 氏は述べています。また、コンバージョンにつながったキャンペーンの種類を把握することもできました。たとえば、全国レベルの局では高い成果が得られましたが、アクション単価は小規模なマーケットの方が大規模なマーケットより優れていました。
たとえば、顧客となる可能性の高い小規模マーケットのカントリー ミュージック ファンとなると、農場主や他の農業ビジネスのオーナーだろう、と Given 氏は推測します。定期的なテストと最適化により、WeatherBill 社はターゲット ユーザーを対象に実験を行い、ユーザーを識別して継続的にアプローチすることができました。「Google オーディオ広告と アナリティクスは、簡単にプロセスを繰り返せるだけでなく、費用効果も抜群です」と Given 氏は評価します。