さんごうしいきサンガウシイキ【三教指帰】
空海著。 延暦一六年(七九七)、空海が二四歳のときの作といわれる。 儒・道・仏の三教の比較優劣を戯曲的手法のもとに論じ、仏教が最上であることを示したもの。
『三教指帰』(さんごうしき、さんごうしいき)は、空海による宗教的寓意小説に仮託した出家宣言の書。三教(仏教・儒教・道教)を比較して、仏教の優越性を説いている。
関連する質問
聾瞽指帰と三教指帰の違いは何ですか?
三教指帰 いつ?
「聾瞽指帰」の読み方は?
三教の名前は?
2022/05/15 · 空海は大事を成し、地位を確かなものとした40代になってからこの書を『三教指帰(さんごうしいき)』として改訂します。初版と改訂版の相異を見ること ...
さんごうしいき〔サンガウシイキ〕【三教指帰】. の解説. 平安初期の仏教書。3巻。空海著。延暦16年(797)成立。儒道仏の三教を比較して優劣をつけ、空海が仏教を選んだ根拠 ...
延暦16(797)年著述の空海出家宣言の書であり、日本初の戯曲とされる。登場人物は儒教の亀毛先生、道教の虚亡隠士、仏教の仮名乞児らであり、それぞれの立場で兎角公の ...
「平安初期、真言宗開祖空海(弘法大師)の著作。3巻。空海24歳(797年)の作で出家の宣言書といわれる。(中略)儒教と道教と仏教との三教の思想の特質をあげ、仏教が最も優れた ...
当「三教指帰(さんごうしいき)」(人間の生き方を指し示す三つの教え)はそれらの著作に先立つものであり、若き空海の文学的才能をそこに見ることができる。この創作 ...
さんごうしいき ... 弘法大師(こうぼうたいし)空海の著書で全3巻。儒・道・仏の教えのうち、仏教が最も優れているとする寓意(ぐうい)小説。「聾瞽(ろうこ)指帰」はその別本。
評価
(212) · ¥792 · 在庫あり
日本に真言密教をもたらした空海が、渡唐前の青年時代に著した名著。放蕩息子を改心させようと、儒者・道士・仏教者が説得するが、息子を納得させたのは仏教者だった。
2008/04/25 · 『三教指帰(さんごうしいき)』は、空海の青年時代の著作。日本最古の戯曲といわれる。儒教・道教・仏教の要点を要領よくまとめた上で、仏教が最も ...