... 昌益についての研究史をふりかえり、この時代に先駆けた巨大な思想家が、後世の人びとからどのように扱われたかという思想の運命をあとづけてみよう。いまなお不滅昌益の発見者であり、最初の研究者であった狩野亨吉の小論「安藤昌益」(岩波講座「世の ...
... 昌益という人物は非常に独自なものがあり、なかなか特異なところがある、というぐらいなことは高校の教科書にも書いてある ... 先駆・安藤昌益』という書名をつけたところ、「先駆」という言葉がいささかはやりまして、たとえばこの安藤昌益全集の ...
... 安藤昌益·佐藤信淵』一九七七年〔岩波書店〕※八戸市立図書館編『安藤昌益一九七四年〔伊吉書院〕寺尾五郎著『先駆安藤昌益』一九七六年〔徳間書店〕寺尾五郎著『論考安藤昌益」一九九二年〔農山漁村文化協会 □その他、八戸および近郊の関係者* 195 付属 ...
... 安藤昌益入門』秋田県歴史教育者協議会編・佐藤守・佐藤貞夫民衆社藤昌益と中江兆民」安永寿延第三文明社『安藤昌益』―平凡社選書 4—安永寿延平凡社○『安な『先駆安藤昌益』寺尾五郎徳間書店『稿本自然真営道』安永寿延校注平凡社○『安藤昌益・佐藤 ...
安藤昌益 32 また前にも「韻経書」の解説で触れておいたが、「『統道ノ伝』出」という後人が写本のさいに加注した文言について、これを昌益自身の筆と勘ちがいした次のような説もある。私自身も、八戸資料をまだ見ていなかった時期の旧著『先駆安藤昌益 ...
... 安藤は治國平天下の代表者聖人孔子を罵り、救世の代表者世尊釋迦をも呵り付けるのである。もし彼が此特色ある問題を提げて起ったとすれば彼は歐米の主義者の先駆者となったであらう。然るに彼の透徹性は茲に止ることを許さず、彼をして百尺竿頭一歩を進ま ...
... 先駆・安藤昌益』(徳間書店)八戸市市立図書館編『安藤昌益』(中央公論社)最近刊行されたものとしては、ハーバート・ノーマン『忘れられた思想家』(ノーマン全集・第三巻=岩波書店)渡辺大濤『安藤昌益と自然真営道』(勁草書房)狩野亨吉「安藤昌益」(安倍 ...
... 安藤は治國平天下の代表者聖人孔子を罵り、救世の代表者世尊釋迦をも呵り付けるのである。もし彼が此特色ある問題を提げて起つたとすれば彼は歐米の主義者の先駆者となつたであらう。然るに彼の透徹性は茲に止ることを許さず、彼をして百尺竿頭一歩を進ま ...
... 安藤昌益』農山漁村文化協会一九八六田村専之助『安藤昌益の研究―――その自然観を中心として』安藤昌益研究会一九八一 ... 先駆安藤昌益』徳間書店一九七六八戸市立図書館編『安藤昌益』伊吉書院一九七四 E ・ H ・ノーマン(大窪愿二訳)『忘れられた ...