... 行者から虚空蔵求聞持法という神秘な修法を聴いて山林遍歴に旅立った。こくうぞうぐもんじほう(注 11 )ぎょうじゃも十七歳の時に明経道の試験に合格し、『三教指帰』なる本を著してやがて出家するが、ひとりのさんごうしいき) 10 )みようぎようどう.
... 三教指帰(さんごうしいき)空海が二十四歳の時に書いた処女著作といわれるもの。道教、儒教、仏教の三教の優劣を一種のドラマ仕立てで論じており、空海自身の出家の決意書であるとされてい いる。さらに、建築技術や土木技術の発展にも大いに貢献し、大 ...
... 三教があります。皆聖人の教えですが、それぞれに深浅があって、もしひとつの網にほかの二つが取り込まれるなら、忠、孝 ... さんごうしいき虚空蔵菩薩を象徴する呪文を一定の作法に従って百万回唱える苦行をした結果、空海は宇宙と一体となるという ...
... 三五年 こんごうかいだいにちきょうし、九つに分かれた. せいりゅうじけいかだいにちきょうこんごうちょうきよう真言宗 ... さんしゅほうさんごうしいきそうじょう讃岐(香川県善通寺市)に生まれ、官吏養成機関である大学に入学したが、ほどなく、阿波 ...
... さんごうしいきこの「三教指帰」かん三巻はこれからのわたしの精進するぞ これだ!これこそほんとうのぶつきょう仏教. すすけん(じぶんぶつきょうみち自分は仏教の道を進む!とむ延暦十六(七九七)年くうかいさいふゆ空海二十四歳の冬だいがくたいがく ...
... さんごうしいき空海は修行遍歴中の二十四歳で『三教指帰』を書いた。小伝を含む、三教(儒・道・仏)の指帰(説くところの帰結=真理)いかんをたたかわせるドラマ形式の思想書である。亀毛先生はいう。儒教は学問である。忠孝、仁義礼信の徳を説く。ひたすら ...
... さんごうしいき『三教指帰』を著したと伝承される。周辺には現在も秦姓が多く、寺の向かいに金春屋敷跡伝承地がある。かつて本山が生駒山宝山寺だった関係から、宝山寺には金春禅竹自著の『猿楽縁起』と『円満井座系図』が蔵されている。いこまさん ...
... さんごうしいきろうこしいき入唐前の著作は『三教指帰』です。これは『聾瞽指帰』の改訂版であります。ごしょ目録では、帰国の直後、大同元年(八〇六)に朝廷に奏上した『御請来目録』や、弘とうじしんごんしゅうしょがくきょうりつろんもくろく仁十四年 ...
... さんごうしいきもんじ空海(弘法大師)はその著『三教指帰』の中で、「余に虚空蔵求聞持を呈す。その説に説く、もし人、法によってこの真言一百万遍を誦すれば、すなわち一切の教法の文義、暗記することを得る」と記し、これによって真言宗を開くきっかけと ...
... と、あらゆ空海の著作である『三教指帰』には、その間のことであろう記事が見えるさんごうしいきごし、山野を跋渉しながら修行を重ねた。ばつしよう空海は十八歳の時、都の大学をやめ、その後の数年間を私度僧、つまり乞食僧として過虚空蔵求聞持法.