夜空に星が瞬くように…

ゲームやら何やらのレビューを基本とした「にはは」な日記です

今回は不朽の名作シリーズ「とらハ」です♪

2005年10月07日 06時51分08秒 | ギャルゲー(歌詞付き)
今回は02年6月14日発売のとらいあんぐるハート1・2・3 DVD EDITION(JANIS)のレビューです。
言わずと知れた名作中の名作ですね。
最強のコストパフォーマンスを備えたこの作品。
とらハ3部作+おまけ×3を1つに収めるという、言わば暴挙ともいえることを実現したことはもはや伝説です(^^

なんといいますか、この作品は全部で6つの作品が収録されていて(おまけシナリオも含む)、そのどれもが小粒ぞろい。それらが1つに・・・なんというか、毛利の矢みたいな感じですね。
このシリーズの最大の魅力は、その作品中の雰囲気にあるでしょう。
ほのぼのとしていて、自身も暖かい気持ちになれます。そういった雰囲気を壊さず、全編貫き通したという点に拍手を送りたいですね。そして萌えゲーの1つの歴史でもあります。収録されている全てのゲームが、いわゆる萌えゲーに属しますので(^^)
また、同時に癒しゲーの歴史とも言えるでしょうか。
この、とらハシリーズは一見普通に見えて全然普通じゃない人々がヒロインですので、ほのぼのしてる中にも、起伏のあるシナリオですので、ホントにこの雰囲気にどっぷりつかれば、大変楽しますよ(ぉ
私は各ゲーム全てを含めて1つの作品としてとらえていますので、それぞれ収録されている各ゲームごとにレビューを書くことにあまり意味は見出せないのですが、一応少しずつ述べていこうと思います。

とらハ1について。
この作品はとらハシリーズの原点ともいえる作品で、この作品から上記雰囲気は確立されているといえます。むしろ、昨今出ている学園ラブコメ系作品の原点とも言えるかもしれません。なのでこのジャンルが好きな方は1度この作品をやってみてもいいかもしれません。
そして、この作品こそは、唯一とらいあんぐるハートの名前通り、小鳥と真一郎と唯子の三角関係を基調とした作品ですw もっとも、ドロドロとしたものにはなりません。なぜなら、元祖ラブエロ萌えゲーだからです(^v^)
おそらく、シリーズ中もっともエロいです。エチシーンで自分で選択肢で次の行動を選べますからね。ネタバレはあまり避ける方向でいきますが、発情期って・・・(笑)
とらハ1が出た時期自体は98年とかなり古いので、絵やCGや背景など、現在の観点からすればやっぱり荒いですが、それでもなんとか許容できるでしょう。
CVはなんといっても唯子ですかねぇ(^^;
「し~んいっちろうっ!!」の呼びかけは脳にきますよ。あのイントネーションといいw
ちなみに、パートボイスであって、フルボイスじゃありません。
ちなみに私のお気に入りにのキャラ及びシナリオはさくらと瞳先輩ですw

とらハ2について。
さざなみ女子寮の管理人を突如襲名した主人公、耕介とそこの住人とのほのぼのストーリー。
この2がとらハシリーズの中で1番ほのぼの色が強いかもしれません。それだけゲームの雰囲気がいいということですが、裏を返せばそれだけ中だるみがあるということにも。なのでシナリオ自体にはそれほどインパクトを感じませんが、この作品は、そんなところを主眼に置くべきではなく、ほのぼのとした良い雰囲気を評価すべきものです。
この作品自体が発売されたのは99年ということで、これも随分古いので1同様に、絵やCGや背景、立ち絵などを個別的に見るとやはり雑な感が否定できません。
ですが、この2もやはりとらハシリーズの特徴である萌えの要素をふんだんに受け継いでいます。知佳ぼうはその最たるものでしょう。そして知佳ぼうがこの作品では幅を効かせているがために、このとらハ2は妹ゲーのカテゴリーにも属します。
なので、ほのぼの系が好きで且つ妹ゲーが好きな方はプレイしてみてもいいかもしれませんね。
この2作目から女性キャラのみフルボイスとなってます。
そして、このとらハ2のもう1つの特徴としては攻略ヒロインの多さが挙げられます。総勢12名!!本当に多すぎ!!!
瞳先輩はこのとらハ2にも出てきますw
そしてどうにも、みなみはとらハ1の主人公である真一郎とくっつく傾向にあります(^^
これらからわかるように、1と2は同じ世界軸で、ちょこちょこ交わってきますので1をやってからプレイするとなおおもしろいかも。
ちなみに私が好きなキャラは、知佳たんとゆうひですw

とらハ3について。
私はこのとらハ3がシリーズの中で1番好きですねぇ(^_^)
とらハシリーズ3部作の最後の作品です。
この3から音楽をI'veが担当しており、音楽、主題歌共にレベルが高いですw
前作と比べるとシステムも向上してます。
時間制限付き選択肢も導入されています。
ただ、萌えゲーとしては1、2に劣るかもしれません。なんせ剣術や殺し屋が登場しますからね(汗)
それでも十分に萌えゲーの部類に属するでしょうがw
そして、燃えゲーにも属します。なにせ戦闘シーンがありますからww
さらに主人公、恭也の住んでいる家には歌姫が住んでいますwww
ここまでくると、どんな作品設定なんだよ!?と思うかもしれませんが、もはや筆舌し尽くし難いです。形容不能です。それはプレイして自分で確かめた方がいいかも(笑)
さらに感動ゲーでもあります。私はとらハシリーズで唯一涙腺緩みました(^^;
特に泣いたのは、蓮飛ですかね。最後はちょっと熱いです!!!
キャラとしてよかったのは那美たん、忍、フィアッセですね。特に那美はとらハシリーズの伝統である「萌え」を受け継いだキャラですので(^v^)

とまぁ、ざぁっと3部作について感想を簡単に述べてみました。ここで声優さんに着目してみると、とても豪華な人たちです。特に鳥居花音さん、日向裕羅さんは3作全部に違うキャラで登場しており、しかも全然違うキャラなので、マジでプロってスゲえ、と思いましたよ、私は("")
私の中では鳥居花音=ゆうひで脳内方程式が出来上がってます(オイオイ
岩城由奈さんも1、3で違ったキャラ(唯子と蓮飛)で、しかもホントにコレ同じ人が声やってんのかよ・・・とマジで思いましたw

続いて、ラブラブおもちゃ箱について。
ミニシナリオが2つ入ったものです。
「五月の月」は2の舞台であるさざなみ寮が舞台となって、1、2のキャラが一同に会し宴会をしていたところ、新ヒロイン雪がふらふらっと参加するところから話が始まります。
ん~、1、2のキャラが競演していてそれぞれの主人公の立ち絵や声があったりとうれしい要素が多いのですが・・・1のヒロインの顔、変わってますよね?(汗)
シナリオは普通です。ですが、新ヒロインの雪、結構いいキャラだった・・・。
ただ、ほとんどエロがありません。
「猫たちの午後」は2のヒロインの1人、美緒の猫友達の子虎が人間の姿になって、あぁどうしましょ的な話です。これだけ聞くと大したことない話のようにも感じますが、実際はかなりいい話で、熱くなれます。次郎はカッコイイよ・・・。

次は、リリカルおもちゃ箱です。
この作品こそ、とらハシリーズの最後の集大成といえるでしょう。
内容はミニシナリオとクイズ大会(?)です。
ミニシナリオ「魔法少女リリカルなのは」についてです。
この作品は、アニメの原作です。現在また続編の『魔法少女リリカルなのはA's』が放送されてますよね(^^
しかし、内容はアニメと随分違います。基本的に、なのは×クロノです。
まぁ簡単に言ってしまえばこんな感じなのですが、その質たるや、本編にも勝るとも劣らない出来です!!!とらハ3をやった人は絶対にこれもやらなくてはなりません!!!気持ちよくとらハシリーズを完結することが出来ます!!
ですが、そのあとについてくるフィリス先生シナリオはまあまあでしょうか。
「海鳴横断・ハイパークイズでPON!」について。
いわゆるクイズ大会です。ですがこれ・・・激難!!!もはや総当りで何度もチャレンジするより他ありませんでした(泣笑)

最後に、おまけシナリオについてですが、1,2,3の外伝がそれぞれ収録されています。ですが、キャラは作品の枠を超えて登場します。最後のとらハ3の外伝なんて、とらハシリーズのキャラのほとんどが登場します。まぁ夢の競演ってヤツですか(笑

以上、本作品収録のゲームのほぼ全ての感想を述べてきました(ふぅ
時系列からすると2→1→3となるんでしょうか?
エロさの観点からは、1>3>2
ほのぼのさ(=とらハっぽさ)の観点からは、2>1>3
作品全体の出来の観点からは、3>2>1
というのが私の意見です(^w^)
それぞれ、別々にインストールできるのもありがたいですね~。
そして、何度も言いますが、とらハは萌えがあってこその作品です!!
ですが同時にラブラブエロエロな作品こそとらハなのです!!!
要は恋人同士になってからENDING構長いので、その間ずっとラブラブエロエロなのです!!!これこそとらハの真髄!!!(マテ
そして、この作品は万人に薦められる、ギャルゲー初心者にはもってこいの作品です!!!

最後に、とらハの主題歌についてです。先ほども述べましたが、3からはI'veが音楽を担当しその質が上がったのですが、それ以前の1,2も十分名曲ぞろいなのです!!!むしろとらハといったら主題歌!!!といっても過言じゃないでしょう。
なんてったって、とらハ関係のアルバム、通称「サウンドステージ」は13枚もでてますからね・・・ってホントに多いわ!!!!
そこで例によって、歌詞を載せたいと思います。今回載せるのは、2より「風に負けないハートのかたち SS-Mix」(この曲は仁村知佳役の日向裕羅さんの音のはずしっぷりが最高!!!マジ萌える!!!)と、3より「See You~小さな永遠~」(これはKOTOKOとMELLの夢の競演により実現した珠玉のバラード!!!)を載せたいと思います。これら以外にも、とらハシリーズには名作が多いので、この2曲以外の歌詞を知りたいとか、載せては欲しいとかありましたらコメントくださいな。できるだけ対応したいと思いますので(かしこ



『風に負けないハートのかたち(SS-MIX)』
作詞:都築真紀&Yuka  作曲:かっちん  唄:仁村知佳(日向裕羅)


人込みの中 振り向かずいこう
今始まる 生まれたてのストーリー
切ない夜を きみと過ごした
口に出せない鼓動を抱いて

Feeling Heart
きみの瞳はあの日 空の色を写してた
Feeling Heart
指をつないで誓った約束 向かい風に消えそうでも

ハートはいつも 全開無敵
長すぎた嵐の夜 すぐにほら 青空に変わる
ハートはほらね 究極無敵
風の中 胸をはっていこうよ 
(All right?)

日射しの中と 星の夜空と
ずっと数えて 今まで来たけど
悲しい朝も きみは笑って
ぼくにくれた 柔らかなメロディ

Feeling Heart
空の青さ 覚えていて 涙ににじんだ時も
Feeling Heart
心つないで誓った約束 ちゃんとここまで来れたんだから

ハートはいつも ホンキで無敵
抱きしめるこの思いは 大きくも 強くもないけど
風に負けない ハートのかたち
泣いていた眠れぬ夜 きっとそう 強さに変えてく
ハートはそうさ 絶対(絶対!)無敵
風の中 笑って行こうぜ
負けないよ ぼくらの ハートは (OK!)
無敵だぜ! ぼくらの ハートは (あったりまえだーーい!)

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『SeeYou~小さな永遠~』
作詞 都築真紀・高瀬一矢  作曲 高瀬一矢  編曲 高瀬一矢
歌 KOTOKO & MELL


LaLaLa・・・

長い間悩んだ 寂しさと 人の心
短い詩を君に送るよ 胸に書いた言葉を

君が語りかけた 優しさに
気づかないで居たころ
もう一度戻れるなら 抱きしめて 笑ってあげたい

だから・・・
広げた手を青い空に振りながら
そっと涙をぬぐっている
そして・・・
巡り会えた君との日々
いつまでもずっと
忘れないからと 笑顔で見送る

いくつかの悲しみと 優しさと 人の涙
くり返した想い出の中 みんな生きてたんだね

君が言いかけてた あの時の
言葉がわからなくて
もう一度戻れるなら 抱きしめて 心に触れたい

きっと・・・
さよならから始まる日は
そっと優しさに包まれて訪れる
君は
振り向かずに歩き始める
遠くない未来 きっとまた会える その後ろ姿に

広げた手を青い空に振りながら
そっと涙をぬぐっている
そして・・・
巡り会えた君との日々
いつまでもずっと いつまでもずっと 忘れずに行くから

LaLaLa・・・

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