DVD-RAMディスクにデータを書き込むためには、あらかじめDVD-RAMディスクをフォーマットしておく必要があります。
フォーマット型式にはUDF形式とFAT32形式の2種類があります。
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UDF(Universal Disk Format)形式
DVDの統一標準フォーマットです。画像データや音声データなど、ファイル容量が多い場合の読み書きに適しています。
- FAT32
Windowsフォーマット型式のひとつです。WindowsMeまでのシステムでは、ハードディスクなどで使用されている標準論理フォーマットです。
UDFフォーマット形式(4.7GB/9.4GB DVD-RAMディスクの場合)
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ユニバーサルディスクフォーマット(UDF1.5)
DVD-RAMの標準フォーマットで、WindowsやMacintoshなどの異なるOS環境でデータをやり取りできます。
この型式でフォーマットしたDVD-RAMディスクには、「ビデオレコーディング規格」対応のDVDビデオレコーダーや同規格準拠のパソコン用のデータ書き込みソフトを使って書き込みできません。パソコンのデータを書き込むときは、こちらの型式が適しています。
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ユニバーサルディスクフォーマット(UDF2.0)
ビデオレコーディング規格(DVDフォーラム策定)に対応したDVDビデオレコーダーやパソコン用のデータ書き込みソフトで使用するためのフォーマット形式です。市販のDVDレコーダーなどで再生したい場合や、音楽データや映像データを書き込むときは、こちらの型式が適しています。
DVD-RAMディスクをフォーマットするときは、以下の手順に従って操作してください。
- DVD-RAMディスクをCD/DVDドライブに入れます。
- [スタート]をクリックし、「マイコンピュータ」をクリックします。
- CD/DVDドライブのアイコンを右クリックして表示されるメニューから、「フォーマット」をクリックします
- フォーマット種別を選択して、[開始]をクリックします。
パソコンのデータ用ならUDF1.5(またはFAT32)、音楽データや映像データならUDF2.0を選択します。
確認画面が表示されます。
- [OK]をクリックします。
フォーマットが始まります
- フォーマットが終わったら、[閉じる]をクリックして画面を閉じます。
【参考】
[スタート]をクリックして、「すべてのプログラム」-「DVD-RAM」-「DVD-RAMドライバ−」-「DVDForm」を選択しても、DVD-RAMディスクをフォーマットできます。
DVD-RAMディスクをVR(ビデオレコーディング)フォーマットにしたい場合は、「DVD-MovieAlbumSE」を使用してください(PC-AL90G、PC-RD1-3D)。