W-ZERO3 GPS
W-ZERO3[es] 、Advanced[es]でGPSを使う
w-zero3[es](エス)やアドエスで使えるGPSについて紹介・解説しておきます。
まずは説明書通りにドライバとソフト(USBGPS2W Utility)をインストールします。
USBGPS2 |
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W-ZERO3[es](エス)やアドエスで使えるUSBタイプのGPS |
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USBホストアダプターが標準で付いています。 |
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こんな感じで接続して使います。 |
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横画面でキーボードを出して使うと少しはマシに見えますが… |
そして、w-zero3
Advanced[es](アドエス)にこのGPSレシーバーを装着し、アドエスに標準でインストールされている「NABITIME」や、モバイルGoogleマップを使って現在地などを調べたり出来ます。
USBGPS2W Utility
またUSBGPS2に付属しているソフト、「USBGPS2W Utility」を使うと衛星を捕捉し現在地の緯度や経度、高度などが表示
されます。
USBGPS2W
Utility |
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USBGPS2に付属しているソフト、 |
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USBGPS2を接続後、左上の「開始」をタップ |
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ただ、僕にはこの手の知識がないため、この「USBGPS2W
Utility」の具体的な使い方はよくわかりませんが(苦笑)
「Pocet Mapple Digital」でUSBGPS2を使う
ここでは一応、僕が使っている「Pocet Mapple Digital」での使い方を中心に説明しておきます。
「Pocet Mapple Digital」はパソコン用の地図ソフト「Super Mapple
Digital」に付属しているPDA用のソフトでエスやアドエスでも利用でき、Ver.8からはエスやアドエス単体で簡易ナビとしても使える機能が追加されました(といっても、現在地から目的地までを直線で結ぶだけのものですが…)
このソフトを使うメリットは地図をメモリーカードに入れて使うためにネットに接続する必要がなく、無駄にバッテリーを消費しないことです。
また、PHSの電波が来ていない場所でも当然使うことが出来ます。
登山などで現在地やルートを確認するのには非常に便利だと思います。
インストール方法(ここからはアドエスを中心に説明しますが、エスでも大体同じです。)
まず、パソコンに「Super Mapple Digital」をインストールし、エスやアドエスをActivSyncでパソコンとつないでおきます。
そして、パソコンのスタートメニューから「すべてのプログラム」→「旺文社 Super
Mapple Digital」→「Pocet Mapple Digitalインストール」を開いて、「Pocet
Mapple Digitalプログラム(約1MB)」と「住所データーベース(約6.5MB)」、「鉄道駅データベース(約0.6MB)」をインストールします。
これらはすべて、アドエスの本体メモリーに入れてください。
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「Pocet
Mapple Digitalインストール」画面。 |
地図の出力
次に「Pocet Mapple Digital」用の地図を出力します。
地図はサイズが大きくなるので、microSDカードに入れたほうがいいでしょう。
「Super Mapple Digital」を起動し「ファイル」→「Pocet Mapple
Digital地図出力(G)」と進んで地図を出力。
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@まず、パソコンで「Super
Mapple Digital」を起動します。 |
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APocet
Mapple Digital 用ベクトル地図の出力を選びます。 |
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B「新たに地図を作成」を選択。 |
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C「市町村を選択して地図をインストール」を選択。 |
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D出力したい地域を選んでください。 |
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Eここでは奈良県を選択。 |
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F「Poket
PC インストール先の選択」は、地図は大きなサイズに |
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インストールが完了したら、アドエスで「Pocet
Mapple Digital」を起動し「地図」→「地図を開く」から開きたい地図を選び表示します。
地図を開くと直後は真っ白い画面になっていることが多いですが、横のスクロールバーの上のほうをタップして縮小すれば地図が表示されるはずです。
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←バーのこの辺りをタップ |
@「Pocet
Mapple Digital」を起動し「地図」→ |
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A最初は真っ白な画面になりますので左横 |
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Bしばらくすると地図が表示されます。 |
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簡易ナビ機能
さて、簡易ナビ機能の説明をします。
「地図」→「検索(住所・駅)」→「住所検索」などで目的地を表示し、「カスタム情報」→「入力」→「テキスト入力」を選択します。
そうするとテキスト配置モードになるので地図上の目的地をスタイラスで押すと画面が切り替わります。
画面が変わったら「名称」欄に名称をつけ「OK」を押します。
簡易GPS機能 |
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@地図を開きます。 |
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A「カスタム情報」→「入力」→ |
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Bテキスト配置モードになるので地図上 |
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C画面が切り替わります。 |
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D名称欄に目的地の名前を適当 |
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E地図上の目的地に名前が表示。 |
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F次に「カスタム情報」→ |
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G目的地をタップ(色が変わるまで)して選択 |
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Hこんな感じの青い線が現れます。 |
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IUSBGPS2をアドエスに接続し |
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JGPSの接続ポートはCOM9に設定して |
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K以上で、 |
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なお、ディフォルトでは画面上が北に固定 |
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GPSを止めるには「地図」→「GPS位置取得」をもう一度選択します。
最後に簡易ナビの解除を行ってください。
「カスタム情報」→「目的地方向・移動」→「目的地方向の直線表示を解除する」で直線表示を解除出来ます。
次に「編集」→「すべて選択」→「削除」で目的地の入力を削除出来ます。
初代W-ZERO3(WS003SH)でも簡易GPS
「Pocet Mapple
Digital」とW-SIMを使った簡易GPS
なお、「Pocet Mapple Digital(ver.7以上)」にはW-SIMを使った簡易GPSシステムが付いているので簡単に紹介しておきます。
これを使えばGPSレシーバーを持っていなくてもおおよその現在地がわかります。
(ただし、もちろん「Pocet Mapple Digital」と、WILLCOMと通信系約したW-SIMのふたつがなければ使えませんが…)
「Pocet
Mapple Digital」とW-SIMを使った簡易GPS |
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@「Pocet
Mapple Digital」を起動し |
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Aあとは「W-SIM位置取得」を選べば自動的 |
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B画面の中心が現在位置です。 |
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この方法を使った簡易GPSは、W-SIMが電波を受信しているWILLCOMの基地局を表示しているので、実際の位置よりは300メートルほどずれてしまいますが、それでもおおよその現在位置が表示されるのでなにかと便利かと思います。
また、エスやアドエスだけでなく、初代のw-zero3でも使えます。
以上、W-ZERO3 Advanced[es]でGPSを使う方法でした。