Kuma433セットアップ大作戦

Kuma433のマザーボードとハードディスクをタワー型のケースに移設。
CD-RWとCD-ROM、Floppyを装着した、Rise611。
無事Windows2000は、インストールできたが16色しか表示できない。
ディスプレイアダプターのドライバーが認識されていない。
今回は、トラブルシューティングです。


台湾のRiseコンピュータのページよりR611のマニュアルとWindows2000用のドライバーをダウンロード。
デバイスマネジャーよりドライバーのインストールを行いました。
結果は、X。”デバイスドライバーの場所が特定出来ませんでした。”のエラーが出ました。フロッピーディスクに落としたドライバーの場所を指定しても結果は、同じ。
いったいどうしたことだろう。
色々考えてみたが、結論は出ず。ジャンクで買った物だから、ひょっとしたらBIOSが損傷している可能性もある。
とりあえずBIOSの再インストールを行ってみることとした。

BIOSのアップデート

R611のBIOSのアップデーターは、同じくRiseコンピューターにあります。
圧縮がかかっているのでダウンロード後Lhacaにて解凍しました。
解凍されたフォルダーには、
awdflash.exeとr661-012.binの二つのアイコンがあります。
awdflash.exeがAWARDのBIOSを書き換えるソフトです。
r661-012.binが、BIOS本体になります。まずは、BIOS書き換えようの起動ディスクを作成します。

起動ディスクの作成方法。

BIOSをアップデートするには、DOSプロントで行う必要があります。
DOSで立ち上げるために起動ディスクを作成します。
起動ディスクを作成する方法は、いろいろありますが、たまたま仕事場にWindows98のマシンがあったのでそれで作成することにしました。
1.フロッピーをドライブに入れて、『マイコンピュータ』の『3.5FD』を右クリックします。
2.メニューの中のフォーマットを選択します。
3.『システムのコピー』というチェックボックスにチェックを入れフォーマットを実行します。
フォーマットが終了したら、作成された起動ディスクに先ほどダウンロードし解凍したBIOSファイルとフラッシュユーティリティーをコピーします。
これでBIOS書き換えようの起動ディスクを作成することが出来ました。
BIOSは、システムの根幹です。書き換え最中にトラブルが起こると二度と起動できなくなります。
書き換え途中に電源を切ることはもちろんのこと不安定な要素は、必ず事前に取り除いてください。

BIOSの書き換え作業。

先ほど作成した起動ディスクをフロッピードライブに差し込み再起動します。
A:\AWDFLASHと入力しENTERを押します。(\は、実際は、バックスラッシュです。)
するとフラッシュユーティリティーが起動します。

FLASH MEMORY WRITER V7.64A

(C)Award Software 2000 All Right Reserved

 

For i815-W83627HF-6A69RAB9C-0

DATE:09/22/2000

Flash Type-

File Name to Program :

 

 

 

 

Error message :

Biosユーティリティーを立ち上げた画面です。
だいたいこんな感じになります。
File Name to Programというところにプロントが点滅しています。
r661-012.binとBiosファイル名を入力してください。
しばらく待つと、画面下の『Error Message :』の欄に
Do You Want TO Save Bios (Y/N)
というメッセージがでます。
BIOSを保存しますか?というメッセージです。
Biosに不都合があった場合、元に戻す必要がありなすので、保存(Y)します。
File Name TO Saveと表示されるのでr661.bin.oldと名を付けて保存します。
Now Backup System Bios to File!と保存中のメッセージが表示されます。
保存が終了すると
Are you sure to program (y/n)と表示されるので『y』を押してください。
フラッシュユーティリティーは、新しいBiosをROMにロードします。
BIOSのロードが完了したら、システムの電源を切り、マザーボードのCMOSジャンパーをCMOSをクリアーしてください。
次にジャンパーを元の位置に戻し電源を入れ『DEL』キーを押してCMOS Setup Utilityを実行します。
適切な初期化にハードウエアーの初期値をロードするために、Setup Utilityの中で『
Load Setup Defaults』のオプションを選択し『Y』を入力します。
以上でBIOSのアップグレードは、完了です。
再起動すると上から3行目にBiosのバージョンが表示されます。
ちゃんとアップグレードしているか確認してください。
以上BIOSをアップグレードする方法を紹介しましたが、BIOSの書き換えは、非常に危険な作業です。
絶対にコンピューターをリセットしたり、電源を切ったりしないでください。

このページで扱っている改造に関してHobbyは、一切責任を持ちません。
改造を行えば当然メーカー保証は、無くなります。
最悪、起動不可になることもあります。

あくまで改造は、自己責任でお願いいたします。