台湾のRiseコンピュータのページよりR611のマニュアルとWindows2000用のドライバーをダウンロード。
デバイスマネジャーよりドライバーのインストールを行いました。
結果は、X。”デバイスドライバーの場所が特定出来ませんでした。”のエラーが出ました。フロッピーディスクに落としたドライバーの場所を指定しても結果は、同じ。
いったいどうしたことだろう。
色々考えてみたが、結論は出ず。ジャンクで買った物だから、ひょっとしたらBIOSが損傷している可能性もある。
とりあえずBIOSの再インストールを行ってみることとした。
R611のBIOSのアップデーターは、同じくRiseコンピューターにあります。
圧縮がかかっているのでダウンロード後Lhacaにて解凍しました。
解凍されたフォルダーには、
awdflash.exeとr661-012.binの二つのアイコンがあります。
awdflash.exeがAWARDのBIOSを書き換えるソフトです。
r661-012.binが、BIOS本体になります。まずは、BIOS書き換えようの起動ディスクを作成します。
BIOSをアップデートするには、DOSプロントで行う必要があります。
DOSで立ち上げるために起動ディスクを作成します。
起動ディスクを作成する方法は、いろいろありますが、たまたま仕事場にWindows98のマシンがあったのでそれで作成することにしました。
1.フロッピーをドライブに入れて、『マイコンピュータ』の『3.5FD』を右クリックします。
2.メニューの中のフォーマットを選択します。
3.『システムのコピー』というチェックボックスにチェックを入れフォーマットを実行します。
フォーマットが終了したら、作成された起動ディスクに先ほどダウンロードし解凍したBIOSファイルとフラッシュユーティリティーをコピーします。
これでBIOS書き換えようの起動ディスクを作成することが出来ました。
BIOSは、システムの根幹です。書き換え最中にトラブルが起こると二度と起動できなくなります。
書き換え途中に電源を切ることはもちろんのこと不安定な要素は、必ず事前に取り除いてください。
先ほど作成した起動ディスクをフロッピードライブに差し込み再起動します。
A:\AWDFLASHと入力しENTERを押します。(\は、実際は、バックスラッシュです。)
するとフラッシュユーティリティーが起動します。
|
For i815-W83627HF-6A69RAB9C-0 DATE:09/22/2000 Flash Type- File Name to Program :
|
Error message : |
Biosユーティリティーを立ち上げた画面です。
だいたいこんな感じになります。
File Name to Programというところにプロントが点滅しています。
r661-012.binとBiosファイル名を入力してください。
しばらく待つと、画面下の『Error Message :』の欄に
Do You Want TO Save Bios (Y/N)
というメッセージがでます。
BIOSを保存しますか?というメッセージです。
Biosに不都合があった場合、元に戻す必要がありなすので、保存(Y)します。
File Name TO Saveと表示されるのでr661.bin.oldと名を付けて保存します。
Now Backup System Bios to
File!と保存中のメッセージが表示されます。
保存が終了するとAre you sure to program
(y/n)と表示されるので『y』を押してください。
フラッシュユーティリティーは、新しいBiosをROMにロードします。
BIOSのロードが完了したら、システムの電源を切り、マザーボードのCMOSジャンパーをCMOSをクリアーしてください。
次にジャンパーを元の位置に戻し電源を入れ『DEL』キーを押してCMOS Setup
Utilityを実行します。
適切な初期化にハードウエアーの初期値をロードするために、Setup
Utilityの中で『Load Setup
Defaults』のオプションを選択し『Y』を入力します。
以上でBIOSのアップグレードは、完了です。
再起動すると上から3行目にBiosのバージョンが表示されます。
ちゃんとアップグレードしているか確認してください。
以上BIOSをアップグレードする方法を紹介しましたが、BIOSの書き換えは、非常に危険な作業です。
絶対にコンピューターをリセットしたり、電源を切ったりしないでください。
このページで扱っている改造に関してHobbyは、一切責任を持ちません。 あくまで改造は、自己責任でお願いいたします。 |