ホソバハガタヨトウ

 
■ 分  類 チョウ目 ヤガ科 モクメキリガ亜科
■ 学  名Meganephria funesta
■ 発生時期11月〜12月
■ 分  布本州、四国、対馬
■ 大 き さ開帳 50〜55o
■ 食 べ 物ニレ科(ケヤキ)
ホソバハガタヨトウ(成虫)

2019.11.20 岡山県吉備中央町

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■ 備    考
里山に多く産する秋キリガ。
全体が薄い黒色で、ぼやけた紋が浮かび上がる。「ホソバ(細羽)」の名の通り、前翅はやや細長い。また、「ハガタ(歯形)」については、よく分からないが、外縁がやや波打っているからだろうか。あるいは、不明瞭ではあるが外横線がギザついていることに由来するのかもしれない。
ヨトウガにも似ているが、出現する時期が異なる。また、腎状紋の内側にある小さな黄色い点は、安定した特徴らしく、ネット上の複数の写真を見ても、確認できる特徴である。
■ 岡山県の情報
岡山県全域に広く分布し、普通。

2019年吉備中央町
11月20日、初めてライトトラップに飛来。岡山県中部では普通種ということだが、初見であったこともあり採集。種名が分からず、「みんなで作る日本産蛾類図鑑」で本種であるとの助言をいただいた。
その後、しばらく飛来しなかったが、12月2日〜3日(少雨)、再び4頭ほどが飛来。内1頭を採集した。その後も時折飛来し、最終は12月25日。
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