つかいかた

インストール

インストールというほどのインストール作業はありません。
使い方というほどの使い方もツール自体にはありません。

以下、環境毎に解説します。



オンライン版

まずはどんなものか試してみたい、という場合はオンライン版をお試し下さい。 EPSへの変換、GIF出力が得られます。
(Linux上で動作しているため、日本語には一切対応していません)

用意するもの

GIFが表示できて、cgiがつかえるブラウザ。 テキストオンリーのブラウザはつらいかもしれません。

使い方



UNIX(Linux)版

これがオリジナルです。

用意するもの

ダウンロードと設定

コマンド tchart.pl
(tchart.pl, 6,738 bytes, modified 2002/08/13)

ダウンロード後、適当なところにおいて、chmod +x で実行属性をつけてください。 perlが/usr/bin以外にある場合、tchart.plの冒頭のパスを書き換えてください。

使い方

コマンド:

tchart.pl <原稿ファイル.tc> <出力.eps>
出力を省略すると、標準出力にでてきますが、あまり嬉しいことはありません。

作者の普段の使い方:



Windows版

Windowsでの需要を考え、コマンドプロンプト(DOS窓)で動作するようにC++に移植して、実行型式をつくりました。 そのため、perl版と機能に差がある場合があります。

用意するもの

ダウンロードと設定

出力に応じて2種類あります。

  1. tchart.exe →EPS
    実行バイナリ tchart.exe
    (tchart.exe, 74,240 bytes, modified 2002/08/23)
    ソース tchart.cpp
    (tchart.cpp, 12,082 bytes, modified 2002/08/23)

    実行バイナリをダウンロードし、適当なフォルダにいれてください。

  2. tcbmp.exe →Bitmap
    実行バイナリ tchart.exe
    (tchart.exe, 74,240 bytes, modified 2002/08/23)
    実行バイナリ tcbmp.exe
    (tcbmp.exe, 76,800 bytes, modified 2002/08/23)
    ソース tcbmp.cpp
    (tcbmp.cpp, 9,355 bytes, modified 2002/08/23)
    サンプル tcbmp_sample.tc
    (tcbmp_sample.tc, ,433 bytes, modified 2002/08/13)
    (tcbmp.exeがtchart.exeを呼び出します)

    実行バイナリ2つをダウンロードし、適当なフォルダに入れてください。 試しに、tcbmp_sample.tcをダウンロードし、tcbmp.exeにドラッグ&ドロップしてみてください。 tcbmp_sample.bmpが生成されれば問題ありません。
    「コマンドまたはファイル名が」系のエラーが表示された場合は、tcbmp.exeのショートカットを作成し、そのプロパティの作業用フォルダをtchart.exeをいれたフォルダに設定してください。

使い方

使い方は2種類あります。

コマンドプロンプトを開いておき、

tchart.exe <原稿ファイル.tc> (<出力.eps>)
tcbmp <tchartの出力.eps> (<出力.bmp>)
tcbmp <原稿ファイル.tc> (<出力.bmp>)>
と入力します。
第2引数を省略した場合は、拡張子を適当につけて出力します。 tcbmpは「拡張子が .tcであるか」だけを見て、.tcの場合は自動的にtchart.exeを呼び出し変換した上で、ビットマップファイルを作成します。それ以外は、簡易的にEPSを解釈してビットマップにして出力します。
(tcbmpは他用途に転用はおそらく無理です。tchartの出力の一部を解釈して作図する機能しかありません)

二つ目の方法では、tchart.exe、tcbmp.exeのアイコンに、原稿ファイルをドラッグ&ドロップで直接投入します。 この時、原稿ファイル名の拡張子を .eps もしくは .bmp に変えて出力します。

なお、Windows9x系では、MS-DOS窓で動作することになるため、ファイル名が8.3文字に制限されます。そのため、長いファイル名の原稿を入れると、ファイル名が短縮されて出てきます。

作者の手抜きの関係上、出力されるビットマップファイルは常に24bitです。 そのため、無駄にファイルサイズが巨大です。一度図が完成したら、 適当なペイント系ソフトに読み込み、gifなどで保存し直すことをお勧めします(JPEGは不可)。



→くまがいリング
東北大学大学院 工学研究科 機械電子工学専攻 江村研究室 TChart / kumagai@emura.mech.tohoku.ac.jp