ナビ取り付け
(意外と簡単でした)

20031108
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この青い物体(?)が、ナビの本体です。
なぜこのモデルにしたかというと、購入当時、DVDビデオが再生できるのが、このモデルだけだったからです。
ちなみに、マッキンのオーディオは、今は職場のロッカーの中で余生を送っています。(「オーディオ編」参照)


いままで、私の中で、「ナビゲーション、買ったお店で 付けるモノ」という暗黙の認識がありました。見てるとコードの束ばっかり見えて、何がドコへあるんじゃい。てなカンジ。ところが調べてみると、ほとんどがナビの機械同士での接続で、車両へ接続するのは、
なんと「たった6本」。

・・・・・・・・・・・・・・マジ? じゃあ、自分でできるじゃん!
ということで、やってみました。


まず、必要な6本の配線の内訳から。
@常時電源。
 (バックアップや時計等のメモリなどに使用するため。)
AACC電源。
 (イグニッションをACCまで回すと通電する。)
Bイルミネーション電源。
 (ライトを点けた時に通電。夜間の走行時に画面の光量の切替に使用。)
Cアース。
 (基本的に、車両のどこに繋げてもOK。通常は何かのビスと共締めする。)
D車速信号。
 (自車が移動中か否かを判断する信号線。この作業のキモです。)
Eパーキングブレーキセンサー。
 (自車が自力走行中に、ナビやTVの操作や視聴をできなくする安全装置のため。)


@からCまでは、オーディオ関係の配線から取ってこれます。Dについては諸説あり、BH5だと助手席足下のコンピュータから取るのが一般的みたいですが、万が一のことがあったら走行不能になってしまうので、どうにかならんもんかな、と思っていました。(Eの信号は、通常はサイドブレーキの裏から取ってきます。これもカンタン。)


そこで、今回使用したのが、運転席ステアリング下の「サービスコネクタ」。これは人によって呼び方が異なり、「用品コネクタ」とか、「サービスカプラ」などとも言います。ここだと、なんと上記6本の配線すべてがあります。そこで、私はCアース、Eパーキングブレーキセンサー以外の4本をエレクトロタップで接続しました(写真なし)。


本当なら、正直に6本とも接続してしまえばいいのですが、後々アーシングすることも考え、アースは他のビスと共締めすることにしました。


で、ここからがポイント。確かに、走行中の操作や視聴は、事故などの重大な問題に繋がることが多いモノ。本当はオススメできませんが、例えば助手席の人や、後部座席の人が視聴する分にはかまわないだろう、ということで、
「走行中にも自由に操作できる」ようにしてみました。それは・・・・・。


Eパーキングブレーキセンサー信号を
つながずに、アースと一緒に
共締めしておく


これだけで、安全装置はキャンセルされます。つまり、
「選んで結線するのは4本、
ドコでもイイからつなぐ線2本」

で、基本的には終了だったんですね。カンタンでしょ?


加筆訂正。
先日、
「どうやらナビによっては、
Eパーキングブレーキセンサーに
車速テスト信号を検知するモノもある」

との情報を頂き、早速調査。
どうやら、一部のモデルでは、「12V」の電気信号が必要らしいです。
その場合は、@常時電源から、エレクトロタップで信号を分岐し、
それをEパーキングブレーキセンサーにつないだ後、アースに落とす、
という方法で接続するそうです。

私のmitsubishiのモデル、carozzeriaの楽ナビシリーズは
直アースで問題ないそうですが、
その他のモデルは、メーカーに要確認、ですね。

(この記事のみ20031210)



んで、コレが装着後の写真。一番悩んだのは、TVのアンテナと、モニタの位置でした。

これは、後ろからの画像です。リアゲートが開いてもアンテナが干渉しない位置を探し、両面テープで接着。



リアゲートを開けたトコ。左側。



で、コードはゲートに干渉しないように貼り付けて・・・・・(これは右側)



リア左側のあたりから、室内に引き込むことにしました。
もっと上手い施工がしたかったんですが、途中でメンドくさくなってしまい・・・この有様。

(ブチルゴムを使用しています。)


そのほか、ゴチャゴチャした機材はすべて、助手席足下へ収納。
カーゴルームの内張を剥がしつつ、1時間ほどで配線完了。


運転席の図。モニタはこの位置に。

なぜこの位置なのか。
@後々のシートのローポジ化を見据え、あまり高い位置にはモニタを付けられない。
ADefiの3連メータを、モニタの上部から見えるようにしたい。
Bセンターパネルにある、ドリンクホルダを活かしたい。
C助手席はもちろん、後部座席の人からもモニタが見えるようにしたい。
Dただし、エアコンパネルは見えないと困る。


これらのため、中央運転席側の、送風ダクトに取り付けることにしました。
運転中、モニタの全面が見られないのと、
リモコンの受光部が、ちょうどステアリングで隠れてしまうのを除けば、案外いいカンジ。

これが、ステアリング左下の写真。
真ん中の装置は、エンジンスターターのスイッチで、この作業には関係ありません。
写真上部から、ステアリングコラム内に延びる太めのコードが、モニタの配線。




こんなカンジで、アダプターを別途購入。視界を妨げない位置までモニタを下げてセット。
ただし、エアコン表示部が見えるように、というギリギリの位置を探します。

ただし、もちろんハザードスイッチは見えなくなります。
(押す時は、カンで押してます。)

追伸。このアダプタ(またはアタッチメントとも言うらしい)は、結構便利です。
例えば、APEX系のAVC−Rなんかを取り付ける時、これを使えば、体裁良く取り付けられたりします。

ただ。

この位置だと、よくフロントガラスが曇ります。車内外の温度差の関係で、
アダプタ上部からフロントガラスに直に冷気(あるいは熱気)が当たるためと思われます。
それがガマンできるかどうか。
皆さん次第ですね。(ワタシは割と平気)