H265対応DLNAクライアント2017年04月19日 22:03

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今まで取りためた動画はH264のMP4で保存してきました。画質、容量とも満足でしたがHDDの増設を繰り返すのが頻繁になってきたのでH265に変えました。1080Pから720Pにしても違いは分からないので圧縮率はH264(1080P)の1/3になりました。2時間の動画の容量はH265(720P)で2.6Gくらいになります。
この動画をAV-LS700のDLNAクライアント機能で見ていましたが、H264からH265にしたらサーバーでトランスコードして送ってくれます。一応見れるのですが早送り、巻き戻しができません。AV-LS700の仕様を見るとH265は非対応です。そこで市販のDLNAプレーヤーを調べるとIODATAやバッファローにはH265対応はありません。
結局安さと性能を両立するのはAndroidのTV_BOXになりました。
AmazonのFireTVでも良いのですが中華の安いものを探しました。1G RAM/8G ROMが低価格帯の標準ですがRAMは2Gは欲しいところです。ROMは外付けもできますので関係ありません。
RAM2Gで最安値のものはdocooler V11でした。Amazonで3970円です。
送られて来た物です。ACアダプタは日本仕様でした。

HDMIをテレビにつなぎ電気を入れるとAndroidが起動します。

AndroidのTV_BOXはAndroidのOSをいれたコンピュータです。出力がHDMI対応のモニター(家庭用テレビ)、キーボード・マウスも付けられますが付属のリモコンで操作します。入力はUSBのHDD、メモリカードなど、またLANとWifiがあるのでネットワーク上のデータ(Windows標準のファイル共有、DLNAサーバー上のファイル)が利用可能です。通常のAndroid端末のように好きなアプリを入れられます。
当初この値段で本当に2Gか疑っていましたが2Gありました。さらにAmazonサイトではOSバージョンが5.1でしたが来たのは6.0でした。またroot化もされていました。

TV_BOXがDLNAクライアントになると言っても、それ用のアプリを入れているからです。TV_BOXではたいがい数種のアプリがインストール済みです。DLNAクライアント機能があるネットワークプレーヤーソフトで有名なのはKODIというソフトです。おそらくすべてのTV_BOXにインストールされています。他にはYouTube などもインストールされています。
ホームはMboxランチャーというものでした。

今まで専用機(AV-LS700)でしたので単純操作で済みました。サーバーがEmbyなので、わざわざKodiのDLNA機能を使わなくともAndroidタブレットと同じEnby Androidをインストールしましたが、画面の大きさが変更できません。テレビに合わせてくれないのです。またタブレットが前提なのでタッチパネルかマウスでないと快適に使えません。その為この案はボツとなりました。調べるとEmby for Android TVというアプリがリモコンで操作しテレビにもフィットするらしいアプリであることが分かりました。しかしこちらは月700円くらい掛かります。月額ですよ!。
そこでAndroidのDLNAクライアントをいくつか試しましたが中々適当なものがありません。結局動画と音楽はKODIを使い画像はBubbleUPnP for DLNA/Chromecastを使います。
他にWOLのためにWol Wake on Lan Wanをそしてシャットダウン用にShutdownをそれぞれインストールしました。
出来上がったホーム画面です。ランチャーアプリはADW Launcher 2をインストールしています。

これでほぼリモコンだけで操作できAV-LS700なみに使えます。何と言ってもH265コンテンツで早送り、巻き戻しができます。動作もサクサク動いています。たまにYouTube を見たりブラウザを使っています。これらはさすがにマウスが必要で手持ちのLogicoolのM212のマウスだけ使っています。
このV11がアマゾンで2Gの最低価格と思っていましたがSAMMIX R95Sがキーボードタッチパッド付きで5699円ならこちらの方が安くなります。



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