広告

このページは

Linux+電子工作(ハード)のページです。
Linux経由でハードをいじるという時の日本語の情報があまりないので、何かの足しになればと思います。
まだ、情報は少ないですが、徐々に増やしていく予定です。

ちなみに使っているディストリビューションはDebianのunstableです。

主に秋月電子など通販で安く買えるところで買える部品を使うようにしています。なので入手性は良いと思います。
どうしても手に入らない場合はチップワンストップDigkeyで購入します。

Twitter始めました→@tantinjp

適当に作り語る

blog/2017-01-14

Flir lepton 3その2

continue form: [Flir lepton 3]

実際にFlir lepton 3で撮影した画像を載せてみる。

test_lepton3_1.png

下の以前撮ったFlir Leptonのものよりも大きくはなっている。

leptonimg.png

Flirはこれよりも大きな解像度のモジュールも作っているのでそのうち手に入るようになるかもしれない。

continue on: [Flir lepton 3 その3]
Category: [FLIR_Lepton] - 07:25:47

blog/2016-12-25

Flir lepton 3

赤外線カメラ「Flir Lepton」の後継が「Flir lepton 3」らしく、今までは80x60の解像度だったのが160x120と4倍になっている。
しかし、Flir LeptonはDigikeyや秋月などいろいろなところで買えるのに「Flir lepton 3」を買えるところは無い。せいぜい、ebayなどで出品されているものぐらい。

ところが実はこの「Flir lepton 3」は最新の「Flir One」で使われている。
つまり、「Flir One」を壊して中から取り出せば手に入るのである。

amazonなどでは「Flir One」は3万円強ぐらいで売られているから、「Flir Lepton」の値段と比べてみても高いものではない。

便利なことにピン配置や電源電圧などFlir Leptonと同じなので単純に差し替えるだけで使える!
ただし、解像度が80x60から160x120となっているので読み取り方法が多少変わっている。

詳しくは以下のFlir lepton 3のデータシートを参照。PDFです
http://sa2207cdd69b06d51.jimcontent.com/download/version/1479566382/module/10149838693/name/Lepton_Datasheet.pdf

そのうちまとめ記事を書くかもしれない。

continue on: [Flir lepton 3その2]
Category: [Dropbox][FLIR_Lepton] - 14:20:32

blog/2016-05-27

pyGerber2Gcodeがアップデートしてる

pyGerber2GcodeSourceFogeに移ってアップデートしている。

CUIだけどテストバージョンが出てる
CUIとはいえ、結果がmatplotlibで表示されるので便利。

テストバージョンは裏表だけでなく複数の銅レイヤにも対応したみたい。
ただ設定ファイルが大きく変わってxmlフォーマットになっているので今までの設定ファイルは使えない。

Category: [PCB][CAD,CAM] - 15:24:18

blog/2016-03-17

grblでCNCを動かす

最近はパラレルポート(プリンターポート)を持つPCが少なくなってきたのでシリアルやUSBでCNCを動かすのが流行っている。
いろいろあるけどGrblが一番有名だと思うのでGrblを使うことにした。

今までLinuxCNCでCNCを制御してきたけどLinuxCNCはまだUSBやGrblに対応してないし、専用のPC(パラレルポート付き)も必要。Linuxのバージョンも古い

その点、GrblなどはArduinoで動くので専用のPCはいらないし、小さいし、安い。

PCからUSB経由でGrblをコントロールするにはbCNCなどを使えばいいので普段使っているPCからCNCが制御できる。
ただ、Grblは3軸まで。4軸以上を制御できる似たようなものもあるのでそれを使っても良いかも。

特に問題がなければ今後はLinuxCNCを使わないかも。

Category: [CNC][Android] - 20:18:47

blog/2016-03-13

そういえば最近Qucsのパッケージがない

そういえば最近DebianにもUbuntuにもQucsのパッケージがない。 UbuntuはPPAがあるのでいいけど、DebianはUbuntuのを強引に使うかソースからコンパイルしないとダメかな。

Category: [シミュレータ] - 22:23:05

Ubuntu 15.10 にKiCADがない

Ubuntu 15.10 にKiCADがない。
15.04と次のバージョンxenialにはあるのに。

バージョン4になってゴタゴタしてるのかな

前に同じような内容の記事を投稿していた (..;

Category: [KiCAD] - 22:14:00

blog/2016-03-03

KiCADのCvPcbで選べないフットプリントがあった

KiCADCvPcbでHousings_DIPなどモジュールファイルはあるのに選択できないのがあった。

いろいろ調べてみたけどなかなか原因がわからなかった。
というか適切な検索ワードが考えつかなかったのかもしれない。

結局、似たような現象の解決方法を試してみたら直ったのでよかった。

どうやってやるかというと

~/.config/kicad/fp-lib-tabel

を削除して(というか名前を変えて)初期化したら直った。

あれやこれややっていたら最近はGitHubにあるフットプリントを使ってるんだなあと言うことに気がついた。

Category: [KiCAD] - 00:53:48

blog/2015-12-15

FLIR_Leptonについてまとめてみた

安価な長波長赤外線カメラFLIR Leptonについて分かってきたことがあるのでまとめてみた

いろいろ面白いデバイスだ

Category: [FLIR_Lepton][Sensor] - 01:44:34

blog/2015-11-12

KiCAD ver.4 その2

continue form: [KiCAD 4]

EESchemaPCBnewでは警告はでるもののそのまま前のバージョン(Ver. 3)のデータを開けるが、CvPcbではすぐに開けない。

まず、EESchemaのツールバーにある「BACK」アイコンをクリックして以前のバージョンのコンポーネントとフットプリントとを関係付けるデータ(*.cmp)を読み込む。
で、CvPcbを起動すれば一応読み込める。

ところが、今までのコンポーネント名とフットプリント名が違うので、警告がでる。
ひどい場合はPCBnewに反映されない。
そういう場合は新しいフットプリント名に直す必要がある。

さらに面倒なのが例えば今まではチップ抵抗やチップコンデンサに使っていたSMxxxx(例えばSM0805)が抵抗のもの「Resistors_SMD:R_0805」とコンデンサのもの「Capasitors_SMD:C_0805」に分かれてしまった。
多分どちらか片方を両方に使っても良いのだろうけど気分が悪い。

また、CvPcbでコンポーネントとフットプリントを対応付けて保存だけではダメで、一旦EESchemaに戻って再度ネットリストを保存する必要がある(何で?)。

そんなこんなで少しイライラしながらも、新しいKiCADを使い始めている

Category: [KiCAD] - 08:08:34

blog/2015-11-10

KiCAD 4

DebianのunstableでKiCADのバージョンが4になった。
実はしばらくunstableではライブラリの依存関係に問題があってKiCADが動かなかった(インストールできなかった)。

Debianのunstableで動いたからUbuntuでも大丈夫だろうと15.10にバージョンアップしたらまだダメらしくインストールできない。→PPAを登録すればインストールできる
まあ、そのうち使えるようになるでしょう。

バージョン4になっていろいろいろいろ変わったためまだ慣れていない。
CVpcbが使いにくくなったように思う。
機能が増えたみたいだけどまだ試していない。
慣れてないせいか使いにくい感じが強い

やってないけど多分4で作ったものは以前のバージョンでは読めないと思う。

continue on: [KiCAD ver.4 その2]
Category: [KiCAD] - 01:26:52

blog/2015-10-06

PLAは楽ちん

新しいバージョンのファームウエア(UI?)ではノズルの温度を仕様(230℃)以上にするとエラーになる(ちなみにノズルの温度を230℃以下にしてもオーバーシュートで230℃を超えたらエラーになる。ちょっと厳しすぎるんじゃないか)。
なのでPLAで成形するようにした。

PLAはとても楽。
特にエクストルーダー(フィラメント送り機)が空回りしなくなったのでほっておいても良くなった。ABSの場合たまに空回りすることがあったので見張ってなくてはならなかった
何時間も見張ってなくて良くなったのはでかい。

新しいヘッドを買うまではPLAで行く予定。あるいは新しい素材を試して見るかも。

Category: [FABtotum][3Dプリンター] - 08:10:53

blog/2015-09-27

やっぱり温度が高かった

前の記事で書いたようにFABtotumでプリントができなかったが、予想通りノズルの温度が高すぎたみたい。

ノズル温度が高すぎて途中で止まりったため、ログか何かにエラーが残ったか、ヘッドの位置がおかしいかでいろいろなエラーが出るようになっていた。
ヘッドの位置を変えて、JOGでホームポジションに戻したりして、ノズルの温度を下げて見たらプリントできそうだった。

ノズルの温度が仕様を超えていても以前のファームバージョンなら問題なかったけど、新しいバージョンでは厳しくしたようだ。
新しいヘッドを発売したからかもしれない。

となると新しいヘッドにしない限りはABSで作ることは難しいかもしれない。
まあそもそも難しかったのでPLAなどに変えるいい機会かもしれない。

continue on: [PLAは楽ちん]
Category: [FABtotum] - 11:38:15

blog/2015-09-24

OpenSCADの2015年3月バージョン

Debianの不安定バージョンOpenSCADが2015年3月バージョンになってた。

だいぶ使いやすくなった。

ほかにもtextが追加されたようだ。

また、surfaceでPNG画像が扱えるようになったので画像から3次元パターンを作れるようだ

Category: [OpenSCAD] - 22:24:57

FABtotumの調子が悪い。

ファームウエアとUIをアップデートしてからなんだか調子が悪い。
というか全然プリントできない。

原因は不明だけど

General Safety Lockdown

というメッセージが出て止まるので、何かしらの理由で安全じゃないというのだろう。
ただ、これで検索しても意味がありそうな情報がない。

あと、プリント中のメッセージに

Checksum error

というのが大量に出ている。
これに関しても情報が見つからない。

ということは多くの人にはこのエラーが出ていないのだろう

今考えているのは、ヘッドの温度が仕様より高いからかもということ。
あとで試しに温度を下げてやってみようと思う。

Category: [FABtotum] - 10:30:36

blog/2015-08-25

FABtotumはいろいろ新しくなるらしい

新しいヘッドが出るらしくノズルの温度が上がったり、ノズル径を変えられるようになったり、メンテしやすくなるらしい
先行予約開始しているみたい

エクストルーダー(フィラメント送り機)も新しくなるみたい。これは期待大

あとレーザーカッター用のヘッドも開発中らしい。でも出力が小さいから紙ぐらいしか切れないっぽい。レーザー彫刻はできるらしい。

Category: [FABtotum] - 02:04:22

FABtotumに光造形オプション!

FABtotum光造形オプションが出たらしい。

FABtotumに新しく光造形用の部品をつければ光造タイプの3Dプリンタになるらしい。

作れるものが小さいけれど、FABtotumを持っていれば光造タイプの3Dプリンタとしてはかなり安いかも。

スペックを書いておく

  • 造形サイズ: 120x90x190mm (XYZ)
  • 解像度: 80 µm XY方向, 0.47µm Z方向
  • 造形速度: 2.5cm/h (0.97 inch / h)以下
  • 1レイヤの時間: 1-12秒 @ 100 µm 厚(面積による)
  • レジンの波長: 400nm

問題は造形速度とXY方向の解像度かな。
あと届くまでにまた時間が掛かるみたい。予定では来年2月。

Category: [3Dプリンター][FABtotum] - 01:34:47

blog/2015-07-28

ブラシレスモーターを回してみる3

ブラシレスモーター用の専用ICA4960を使った場合に関して書いてみた

ラジコンのESCもそれなりに安いので、自分で回路を作ったり、プログラミングがしたいというのでなければESCを使ってしまうほうがいいかも。

Category: [Arduino][motor] - 01:27:52

blog/2015-07-22

ブラシレスモーターを回してみる2

前回Allegro MicroSystemsA4960で回したが今回は、電動ラジコン飛行機などで使われるESCを使って回してみた。
かなりハイパワーなモーターまで回せるものがあるので何かと面白いと思う

制御はArduinoを使った。
もともとラジコン用なのでサーボモータと同じように動かすことができる。なのでServoライブラリを使った。

単純にサーボモータの代わりにESCをつなげれば良いのだけれどいくつか注意点がある。

  • パルスの最小幅がある。
    • サーボライブラリのデフォルト値は544μsなので短い場合がある。
    • 短いと認識されない。
  • 同様に最大幅もある。

この値は説明書に書いてない場合もあるので、その時はいろいろ調整してみる。
サーボ用のピンを

servo.attach(pin, min, max);

と設定して最小幅と最大幅を決める。

実は普通のサーボモータも同様に調整する必要がある。これも説明書に書いてない場合は自分で調整する必要がある。

ESCに話題を戻すと、いろいろな設定をコマンドで行う必要があるのだけれど、最低出力と最大出力を使うので上で書いた調整をしておく必要がある。

今回はHOBBYWINGのFlyFunシリーズを使った。
Flyfunの場合、まず、最低出力と最大出力を設定する。

  • 最大の状態でESCの電源を入れる
    • Servoライブラリの場合は0が最小、180が最大(writeMicroseconds(uS)を使わない場合)なので、write コマンドで180を送る
  • ドレミと鳴る
  • ビープが2回連続して鳴ったら最大出力を認識したことになる。
    • これがならなければパルス幅が違うかも
  • 最小値を送る。write コマンドで0を送る
  • ビープが何回か鳴る。
  • 長いビープが鳴ったら設定終わり。
  • 少しずつ値(サーボで言うところの角度)を大きくしていくとモーターが回るはず

最大と最小が設定できれば、それを使っていろいろな設定ができるようになる。

  • 最大にしてESCの電源を入れると、ビープが2回連続してなる。
  • 更に5秒待つと「ソラシドレ」と鳴る
  • その後はビープのなり方で設定する項目を選ぶ
    • いろいろあるので説明書を参照してください。

大体こんな感じ

Category: [motor][Arduino] - 23:55:35

blog/2015-07-19

Flir leptonをいじる3

continue form: [Flir leptonをいじる2]

Flir Leptonをいじるにあたっていくつかの気付き事項

  • 頻繁に画像を取れない時がある。
    • 最大値が「65535(0xFFFF)」だったり最小値が「0」だったりするのでエラー検出できる
    • データーは14bitっぽいので最大値が14bitを越えた時にエラーと検出しても良いのかもしれない。
  • 画像を60フレームで取れない時がある。
    • 80x60なので本来は60フレーム(0〜59)で画像が取れるはずだけれど、60フレーム以上掛かるときがある(多分同じフレームが送られてくる)ので、ある回数で諦める必要がある。
      • 「raspberrypi_capture」では59フレームが来るまで待っているので長時間止まってしまう時がある。
  • 「raspberrypi_capture」と「raspberrypi_video」では見ているデバイスが違う
    • 「raspberrypi_video」は「/dev/spidev0.1」を見ていてraspberrypi_capture」は「/dev/spidev0.0」を見ているので注意。どちらかを書き換えればいいと思う。
  • I2Cのアドレスは0x2Aに固定されている。変更できないっぽい
    • 2つ以上のFlir Leptonをつけるときは切り替える回路をつける必要がある。
  • たまに動かなくなる。まともな画像が出なくなる。
    • Sparkfunには一度チップを引き抜いてもう一度入れろと書いてあるが・・・
  • 評価ボードにリセット端子がない。
    • チップ自体にはあるのだけれどボードにはない。上のように止まった時に元に戻すのが難しい。
Category: [ガジェット][Sensor][Raspberry Pi] - 10:38:50

blog/2015-07-16

Flir leptonをいじる2

赤外線カメラモジュール「Flir Lepton」で画像を撮るだけならI2C接続は必要ないけどオートゲインコントロール(AGC)を使ったり、チップ自体の温度を測るにはI2C接続が必要。

チップの温度は画像から温度を計算するのに必要みたいなので、画像から温度を知りたい場合はチップの温度を読む必要がある。

温度を測るための簡単なプログラムを公開している人がいるのでこれを参考にすればチップの温度が測れる。

ちなみに前の記事で書いたLeptonのSDK(raspberrypi_videoの下のLeptonSDKEmb32PUBディレクトリ内)をコンパイルする必要があって、この温度計測プログラム自体をコンパイルするときにSDKをコンパイルしてできたオブジェクトファイルを使う必要がある。

コンパイルに必要だったのは

  • raspi_I2C.o
  • LEPTON_SYS.o
  • LEPTON_SDK.o
  • LEPTON_I2C_Protocol.o
  • LEPTON_I2C_Service.o
  • crc16fast.o

だった。
とりあえずやって見るためにMakefileを作らずに強引に並べてコンパイルしたのでかなり長くなってしまった。

チップ温度の取得方法やAGCの制御の方法などは「インターフェース設計文章」に書かれている(英語)。

英語を読んで理解するのが大変なので検索して適当な例を見つけるのがいいと思う。
あるいはraspberrypi_videoなどのコードを読むのがいいかもしれない。

「raspberrypi_capture」で撮った画像。80x60ピクセルしかないのでやたら小さい

leptonimg.png
Category: [ガジェット][Sensor][Raspberry Pi] - 22:34:44

 

広告

リロード   差分   ホーム 一覧 検索 最終更新 バックアップ リンク元   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: Sat, 11 Nov 2017 23:14:36 JST (2376d)