Top > 古いノートにインストール

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昔使っていたPanasonicのLet's note AL-N4を実家から奪い返し、Debianを入れたのでメモがてらここに書いておこう。

準備

最近のノートとは違いフロッピードライブが付属している(取り外し可能)ので、フロッピーからのインストールとなる。フロッピーから入れるとなると一般的な方法で入れられる。
以下の6枚のフロッピーを用意。今回はカーネルバージョン2.4.xのもの(bf)を使用した。

  • rescue
  • root
  • driver-1
  • driver-2
  • driver-3
  • driver-4

インストール

rescueディスクで立ち上げ、続いて指示に従ってrootディスクを入れるとインストーラが立ち上がる。
あとはインストールとほとんど同じ。途中でカーネルとドライバーのインストールがあるので、指示に従って、rescue、driver-1〜4を順次入れていく。
ドライバーが入ると基本パッケージのインストールになるが、これはネット経由で入れる。
このとき、PCMCIAの設定が飛ばされたので、インストーラのメニューから「PCMCIAの設定」を選んでPCカードを認識させる。
今回、コレガのPCC-TXDというカードを用いたが難なく認識した。
ネットワークから基本パッケージをインストールすると、あとはLILOの設定などをしてリブート。

再び立ち上がると、残りの設定を行う画面になる。もうこうなるとインストールと同じ。
taskselもdeselectも使わずに終了。

と、ここまでは難なく進んだがその後問題発生。

Kernel Panic

インストール後、リブートしたら、立ち上がりの途中で「Kernel Panic」が発生。原因は追求しなかったけど、modprobeあたりでおかしくなったらしい。
何度かインストールしなおしたけれど直らないので、インストール後リブートせずにカーネルを再構築することにした。
シングルモードで直してみるってのもあるかもしれないけど、原因究明が面倒なので再構築にした。

それもただ再構築するのはつまらないので、Unstableにして、2.4系の最新バージョンである2.4.27を使うことにした。

カーネルの再構築

カーネルの再構築は比較的簡単に行えるのだけれど、マシンが非力(Pentium-MMX 133MHz)なのでコンパイルに2〜3時間ぐらい掛かる!!

やっとおわりそうだというときにコンパイルエラー!!

どうもACPIがよくないらしい(acpi_early_initがないとかなんとか)。
昔のPCなのでAPMだろうとAPMを設定してACPIは設定をはずしておいた。でも、設定してないのだから、エラーにもならないだろうにこれで引っかかる。
しょうがないので、ACPIを設定して再構築したらできた。

立ち上げなおすとKernel PanicもなくOK!
とはいえこれのために大切な休日を使ってしまった。

使い心地

遅いの一言。昔このノートを使っていたときはそれほど気にならなかったが、とにかく遅い。
まあ、日常使うわけではないからいいか。

とにかく軽いシステムを作り上げようかなって思う

久しぶりにDebianをインストールしてみたが、やっぱり大変だ。こりゃ敷居が高いよ。と思ってしまう。
インストーラーは日本語で表示されるけど、直訳っぽいし、途中から英語になる。
丁寧に読めばよいのだろうけど面倒で読み飛ばしている部分が多い。

まあ、文句ばかりいってないで開発に加われって言われちゃうかもね。

Brush up

さて、あまりに非力なので重いソフトを動かすとイライラしてしまう。
それでもX windowを使わないと不便なので入れた。 立上りに時間が掛かる。

Window managerも軽いのを選択した。もちろんGNOMEやKDEなんて入れない。
いくつか試してみた。

  • Fluxbox
  • aewm++
  • flwm

Fluxboxがカッコも使い心地も良さそうだけど、他のふたつの方が軽い見たいだ。

Webブラウザも軽いと言われるMozilla-firefoxでは重たかった。そこで超軽いと言われるDilloを使ってみた。
おー、軽い軽い。こんなPCでもサクサク動く。
ページの表示がMozilla-firefoxより遥かに早い。


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Last-modified: Thu, 05 Jan 2012 18:51:53 JST (4509d)