Top > USBメモリからブート

広告

USBメモリからブートしてインストール

最近のPCはUSBからのブートにも対応しているのでCD/DVDドライブもなく、フロッピーも使えない場合はUSBメモリを使うのがいい。
改めてCD/DVDドライブを買うよりは余っているUSBメモリを使うか二束三文で売っているUSBメモリを買うほうが安い。
とはいえ、参入障壁は少し高い。

Debian GNU/Linux インストールガイド4.3. USB メモリでの起動用ファイルの準備Debian GNU/Linux スレッドテンプレのインストール情報に載っている方法をやってみたが、

No bootable partition in table

というメッセージが出て立ち上がらなかった。

そこで、Grubを使う方法をやってみた。

Windowsを傷付けずにUSBからLinuxをブートせよ!GRUBの使い方入門を参照にした。

一応、4.3. USB メモリでの起動用ファイルの準備にあるとおりMBR初期化してみる。

# install-mbr /dev/sdX

フォーマットもしてみる

# mkdosfs /dev/sdX

マウントして必要なファイルをコピーする

# mount /dev/sdX /mnt/usb

grub用のファイルをコピー

cp /boot/grub/stage* /mnt/usb/grub/

vmlinuzとinitrd.gzをtestバージョンのDebian-Installer を使ったインストールから「その他のイメージ (netboot、USB メモリ、フロッピーなど)」などをたどって言って「hd-media」ディレクトリからダウンロードしてくる。 これをUSBメモリの一番上に置いておく。

grub関係のファイルは/grubの中に置く。

/grubの中にmenu.listを作る。

default		0
# timeout		5
# color cyan/blue white/blue
title		Debian GNU/Linux install
root		(hd0,0)
kernel		/vmlinuz 
initrd		/initrd.gz

アンマウントする

# umount /mnt/usb

grubの設定

# grub

とやってgrubに入る。

grub> root (hd0,0)

とか

grub> root (hd1,0)

とかやってみてUSBメモリらしき物を見つける。通常hd0はLinuxが動いているハードディスクなので違う。

見つかったら、例えばhd1の時

grub> setup (hd1)

とやってgrubをセットする

grub> quit

で終わり。

USBメモリから立ち上がるようにBIOSを設定して立ち上げてみる。

注意

USBメモリから立ち上げるとUSBメモリが「hd0」になる。
インストールのときにGrubなどのブートマネージャーをMBRに入れようとすると「hd0」に入れてしまう。
そこでGrubはMBRに入れず、手動でハードディスクの「/dev/sdX」などを指定してインストールする必要がある。


広告

リロード   差分   ホーム 一覧 検索 最終更新 バックアップ リンク元   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: Thu, 05 Jan 2012 18:51:26 JST (4510d)