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Linuxで問題となるのが日本語環境、特に日本語変換である。 cannaとかwnn、skkも使いこなせばかなり使いやすくなるが、そこまでが大変であったりもする。 そこで、お勧めなのが市販品ではあるがジャストシステムの「ATOKX」(ATOK for X-window)である。とにかく、他の日本語変換に比べて使いやすいし、賢い。特にWindowsから移ってきた人には良い。機会があったら購入してインストールしてみると良い。 (ただ、ウインドウマネージャーによっては不具合があるようだ)

以下にインストール方法を簡単に述べる。 language-envを実行済みと仮定する。

atokx CDなどから

  • atokx-1.0-1.i386.tgz
  • iiimf.tgz

を入手する。

JustSystemからパッチ

  • atokx-1.0-1.i386.patch01.tgz
  • iiimf-1-2.i386.patch02.tgz

を入手する。入手しなくてもインストールする時に一緒にダウンロードしてくれる。

rootで

#apt-get install atokx

とやってインストールする。途中上記のファイルがどこにあるか聞かれるので指定する。デフォルトは/tmp 日本語化してあれば、ホームディレクトリに日本語環境用の.xsessionができているので、これを以下のようにATOKX用に書き換える。 ただし、gdmを使ってログインすると選択したsession(Gnome)によっては、ホームディレクトリの.xsessionを読み込まないので、.gnomercにコピーするかリンクする。 .xsession(.gnomerc)の中で

#=======================================================================
# 日本語入力 (XIM) の設定
# XIM サーバーの名前を定義する
# (XIM, XIM2 は、language-env だけで使うシェル変数です)

という部分の下を

/usr/lib/atokx/im/locale/ja/atokserver/atokx_client
XIM=htt

と直す

emacsで使うときは

# apt-get install iiimecf

とやってEmacs用のパッケージをインストールし、 .emacsの中に以下の様な設定を書き込む。

;
; For ATOK X
(setq emacs-ime "atokx")
(if (or (equal emacs-ime "atokx")
       (equal emacs-ime "atok")
       )
   (progn
     (require 'un-define)      
     (setq coding-category-utf-8 'utf-8)
     (setq iiimcf-server-control-hostlist '("localhost"))
     (setq iiimcf-server-control-default-language "ja")
     (setq default-input-method 'iiim-server-control)
     (require 'iiimcf-sc)
     (define-key global-map "\C-o" 'toggle-input-method)
     ;(define-key global-map "\C-1" 'toggle-input-method)
     (setcar default-mode-line-format "")
   )
)

たまに動かなくなる時があるが、一度「apt-get remove atokx」とやってもう一度インストールすると動くようになる。 参考サイト: DebianでAtok Xを使おう


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Last-modified: Thu, 05 Jan 2012 18:51:59 JST (4513d)