網走国定公園

七つの湖沼群と流氷

オホーツク海に面し放牧の牛馬や七つの湖沼群とあいまって特有の風景となっている。オオハクチョウの中継地で、オホーツク海に流氷が近づく時期になると、アザラシやオジロワシ、オオワシを観察することができる。

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網走国定公園

網走国定公園について

撮影後記

 網走というと、極寒の網走刑務所を連想するかもしれませんが、網走地方は沿岸部にあるので、冬でも内陸部よりは比較的温暖です。 ただし、冬は吹雪きますので、運転は慎重にならざるをえません。 特に、暴風雪バリアの設置されていないサロマ湖沿岸は、吹雪くと真っ白でなにも見えません。 追突事故も数件目撃しました。
 冬季観光の主役である流氷の勢力減退などを背景に、網走への観光客は減少の一途をたどっているそうです。 観光ポスターにあるような、流氷が互いにせめぎあい、乗り上げているような光景は一度も見たことがありません。 地元の人は、子供のころは、そんな光景は当たり前だったと言っていました。 このままでは、数十年後には流氷の接岸さえなくなてしまうのでは、とも疑ってしまいます。 毎日暑い日が続きていますが、地球温暖化の影響を最も肌で感じているのは、オホーツク沿岸に住んでいる人たちかもしれません。

歴史・概要

オホーツク海に面し、南北に長く広がる面積およそ37,000haの国定公園。 海岸砂丘上に形成されている小清水原生花園やワッカ原生花園などの海岸草原では、ハマナス、エゾスカシユリ、ミズバショウ、センダイハギ、エゾリンドウ、スズラン、ヒオウギアヤメ、エゾキスゲなどが咲かく。 また、放牧の牛馬や静寂な湖水とあいまって特有の風景となっている。 海流などの影響により、オホーツク海から分離してできたサロマ湖、能取湖、網走湖、濤沸湖などの七つの湖沼群を有し、能取湖のアッケシソウ(サンゴソウ)が湖面一面に赤い絨毯となって埋めつくす。 オオハクチョウなどの渡り鳥の中継地となっているため、数多くの鳥を見ることができる。 また、オホーツク海に流氷が近づく時期になると、オジロワシ、オオワシやアザラシなどを観察することができる。

所在地: 北海道 網走市・北見市・網走郡大空町・斜里郡斜里町・斜里郡小清水町・常呂郡佐呂間町・紋別郡湧別町

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