出版社からのコメント
海軍反省会記録第六十回 勝って兜の緒を締めよ―大敗は大勝の中に芽吹いていた
諸連絡
第一段作戦
真珠湾攻撃の功罪
海軍反省会記録第六十二回 勝利の終わり―潮が変わる国が沈む
新見政一「戦争指導史」について
ミッドウェーのつまづき1 攻略計画上の過誤
ミッドウェーのつまづき2 索敵―彼我の差三時間
海軍反省会記録第六十三回 航空軽視と潜水蔑視が招いたもの
昭和十八年以降、制空権の喪失
米軍人たちの三つの工夫
ひるがえって我がほうはどうであったか
海軍反省会記録第六十四回 妥協―三国同盟への消極的賛成
い号作戦と「大海指」二一三号
中央協定という建前と実際の動き
国力無視の作戦計画
海軍反省会記録第六十五回 水面下の日米交渉を動かした男たち
前回の捕足―中央協定について
仏印進駐と米国の反応、独ソ関係
野村大使が探った戦争回避の道
海軍反省会記録第六十六回 開戦へのカウントダウン
九月六日の御前会議―「帝国国策遂行要領」の決定
決断の時が迫る十月の諸会議
近衛文麿を追い詰めた両統帥部長の申し入れ
海軍反省会記録第六十七回 日本国の軍隊、軍隊の日本国―政治と軍事の不可分性
新見政一の白寿会
海軍の歴史を後世につなぐ
「政治介入」と陸海の対立
海軍反省会記録第六十八回 真珠湾で得た戦術的勝利、根本的失策
真珠湾攻撃直前、アメリカの読み
奇襲により米国は大混乱に陥った
奇襲後の動きと総合戦果
著者について
呉市海事歴史科学館・大和ミュージアム館長