Amazonギフトカード 相手や場面で選べるデザイン

少年少女のための文学全集があったころ

3.9 5つ星のうち3.9 12
ダブルタップしてズーム
¥1,980 税込
ポイント: 119pt  (6%)  詳細はこちら
無料配送4月16日 火曜日にお届け
詳細を見る
または 最も早い配送 本日中にお届け(3 時間 21 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
残り2点(入荷予定あり)
¥1,980 () 選択したオプションを含めます。 最初の月の支払いと選択されたオプションが含まれています。 詳細
価格
小計
¥1,980
小計
初期支払いの内訳
レジで表示される配送料、配送日、注文合計 (税込)。
配送料 ¥257 4月17日-18日にお届け(23 時間 41 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
¥1,980 () 選択したオプションを含めます。 最初の月の支払いと選択されたオプションが含まれています。 詳細
価格
小計
¥1,980
小計
初期支払いの内訳
レジで表示される配送料、配送日、注文合計 (税込)。
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.
Amazonによる発送
安心・安全への取り組み
お客様情報の保護
Amazonによる発送
  • Amazon.co.jpが発送する商品の通常配送では、条件を満たした場合、日本国内へは無料で商品をお届けします。

    初めてお買い物をされるお客様については、ご注文金額に関わらず通常配送が無料になります。詳しくは、配送料についてをご覧ください。 Amazonプライム会員およびPrime Student会員の方は、配送オプションに関わらず配送料無料です。

    商品の配送状況は注文履歴からも追跡できます。
    配送状況についての詳細はこちらをご覧ください。
  • 詳細はこちら
安心・安全への取り組み
  • Amazonは安心・安全のために取り組んでいます。ストレスや不安なくお買い物いただくため、商品の返品対応やカスタマーサポート、信頼性のあるカスタマレビューのための健全なコミュニティの運営、お客様のプライバシーの保護などに取り組んでいます。また配送、梱包、製品、物流拠点などさまざまな面で、サステナブルな未来への取り組みを進めています。
  • 詳細はこちら
お客様情報を保護しています
  • Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。
  • 詳細はこちら
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

本の詳細

Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

本の概要

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

歌人、フリーライター。

福岡市生まれ。朝日新聞、毎日新聞記者を経てフリーランスに。

2010年春から、沖縄・石垣島に住む。

科学の分野を詠った短歌を紹介したエッセイ集『31文字のなかの科学』(NTT出版)で、第10回科学ジャーナリスト賞受賞。『与謝野晶子』(中央公論新社)は、ワーキングマザーとしての与謝野晶子に焦点を当て、第5回平塚らいてう賞を受賞(現在品切れ)。

その他、ノンフィクション『お嬢さん、空を飛ぶ-ー草創期の飛行機を巡る物語』(NTT出版)、子どもを詠った短歌を紹介したエッセイ集『子育てをうたう』(福音館書店)、児童文学について綴った『少年少女のための文学全集があったころ』(人文書院)、湯川秀樹や斎藤茂吉らを取り上げた『短歌を詠む科学者たち』(春秋社)など。

歌集に『薄荷色の朝に』、『鳥女』(現代短歌新人賞)、『大女伝説』(葛原妙子賞)、『耳ふたひら』(書肆侃侃房)。

ゴールドストーン『だいたい いくつ?』、アラン・ドラモンド『風の島へようこそ』(いずれも福音館書店)など絵本の翻訳も手がける。

Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

よく一緒に購入されている商品

少年少女のための文学全集があったころ
+
ジャーナリスト与謝野晶子

よく一緒に購入されている商品

少年少女のための文学全集があったころ
¥1,980
119ポイント(6%)
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.
総額: $00
詳細
追加されました
これらの商品のうちの1つが他の商品より先に発送されます。
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

詳細

商品の情報

商品の情報

Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

上位レビュー、対象国: 日本

5つ星のうち5.0Amazonで購入
★★★「パパ、あなたからも由利子に言ってくださいな、あの子がこれ以上、本を読まないように」★★★
2021年8月17日に日本でレビュー済み
この本はめっちゃお薦め。児童文学愛に溢れたエッセイ集。 本を読むのはいいことだ。これに異論は少ないだろう。 松村由利子さんはちびっこのころから読書が大好きだった。 ところが好きが行き過ぎると、変人になる。 お母さんに連れられて観にいったクラシックのコンサート。 その開演前にふと読んでしまった『大きな森の小さな家』 これに没頭してしまい、演奏はいっさい聴かずに読み耽る。誰が演奏していたのかもまったく覚えていない。... さらに表示
この本はめっちゃお薦め。児童文学愛に溢れたエッセイ集。

本を読むのはいいことだ。これに異論は少ないだろう。
松村由利子さんはちびっこのころから読書が大好きだった。
ところが好きが行き過ぎると、変人になる。

お母さんに連れられて観にいったクラシックのコンサート。
その開演前にふと読んでしまった『大きな森の小さな家』
これに没頭してしまい、演奏はいっさい聴かずに読み耽る。誰が演奏していたのかもまったく覚えていない。
お母さんはコンサートがが終わって家に辿り着いたとたんに泣き崩れてしまう。
もう、コントの世界だよな。

自分が一番、印象に残ったのは『完訳と抄訳』に関する筆者の私見。
ちびっこのころ、たくさんたくさん児童用に(?)易しく書かれた本を読んで、おとなになってからその完訳版と読み比べた方の考えだからものすごい説得力がある。
特に『ジャン・ヴァルジャン物語』と『レ・ミゼラブル』の比較。どこを削ってどこを簡略化したのか。
すばらしい文章だよ。
ちびっこのころから読書に触れていると、こんなふうに書けるんだ・・・

実は自分は大人向けの翻訳小説でも場合によっては抄訳でいいと思ってるとこがある。『翻訳とはどういうことか?』これは大人向けの小説にも転用してもらいたいと思う。

長くなるのでこれ以上はやめとく。
児童文学への愛情に満ちた考え方がたくさん書いてある。

★すごくお薦め★
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
シェアする
違反を報告する
5つ星のうち3.0
とても懐かしい
2016年11月7日に日本でレビュー済み
いま思うと「少年少女名作全集」というのは「ハズレ」がなかった。
本には「読み時」がある。再読で「印象」はどんどん変わる。が、元々が「少年少女向け」に書かれた本は、子供の時しか味わえない楽しみ方受け止め方が間違いなく、ある。
今時のこどもは「トラのバター」がどんなに美味しいか、想像する事が出来ないんだな。少しやるせなくなった。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
シェアする
違反を報告する
5つ星のうち5.0
子どもの頃の読書は一人の人間の心に深く浸透し豊かにしてくれる
2016年7月26日に日本でレビュー済み
子供時代に読んだ本は懐かしく、本の手触りまで覚えている。  そんな懐かしくも愛おしい子どもの頃読んだ本についてのエッセイが本書である。  ページを開くと、懐かしい本がいっぱいだ。  『にんじん』『クマのパディントン』『小公女』『くまのプーさん』『赤毛のアン』『ドリトル先生シリーズ』『ちびくろさんぼ』『あしながおじさん』『大きな森の小さな家』などなど、懐かしい本にまつわるエピソードが語られていく。   何といっても語り口が実に楽しそうで読むほうも惹きこれる。... さらに表示
子供時代に読んだ本は懐かしく、本の手触りまで覚えている。
 そんな懐かしくも愛おしい子どもの頃読んだ本についてのエッセイが本書である。

 ページを開くと、懐かしい本がいっぱいだ。
 『にんじん』『クマのパディントン』『小公女』『くまのプーさん』『赤毛のアン』『ドリトル先生シリーズ』『ちびくろさんぼ』『あしながおじさん』『大きな森の小さな家』などなど、懐かしい本にまつわるエピソードが語られていく。
  何といっても語り口が実に楽しそうで読むほうも惹きこれる。

  外国の本はその翻訳に負うところ大である。特に少年少女のための名作は抄訳のすぐれたものが多く、石井桃子、豊島与志雄、内藤濯は、原作の本質を損なうことなく、物語の大切なメッセージをきちんと伝えるものだったことを、著者は原書を読んで確かめてみせた。原書と突き合わせ、丁寧に読み解いていく中から完訳ばかりが是とするものでなく、すぐれた抄訳の魅力を読み解いていく過程は何とも胸がすく。

 本書の中でも最も多く紙幅をとっているのは「アンの悲しみ」という章であろう。
 今でも多くのファンがいるのは村岡花子訳の『赤毛のアン』である。
 この村岡花子訳が完訳でなく、重要な場面の省略を含むことはあまり知られていない。
 物語にとっても、大切な個所である部分をざっくりと削ってしまったのはなぜか?
 まるでミステリーの謎を解くように、いろいろな人の訳をひもとき、村岡訳とつきあわせてみる。独自の仮説を立て、ついには、村岡花子の孫二人に取材し、真相を突き止めようとする部分は本書のハイライトでもあり、元新聞記者であった著者の真骨頂をみるようである。
 
 しかし、何といっても楽しいのは「読むという快楽」の章かもしれない。
 著者の祖父、父、母との本にまつわるエピソードは微笑ましく、時には爆笑してしまう会話がある。
 明治生まれの祖父からの本のプレゼント、父からのサプライズの本、それがのちに事件を引き起こすが、それは読んでのお楽しみ。
 素晴らしいのは父からのプレゼントだった本を母も「面白い本ね」と言って一緒に読む部分だ。
 祖父からの誕生日祝いにもらった「天正の少年使節」の読後の感激にひたった著者は、今度は母にも読むことを勧める。
 夕食のとき、その登場人物を母子で言えるかどうか確かめ合う会話部分は爆笑してしまったけれど、素敵な母娘である。
 親が娘に本のプレゼントをし、母も「面白い本ね」と言って一緒に読む。ある時は娘が母に本を勧めて読む。
 素敵な家族である。
 「どうやったら子どもを本好きにするか?」などと問う前にこの章を読むのが良いだろう。
 祖父から誕生日祝いにもらった一冊の本がそれにまつわる本を大人になってから次々と読むことになる。感動が読書の旅に連れて行ったのだ。

 小学生の頃に読んだ一冊の本が次々と本の旅に連れ出してくれ、やがて歌人になった時、その一冊についての短歌を詠む。
 一冊の本が長い間一人の人間に深く浸透して豊かにしてくれたことがわかる。

 「読書感想文の憂欝」の章は多くの人の共感を持つだろう。
 読書は好きだけれど、読書感想文を書くと思っただけで嫌になるという人は多い。私もその一人だ。

  「子どもに読書感想文を書かせることが果たしてよいかどうか疑問に思うのは、作品を読んだときに受けた印象を、「かきまわしてはいけない」と思うからだ」
 「本当に大きな感動を覚えたとき、それは恐らく一生、その子の心に残る。言葉にしないまま、そと胸にしまっておくことで、その感動は子どもの成長と共に熟成し、心を豊かにする」

 まさに言い得て妙である。
 
 子どもの頃読んだ一冊の本が一人の人間の血肉となって深く浸透して豊かにしてくれることを本書を読んであらためて知った。
 ここに出てくる本たちにまた巡り合いたくなった。実家に置いてきた子供の頃の本をとりに行ってこよう。
 子どもたちに本を読む楽しさをわけてあげたくなった。
 
 
 
  
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
シェアする
違反を報告する
レビューを書く