好きな悪役俳優さん 「今井健二」さん
今井健二さん、もう70年代の刑事アクションドラマ、時代劇、ヤクザ映画には欠かせない俳優さんです。
この凶悪なお顔が、出てきただけで「何かしてくれるぞー」という期待感で一杯になります。
このお顔、見覚えありませんか？
「蘇る金狼」では松田優作氏を追い詰めたつもりで反撃に遭い、銃を向けられて「女房子供はいるのか？」と聞かれた際に「い、いる、いる、いっぱいいる！」と口走るヤクザ。
切羽詰ったところが逆に笑いを誘っていて、怖いだけじゃなくてどこかおかしさを感じさせて、一瞬でもすごく印象に残りました。
「探偵物語」では「失踪者の影」では、罪もない「イモ姉ちゃん」を射殺して、工藤ちゃんに撃たれました。
「ダイヤモンドパニック」の回にも出ていたようですが、こちらはちょっとわからないです。
映画「夜汽車」にも出演していますが、ショーケン関連では「傷だらけの天使」の18話の「リングサイドに花一輪を」が印象的。
修が応援する工藤コーチの幼馴染で、今は工藤のジムを立ち退かせるのが仕事の地上げ屋役。
工藤に新しい仕事などを紹介し、気遣いを見せたものの工藤が拒否した為、陥れる方法を取る。
最後は工藤と力と力で対決。
しかし工藤が刺された瞬間、「やめろー！」と口走ったり、幼馴染への複雑な友情を表現していました。
必殺では、本当にたくさん出演して、何度も殺されてます。
「仕置人」 では、11話「流刑のかげに仕掛あり」で、奉行さえ一目置く岡引・鬼の岩蔵を演じました。
この岩蔵、主水の策略で風呂屋におびき寄せられ、鉄と錠の2人がかかるも2人ともピンチになるという腕っ節の強さ。
最後は鉄に骨をはずされたところを仕留められてしまいました。
続く必殺シリーズ「助け人走る」では、20話「邪恋大迷惑」に同心・磯矢新七役。
その次の必殺シリーズ「暗闇仕留人」では1話「集まりて候」で同心・高畑。
続く必殺シリーズ「仕事屋稼業」では、4話「逆転勝負」の岡引・弥三。
この役は服役して戻って真面目にやっている人のところへ来ては、お金をせびる、しかし娘を溺愛している嫌な岡引。
妾とその男に、娘ともども殺されるという、加害者だけど最後は被害者になる珍しい役でした。
「仕置屋稼業」7話「一筆啓上邪心が見えた」では、同心・堀内以蔵。
仕置屋を捕える事に情熱を傾け、罪もない人を捕縛しては拷問死させていました。
「仕業人」では、2話「あんたこの仕業どう思う」では、同心・大村兵庫、20話「あんたこの志をどう思う」でも同心・神山。
「新・必殺仕置人」では、3話「現金無用」に殺し屋・玄達、21話「質草無用」では、悪徳な質屋みな月という役。
31話「牢獄無用」では筆頭与力・高岡刑部。
「長崎犯科帳」でも14話「旅路の果ての2人」で、長崎奉行にも傍若無人な態度で接する江戸の岡引段造を演じています。
そうそう、「水滸伝」では1話と2話に陸謙役で出演していますね。
商人役もうまいのですが、やっぱり悪徳同心、または与力役がピッタリです。
岡引でも同心にも引けをとらないような役です。
知略で相手を追い詰めるのが佐藤慶さんの悪役なら、腕っ節が強く、強引で、変質者的な役というより、自分の持つ権力を強引に利用する武士のような役が今井健二さんでした。
睨まれると本当に怖い、何されるかわからない、そんな風に思わせてくれます。
こんな怖い顔をして悪を演じていますが、撮影所では待ち時間に本を読んでいて、どこにいらっしゃるかわからないほど、静かな方だそうです。
必殺シリーズの2時間スペシャルに、こんな内容のものがありました。
藤田まことさんが必殺の撮影中、気絶してしまう。
目覚めるとそこは撮影所で撮影していた必殺の現場ではなく、本当に江戸時代で、自分は中村主水になっていて、脚本そのままの世界を生きている。
確か、初夢をテーマにした、そんな内容の番組がありました。
その中で悪役で出演していた3人が、監督ともめだした藤田さんたちを見て、
「長くかかりそうですね」
「先にお昼食べちゃいましょうか」
「いいですね」
と連れ立ってお昼に行ってしまう場面がありました。
その中の1人が今井さんだったと思います。
左の方は、こちらも存在感ある悪役を演じた安部徹さん。
楽しそう？な悪事の相談です。
昔の悪役さんは本当に存在感や貫禄があって、主人公もしっかりしないと負けそうでした。
その分、やっぱりドラマは盛り上がりました。
濃密なドラマには今井さんのような、しっかりした悪役の方は本当に欠かせなかったと思います。
今井健二さんは近年は、川合伸旺さんが体調を崩された時は舞台で代役に立っていました。
趣味は釣りで、私は残念ながら見ていないのですが、釣り番組に出演されたこともあったとか？
田口計さんを旅行番組で見ましたが、旅行番組でもいいので、今井健二さん、お元気でまた出てきてください！
この凶悪なお顔が、出てきただけで「何かしてくれるぞー」という期待感で一杯になります。
このお顔、見覚えありませんか？
「蘇る金狼」では松田優作氏を追い詰めたつもりで反撃に遭い、銃を向けられて「女房子供はいるのか？」と聞かれた際に「い、いる、いる、いっぱいいる！」と口走るヤクザ。
切羽詰ったところが逆に笑いを誘っていて、怖いだけじゃなくてどこかおかしさを感じさせて、一瞬でもすごく印象に残りました。
「探偵物語」では「失踪者の影」では、罪もない「イモ姉ちゃん」を射殺して、工藤ちゃんに撃たれました。
「ダイヤモンドパニック」の回にも出ていたようですが、こちらはちょっとわからないです。
映画「夜汽車」にも出演していますが、ショーケン関連では「傷だらけの天使」の18話の「リングサイドに花一輪を」が印象的。
修が応援する工藤コーチの幼馴染で、今は工藤のジムを立ち退かせるのが仕事の地上げ屋役。
工藤に新しい仕事などを紹介し、気遣いを見せたものの工藤が拒否した為、陥れる方法を取る。
最後は工藤と力と力で対決。
しかし工藤が刺された瞬間、「やめろー！」と口走ったり、幼馴染への複雑な友情を表現していました。
必殺では、本当にたくさん出演して、何度も殺されてます。
「仕置人」 では、11話「流刑のかげに仕掛あり」で、奉行さえ一目置く岡引・鬼の岩蔵を演じました。
この岩蔵、主水の策略で風呂屋におびき寄せられ、鉄と錠の2人がかかるも2人ともピンチになるという腕っ節の強さ。
最後は鉄に骨をはずされたところを仕留められてしまいました。
続く必殺シリーズ「助け人走る」では、20話「邪恋大迷惑」に同心・磯矢新七役。
その次の必殺シリーズ「暗闇仕留人」では1話「集まりて候」で同心・高畑。
続く必殺シリーズ「仕事屋稼業」では、4話「逆転勝負」の岡引・弥三。
この役は服役して戻って真面目にやっている人のところへ来ては、お金をせびる、しかし娘を溺愛している嫌な岡引。
妾とその男に、娘ともども殺されるという、加害者だけど最後は被害者になる珍しい役でした。
「仕置屋稼業」7話「一筆啓上邪心が見えた」では、同心・堀内以蔵。
仕置屋を捕える事に情熱を傾け、罪もない人を捕縛しては拷問死させていました。
「仕業人」では、2話「あんたこの仕業どう思う」では、同心・大村兵庫、20話「あんたこの志をどう思う」でも同心・神山。
「新・必殺仕置人」では、3話「現金無用」に殺し屋・玄達、21話「質草無用」では、悪徳な質屋みな月という役。
31話「牢獄無用」では筆頭与力・高岡刑部。
「長崎犯科帳」でも14話「旅路の果ての2人」で、長崎奉行にも傍若無人な態度で接する江戸の岡引段造を演じています。
そうそう、「水滸伝」では1話と2話に陸謙役で出演していますね。
商人役もうまいのですが、やっぱり悪徳同心、または与力役がピッタリです。
岡引でも同心にも引けをとらないような役です。
知略で相手を追い詰めるのが佐藤慶さんの悪役なら、腕っ節が強く、強引で、変質者的な役というより、自分の持つ権力を強引に利用する武士のような役が今井健二さんでした。
睨まれると本当に怖い、何されるかわからない、そんな風に思わせてくれます。
こんな怖い顔をして悪を演じていますが、撮影所では待ち時間に本を読んでいて、どこにいらっしゃるかわからないほど、静かな方だそうです。
必殺シリーズの2時間スペシャルに、こんな内容のものがありました。
藤田まことさんが必殺の撮影中、気絶してしまう。
目覚めるとそこは撮影所で撮影していた必殺の現場ではなく、本当に江戸時代で、自分は中村主水になっていて、脚本そのままの世界を生きている。
確か、初夢をテーマにした、そんな内容の番組がありました。
その中で悪役で出演していた3人が、監督ともめだした藤田さんたちを見て、
「長くかかりそうですね」
「先にお昼食べちゃいましょうか」
「いいですね」
と連れ立ってお昼に行ってしまう場面がありました。
その中の1人が今井さんだったと思います。
左の方は、こちらも存在感ある悪役を演じた安部徹さん。
楽しそう？な悪事の相談です。
昔の悪役さんは本当に存在感や貫禄があって、主人公もしっかりしないと負けそうでした。
その分、やっぱりドラマは盛り上がりました。
濃密なドラマには今井さんのような、しっかりした悪役の方は本当に欠かせなかったと思います。
今井健二さんは近年は、川合伸旺さんが体調を崩された時は舞台で代役に立っていました。
趣味は釣りで、私は残念ながら見ていないのですが、釣り番組に出演されたこともあったとか？
田口計さんを旅行番組で見ましたが、旅行番組でもいいので、今井健二さん、お元気でまた出てきてください！