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InstantBurn 5
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CyberLink
InstantBurn
5
User’s Guide

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使用許諾契約書
この契約書の日本語訳は、 英文の End User License Agreement
('EULA') の理解を補助する目的で作成されたものです。 容易な表現
と、 英文契約書との整合性に注意を払って作成しておりますが、 一
部意訳されている部分があり、 本契約の詳細につきましては英文契
約書を正式文書と してご覧頂きた く お願いいたします。
End User License Agreement (EULA):使用許諾契約書
当製品 (以下 「本ソフトウ ェ ア」 という) の導入およびご利用の前
に、 以下の使用許諾契約書 (以下 「本契約書」 とする) をお読みく
ださい。
本ソフトウ ェ アのご利用にあたっては、 お客様が本契約書に記載さ
れた条項を事前に承諾いただ く ものと し、 本ソフトウ ェ アをインス
トール、 バッ クア ッ プ、 ダウンロード、 アクセス、 または使用する
こ とによって、 お客様は本契約書の条項に承諾されたものと します。
本契約書は、 本ソフトウ ェ アに関してお客様 (個人または法人のい
ずれであるかを問いません) と CyberLink Corp. (以下 「サイバーリ
ンク」 といいます) との間に締結される法的な契約書となります。
ライセンスの許諾および保証規定
本契約書をお読みになり、 記載された条項に承諾される場合は、 導
入画面中に表示される本契約の同意を求める画面で 「はい」 をク
リ ッ クして く ださい。 記載された条項に承諾いただけない場合は、
インストール作業を中止し、 本ソフトウ ェ アの利用を中止すると と
もに、 本ソフトウ ェ アをコンピュータ上から削除して く ださい。
使用権の許諾
サイバーリ ンクは本ソフトウ ェ アの非独占的な権利をお客様に対し
て許諾し、 これによりお客様は、 本ソフトウ ェ アをご購入頂いたラ
イセンス数に準じた台数のコンピュータへインストールし、 本契約
記載の条項に従って本ソフトウ ェ アを利用するこ とができるものと
します。

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本ソフトウ ェ ア、 付属するマニュアルなどの文書または電子文書を
含む一切の印刷物 (以下 「関連印刷物」 といいます) の第三者への
賃貸、 貸与、 販売、 変更、 修正、 リバース ・ エンジニア リ ング、 逆
コンパイル、 逆アセンブル、 転用、 商標の削除などはできないもの
と します。
また、 バッ クア ッ プを目的と して本ソフトウ ェ アおよび関連印刷物
の複製を作成する場合を除いて、 本ソフトウ ェ アおよび関連印刷物
のコピーはできないものと します。
「再販禁止」 表記のある場合を除いて、 本ソフトウ ェ アの最初のお客
様は、 本ソフトウ ェ アおよび関連印刷物を一度に限りかつ他のユー
ザーに直接行う場合に限り、 本契約書記載の条項に沿って恒久的に
譲渡できるものと します。 この場合、 最初のお客様は本ソフトウ ェ
アおよび関連印刷物のバッ クア ッ プの一切を、 物理的および電子的
に読み取りができないよ う破棄し、 コンピュータ上の本ソフトウ ェ
アおよび関連印刷物の一切を消去すると ともに、 譲渡されたユー
ザーは本契約記載の条項に承諾いただ く ものと します。 これにより、
当該ソフトウエアのご利用ライセンスは自動的に解除されます。
所有権
本ソフトウ ェ アならびに関連印刷物の著作権、 特許、 商標権、 ノウ
ハウ及びその他のすべての知的所有権は、 体裁、 媒体、 バッ クア ッ
プであるかの如何にかかわらず、 その一切についてサイバーリ ンク
に独占的に帰属します。
本契約書に特に規定されていない権利はすべてサイバーリ ンクに
よって留保されます。
ア ッ プグレード
本ソフトウ ェ アが従来製品からのア ッ プグレードであった場合、 従
来製品の使用権は本ソフトウ ェ アの使用権に交換されるものと しま
す。 本ソフトウ ェ アの導入または使用により、 従来製品の使用許諾
契約が自動的に解除されるこ とにお客様は同意されたものと し、 お
客様による従来製品の使用ならびに第三者への譲渡はできなく なり
ます。

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第三者提供のコンテンツの利用
お客様が、 本ソフトウ ェ アにより第三者から提供される画像・音声
データなどのコンテンツを再生し利用する場合、 その権原および無
体財産権は、 各コンテンツ所有者の所有物であり、 著作権法および
その他の無体財産権に関する法律ならびに条約によって保護されて
います。 本契約書は、 そのよ うなコンテンツの使用権を許諾するも
のではありません。
保証及び責任の限定
サイバーリ ンクは、 本ソフトウ ェ ア、 関連印刷物、 およびサポート
サービスに起因してお客様又はその他の第三者に生じた結果的損害、
付随的損害及び逸失利益に関して、 一切の瑕疵担保責任および保証
責任を負いません。 また、 本ソフトウ ェ ア又は関連印刷物の物理的
な紛失、 盗難、 事故及び誤用等に起因するお客様の損害につき一切
の保証をいたしません。
サイバーリ ンクは、 本ソフトウ ェ ア及び関連印刷物の機能もし く は
サポートサービスがお客様の特定の目的に適合するこ とを保証する
ものではな く、 本ソフトウ ェ アの選択、 導入、 使用、 およびそれに
よって得られる結果については、 すべてお客様の責任となります。
本契約書に記載のない保証条項が発見された場合、 保証対象期間は
お客様が本ソフトウ ェ アを購入された日から90日以内と し、 保証
金額はお客様が本ソフトウ ェ アの購入のためにお支払いいただいた
金額を超えないものと します。
お客様が本契約を解除する場合、 本ソフトウ ェ アおよび関連印刷物
のバッ クア ッ プを含む一切を、 物理的および電子的に読み取りでき
ない状態で破棄すると ともに、 コンピュータ上の本ソフトウ ェ アお
よび関連印刷物の一切を消去するものと します。
本契約は、 本ソフトウ ェ アに関してお客様とサイバーリ ンク との間
に締結され、 台湾における法律に準拠します。 本契約に起因する紛
争の解決については、 Taiwan Arbitration Act. に準ずるものと します。

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Copyright and Disclaimer
All rights reserved. No part of this publication may be reproduced, stored
in a retrieval system, or transmitted in any form or by any means
electronic, mechanical, photocopying, recording, or otherwise without the
prior written permission of CyberLink Corporation.
To the extent allowed by law, InstantBurn IS PROVIDED "AS IS",
WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND, EITHER EXPRESS OR IMPLIED,
INCLUDING WITHOUT LIMITATION ANY WARRANTY FOR
INFORMATION, SERVICES, OR PRODUCTS PROVIDED THROUGH OR
IN CONNECTION WITH INSTANTBURN AND ANY IMPLIED
WARRANTIES OF MERCHANTABILITY, FITNESS FOR A PARTICULAR
PURPOSE, EXPECTATION OF PRIVACY, OR NON-INFRINGEMENT.
BY USING THIS SOFTWARE, YOU AGREE THAT CYBERLINK WILL NOT
BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, OR CONSEQUENTIAL LOSS
ARISING FROM THE USE OF THIS SOFTWARE OR MATERIALS
CONTAINED EITHER IN THIS PACKAGE.
The terms and conditions here under shall be governed and construed in
accordance with the laws of Taiwan.
InstantBurn is a registered trademark along with other company and
product names mentioned in this publication, used for identification
purposes and remain the exclusive property of their respective owners.
Copyright (R) 2004 CyberLink Corporation. All rights reserved.

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i
Contents
基礎編........................................................................... 1
主な特徴 .......................................................................................................2
バージ ョ ン情報の確認について ......................................................4
UDF1.50 と UDF2.00/2.01/2.50 の違いは? .................................5
制限および注意事項 ..............................................................................6
動作環境 .......................................................................................................9
InstantBurn の使い方について ...................... 11
InstantBurn を使用する上で知っておきたいこ と ................ 12
メディ アをフ ォーマ ッ ト ................................................................. 14
データをコピーしてみまし ............................................................. 15
メディ アを取り出す ........................................................................... 18
各種メディ アにおける取り扱いの違いについて ................ 21
プロパテ ィシートの使い方 ............................................................. 28
テクニカル サポート ......................................... 33
Web のサポート ..................................................................................... 34
フ ァ ッ クスのサポート ...................................................................... 35
電話によるサポート ........................................................................... 36
1
2

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1
Chapter 1:
基礎編
このたびは、 InstantBurn をお買い上げいただき、 誠にありがと う ございま
す。 本ヘルプの基礎編では、 本製品の主な特徴と インストール方法、 基本
的な使い方を、 応用編では詳細な使い方について説明しています。 ご使用
の前にぜひご一読いただ く こ とをお奨めします。
お断り
! 本ヘルプは、 本ヘルプ作成時のソフト及びハードウ ェ アの情報に
基づき作成されています。 その後のソフトウ ェ アのバージ ョ ン
ア ッ プ等により、 記載内容とソフトに搭載されている機能が異
なっている場合があります。 適宜、 補足マニュアルや補足説明文
が追加されますので、 それもあわせてご覧く ださい。 また、 本ヘ
ルプの内容は、 将来予告な く変更するこ とがあります。
! 本製品の一部またはすべてを無断で複写、 複製、 改変するこ とは
その形態を問わず、 禁じます。
! 本ヘルプの内容については、 万全を期して作成していますが、 万
一わかり難い点や記載漏れ、 誤記などがございましたらご連絡く
ださい。
! MS-DOS および Windows は米国マイクロソフト社の米国およびそ
の他の国における登録商標です。
! その他、 このヘルプに記載されている社名、 商品名は、 一般に各
社の商標ならびに登録商標です。

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CyberLink InstantBurn
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主な特徴
InstantBurn の主な機能 :
柔軟な使用環境を実現
さまざまなドライブに対応し、 フ ァ イル/フ ォルダ単位での追記を
実現
InstantBurn は、 フ ォルダやフ ァ イル別にデータを CD、 DVD、 Blu-
ray ディ スク、 または HD-DVD ディ スクに、 Explorer と同じ形式で書
き込み、 フロ ッ ピーや他のリムーバブル ディ スクのよ うに簡単に使
用できるディ スクを作成するこ とができます。 ディ スクが一杯にな
るまで書き込んだり、 不必要なフ ァ イルやフ ォルダをごみ箱にド
ラ ッ グ & ドロ ッ プして 削除するこ とができます。
対応メディ ア : CD-RW/CD-MRW/DVD-RW/DVD+RW/DVD-RAM/BD-
R/BD-RE/HD DVD-RAM。
さまざまな規格に対応し、 幅広い用途を提供
新規格・新機能に対応
対応ドライブでご使用いただ く こ とにより、 次世代パケ ッ トライト
の規格である 「CD-MRW」 (マウントレイニア) や、 DVD+RW メディ
アのフ ォーマ ッ トがより高速に行える 「DVD+RW クイ ッ クスタート」
対応しています。
世界標準 UDF (UniversalDiskFormat) Version 1.50 と 2.00/2.01/2.50
に対応
InstantBurn は、 世界標準のフ ァ イルフ ォーマ ッ トである UDF 形式
の、 バージ ョ ン 1.50 に対応し、 さらに新しい形式である UDF2.00/
2.01/2.50 での記録にも対応いたしました。
64- ビ ッ ト オペレーテ ィ ング システムおよび 64- ビ ッ ト CPU をサ
ポート

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Chapter 1: 基礎編
3
InstantBurn は 現在、 64- ビ ッ ト オペレーテ ィ ング システムと 64-
ビ ッ ト CPU をサポートしています。

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CyberLink InstantBurn
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バージョン情報の確認につい
InstantBurn のバージ ョ ン情報の確認は、 次の手順で行います。 バー
ジ ョ ン情報は、 サポートセンターに問い合わせを行う場合やソフト
ウ ェ アをア ッ プデートする上で重要な情報です。
タスクトレイに常駐した InstantBurn のアイコンを右ク リ ッ クし、 メ
ニューからバージ ョ ン情報を選択します。

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Chapter 1: 基礎編
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UDF1.50 と UDF2.00/2.01/2.50
の違いは?
InstantBurn では DVD メディ アのフ ォーマ ッ ト時、 バージ ョ ン選択項
目が表示されます。 通常は互換性に優れた UDF1.50 でご使用く ださ
い。 各バージ ョ ンには以下の特徴があります。
UDF 1.50
InstantBurn までで使用されているバージ ョ ンで、 パ
ケ ッ トライトソフト向けに、 ライトワンスやリ ライタ
ブルを規定した規格です。 UDF1.02 から実装された代替
セクタ処理機能も追加されています
UDF 2.00
UDF Version 1.50 にフ ァ イル属性の対応を加えた規格
で、 DVD フ ォーラムで規定された リ アルタイム録画用
のフ ォーマ ッ ト DVD Video Recording Format(DVD-VR)
で使用されています。 InstantBurn では DVD-VR の
DVD-Video は作成できません。
UDF 2.01
UDF Version 2.00 のリ フ ァ イン版で、 DVD Stream
Recording (DVD-VR) で将来使用される予定です。
UDF 2.50
UDF のこのバージ ョ ンでは、 メタデータのクラスタ リ
ングを容易にするメタデータ パーテ ィシ ョ ンのサポー
ト と フ ァ イル システム情報の複写オプシ ョ ンを追加し
ました。 Windows XP および Windows の以前のバージ ョ
ンのデフ ォルトでは UDF 2.50 をサポートしていません。

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CyberLink InstantBurn
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制限および注意事項
InstantBurn をご使用前に必ずお読みく ださい
インストールと互換性に関する注意事項
! InstantBurn は、 サードパーテ ィのパケ ッ ト書き込みソフトウ ェ ア
を使用しているコンピュータで使用できません。
! ネッ トワークドライブを割り当てないで く ださい。
! 省電力機能に対応しておりません。 常に電源オンの設定にして く
ださい。
Windows 2000 に関する制限 および 注意事項
!
デジタル音楽 CD の設定を OFF にして く ださい。
Windows XP に関する制限 および 注意事項
! 複数ユーザーによる 同時使用はできません。
! InstantBurn にて "CD-ROM/DVD-ROM ドライブで読める" 形式で
取り出し処理を行った CD-R / DVD-R メディ アを、 Windows XP
で CD-ROM / DVD-ROM メディ アと して正常に読み出すこ とが
できません ( ただし InstantBurn がインストールされている環境
であれば CDFS で読み出すこ とが可能です )。
! IME のツールバーを最小化してご使用く ださい。
! OS 標準の CD 書き込み機能とは互換性がありませんので、CD また
は DVD のプロパテ ィから CD 書き込みを無効にして く ださい。

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Chapter 1: 基礎編
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Windows 98 / Me 環境でアンインストールに関
する注意事項
! InstantBurn をアンインストール際に共有プログラムフ ァ イル項目
で "CDRBSVSD.vxd" の消去をするかど うかの確認ダイアログが表
示されますが、 Power2Go 4.0 またはそれ以前のバージ ョ ンをイン
ストールしている場合は、 このフ ァ イルを削除しないで く ださ
い。
InstantBurn でフォーマッ トを行う前に必ずお
読みく ださい
InstantBurn では、 パケ ッ トライテ ィ ングと呼ばれる方式で書き込み
を行うために、 メディ アを UDF (ユニバーサル ・ ディ スク ・ フ ォー
マ ッ ト) と呼ばれるで形式でフ ォーマ ッ トします。 InstantBurn で
フ ォーマ ッ トしたメディ アは、 Power2Go などのプ リ マスタ リ ング形
式のライテ ィ ングソフトウ ェ アでは使えません。 フ ォーマ ッ トを実
行する前に、 どのソフトウ ェ アで書き込みをおこないたいのか、 ど
のよ うな CD / DVD を作成したいのかをご確認く ださい。なお、
CD-RW、 DVD-RW、 DVD-RAM、 DVD+RW、 BD-RE、 HD DVD-RAM 等
書き換え ・消去が可能なメディ アについては、 「InstantBurn Erase
Tool」 を使用して 「消去」 するこ とによって、 ライテ ィ ングソフト
ウ ェ アで使用可能な状態になります。
その他の注意事項
! ご使用のバージ ョ ンによっては、 再書き込み可能なメディ アとい
く つかのライトワンスメディ アをサポートしています。 CD-RW
/ DVD-RW / DVD+RW / DVD-RAM/BD-R/BD-RE/HD DVD-RAM
メディ アのみがご使用になれます。
! 空き容量が少ない場合はメディ アの取り出し処理が出来ない場合
があります。
! サスペンドモードを行う場合は必ず、 メディ アを取り出してから
実行して く ださい。

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CyberLink InstantBurn
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! パソコンの電源を切られる際は、 あらかじめメディ アを取り出し
て く ださい。 メディ ア情報が損傷し、 読み出せな く なる場合があ
ります。
! InstantBurn はデータ記録専用のソフトです。音楽 CD や DVD-Video
を作る機能は持っておりませんのでご注意く ださい。 次項
「InstantBurn でフ ォーマ ッ トを行う前に必ずお読みく ださい」 を
併せてご確認く ださい。
! ディ スクのイジェ クト時に 「CD-ROM (DVD-ROM) で読めるよ
うにする」 を選択した場合、 ディ スクをコンピュータで認識する
こ とができます。 しかし、 ご使用の環境や DVD-ROM ドライブ、
または他社製のパケ ッ トライトプログラムの互換性問題により、
ディ スクを使用するこ とができない可能性があります。

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Chapter 1: 基礎編
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動作環境
動作環境は、 プログラムを実行するための最小動作環境です。
動作環境
OS
Windows98/98SE/Me/2000/XP の各日本語版
CPU
インテル Pentium II 300MHz 以上
メモ リ
32MB (推奨 64MB 以上)
ハードディ スク空き
容量
本ソフトウ ェ アをインストールするために、
約 15MB のハードディ スクの空き容量が必要
画像モード
SVGA (800 × 600) 以上の解像度のビデオ
カード とモニタ、 16bit 以上のシステムカラー
対応ドライブ
本ソフトウ ェ アが対応している CD-RW/DVD/
Blu-ray/HD DVD 及び記録型 DVD が必要です。
対応ドライブは、 随時更新されています。 対
応ドライブ一覧については、 弊社ホームペー
ジ (www.cyberlink.com) 上でも案内していま
す。

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CyberLink InstantBurn
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Chapter 2:
InstantBurn の
使い方につい
本書は、CyberLink InstantBurn program. の使用方法について説明しています。
. ディ スクのフ ォーマ ッ ト、 書き込み、 消去などについて説明しています。

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CyberLink InstantBurn
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InstantBurn を使用する上で
知っておきたいこと
フ ォーマ ッ ト
InstantBurn を使用して書き込みを行うためには、
FDD や MO などを使用する場合と同様に必ずメディ
アをフ ォーマ ッ トする必要があります。
読み出し
CD-RW、 DVD-RW/+RW、 BD-RE、 HD DVD-RAM メ
ディ アを使用する場合は、 Windows 9x/Me 環境に限
り InstantBurn の専用リーダーソフトをインストー
ルするこ とで読み出しを行えます。
空き領域
CD-RW 及び DVD-RW/+RW、 BD-RE、 HD DVD-RAM
メディ アを使用した場合は、 空き領域が増加しま
す。
メディ アの消去 InstantBurn でフ ォーマ ッ トした CD-RW 及び DVD-
RW/ + RW、 BD-RE、 HD DVD-RAM メディ アをプ リ
マスタ リ ングソフトで使用するためには、 Erase
Tool にてメディ アの消去を行う必要があります。 詳
し く は Erase Tool の項目をご覧く ださい。
メディ アの取り
出し
マウントされたメディ ア (フ ォーマ ッ ト済みのメ
ディ アをドライブに挿入している場合) は、 ドライ
ブのイジェ クトボタンを押しても取り出すこ とがで
きないこ とがあります。 必ずタスクトレイに常駐し
た InstantBurn のアイコンからメディ アの取り出し
を行って く ださい。
制限
Windows 9x/Me で使用する場合、 容量が 2GB を超え
るフ ァ イルはコピーなどできない場合があります。
Windows 2000/XP では、 この制限はありません。 そ
の他の制限は 「制限および注意事項」 をご参照く だ
さい。

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Chapter 2: InstantBurn の使い方について
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その他
他社製のライテ ィ ングソフト、 パケ ッ トライトソフ
ト とは、 共存できません。 InstantBurn をインストー
ルする前に必ず、 アンインストールして く ださい。

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CyberLink InstantBurn
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メディアをフォーマット
メディ アのフ ォーマ ッ トには、 メディ ア全体の物理フ ォーマ ッ トを
行う完全フ ォーマ ッ ト と、 フ ァ イル情報を消去し見かけだけの
フ ォーマ ッ トを行う通常フ ォーマ ッ トの 2 種類があります。 完全
フ ォーマ ッ トは、 フ ォーマ ッ トに長い時間が必要ですが、 初めて使
用する場合は必ずこのフ ォーマ ッ トを行う必要があります。 通常
フ ォーマ ッ トは、 一度フ ォーマ ッ トを行ったメディ アに対してのみ
行えます。 CD、 DVD、 BD、 HD DVD のフ ォーマ ッ トは、 次の手順で
行います。
1.
メディ アをドライブに挿入します。 タスクトレイに常駐した
InstantBurn のアイコンを右ク リ ッ クし、 メニューから フ ォー
マ ッ トを選択する。 フ ォーマ ッ タが起動したら次へ (N) をク
リ ッ クして く ださい。
2.
フ ォーマ ッ トを行う ドライブを選択し、 次へ (N) をク リ ッ クし
ます。
3.
メディ アのプロパテ ィ を確認したい場合はプロパテ ィ (P) をク
リ ッ クして く ださい。 よろしければ、 次へ (N) をク リ ッ クしま
す。
4.
ボリ ュームラベルを入力し、 完了をク リ ッ クします。 フ ォー
マ ッ トが始まります。
Note: 一度フ ォーマ ッ トしたメディ アでは、 通常フ ォーマ ッ トか完全
フ ォーマ ッ トのいずれを行うか選択できます。 通常フ ォーマ ッ トは完
全フ ォーマ ッ トより短時間で処理が終了します。
5.
フ ォーマ ッ トが終了すると メディ アがマウントされます。 OK を
ク リ ッ クして く ださい。

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Chapter 2: InstantBurn の使い方について
15
データをコピーしてみまし
このような手順でご使用いただけます
はじめに、 画面右下のタスクトレイに
のアイコンが表示されて
いるかを確認して く ださい。
1.
メディ アをフ ォーマ ッ トしたいドライブを選択して く ださい。
通常はそのまま次へ (N)> を押して く ださい。
Note: InstantBurn に対応したドライブが複数台つながっていれば、 そ
れらも表示されます。 必要があればそちらを選択して次へ (N)> を押し
て く ださい。
2.
メディ アの状態が表示されます。 このまま次へ (N)> を押して く
ださい。
Note: プロパテ ィ (P) ボタンで設定できる内容については、 プロパテ ィ
シートの使い方をご参照く ださい。
3.
必要に応じ、 ボリ ュームラベル (メディ アにつける名前) を決
めて く ださい。 通常はこのまま完了を押して く ださい。 ボ
リ ュームラベルは後からの変更も可能です。
Note: ボリ ュームラベル (メディ アにつける名前) は、 半角 11 文字、
全角 5 文字以内で設定して く ださい。 スペースは使用できません。
Note: DVD メディ アの場合「UDF バージ ョ ン」 という項目が表示されま
すが、 特に必要がない限り、 通常は互換性に優れた UDF1.50 でご使用
く ださい。 UDF1.50 と UDF2.00/2.01/2.50 の違いは?をご覧く ださい。
4.
確認画面が表示されます。 InstantBurn でフ ォーマ ッ トして良い
場合は、 OK を押して く ださい。
Note: InstantBurn でフ ォーマ ッ トされたメディ アは、 書き換え可能な
メディ アを除き Power2Go 等ライテ ィ ングソフトウ ェアではご使用い
ただけません。

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CyberLink InstantBurn
16
5.
フ ォーマ ッ トが終了しメディ アがマウントされます。 OK を押し
て く ださい。タスクトレイの
に変われば準備 OK で
す!
6.
上記 5 の画面を閉じたあとは、 いつでもフ ォーマ ッ トされた
ディ スに対しデータをコピーいただけます。
データコピーの手順 (一例) については、 次項からの内容をご参照
く ださい。
基本的には、 フロ ッ ピーディ スクや MO を扱うのと同じ感覚でご使
用いただけます。
また、 InstantBurn でマウント中のメディ アは、 データ保護のために
ボタンで取り出しできな く なっている場合があります。
メディ アを取り出される際は、 「メディ アを取り出す」 の手順にした
がって取り出して く ださい。
それでは、 データをコピーしてみましょ う
(以下の手順は一例です)
1.
マイコンピュータを開いて、コピー先になる CD または DVD のア
イコンを表示させまし ょ う。
! Windows XP の場合- スタートからマイ コンピュータをク リ ッ
クして く ださい。
! その他の Windows の場合 - デスクト ッ プにあるマイ コン
ピュータをダブルク リ ッ クして く ださい。
マイコンピュータを開く と、 ウインドウの中に CD または DVD のア
イコンが表示されます。
2.
上記 1 で表示させた CD または DVD のアイコンが隠れないよ う
に、 コピーしたいフ ァ イルを表示させて く ださい。
3.
データのコピーを行ってみまし ょ う。
! コピーしたいフ ァ イルの上でマウスの左ボタンを押したまま

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Chapter 2: InstantBurn の使い方について
17
! そのまま CD または DVD のアイコンまでマウスを動かして…
! マウスの矢印を CD または DVD アイコンの上に重ねたら、左
ボタンから手を離して く ださい。
4.
すると コピーが始まり、 あと どれく らいでコピーが終わるかが
表示されます。
5.
データがコピーされたかど うかは、CD または DVD のアイコンを
ダブルク リ ッ クで開く とわかります。
コピーしたフ ァ イルが入っていたら、 正常にデータがコピーされま
では、 メディアを取り出してみましょ う
1.
タスクトレイの
の上で右ク リ ッ クして、 取り出し (J) をク
リ ッ クします。
2.
メディ アの種類によってはそのままメディ アが出てきますが、
以下のよ うな画面が出るこ とがあります。
! CD-MRW で、バッ クグラウンドフ ォーマ ッ トが終了していな
い場合
! DVD-RW の場合または DVD+RW メディ アでバッ クグラウンド
フ ォーマ ッ トが終了していない場合
3.
いずれも 「このまま取り出す。」 の状態で OK を押すと メディ ア
が出てきます。
! パソコンの電源を切られる際は、 必ずメディ アを取り出して
おいて く ださい。
! 再度同じメディ アに書き込みする場合は、 メディ アを入れて
タスクトレイの
になれば準備 OK です。
! フ ァ イル ブラウザのディ スク ドライブ アイコン上で右ク
リ ッ クし、 「このまま取り出す」 選択したよ うに、 「取り出
し」 を選択してディ スクを取り出すこ とができます。

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CyberLink InstantBurn
18
メディアを取り出す
InstantBurn で書き込んだメディ アは、 次の手順で取り出します。 メ
ディ アを InstantBurn がインストールされていないパソコンでも読み
出しが行えるよ うにする設定はここで行います。
Note: バッ クグラウンド フ ォーマ ッ ト機能は、BD-RE および HD DVD-
RAM ディ スクでは利用できません。
CD-RW の場合
タスクトレイに常駐した InstantBurn のアイコンを右ク リ ッ クし、 メ
ニューから取り出しを選択します。
CD-MRW の場合
CD-MRW の場合は、 バッ クグラウンドフ ォーマ ッ ト中と終了後で動
作が異なります。 通常は、 タスクトレイに常駐した InstantBurn のア
イコンを右ク リ ッ クし、 メニューから取り出しを選択して く ださい。
バッ クグラウンドフ ォーマ ッ トが終了してない場合は、 下記の画面
が表れます。 OK を押して1分ほどお待ち く ださい。
DVD-RW/DVD+RW の場合
DVD+RW メディ アの場合は、 クイ ッ クフ ォーマ ッ ト (バッ クグラウ
ンドフ ォーマ ッ ト) 中と終了後で動作が異なります。 通常は、 タス
クトレイに常駐した InstantBurn のアイコンを右ク リ ッ クし、 メ
ニューから取り出しを選択して く ださい。

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Chapter 2: InstantBurn の使い方について
19
DVD-RW/DVD+RW のメディ アの取り出し方
DVD-RAM の場合
DVD-RAM のメディ アの取り出し方
BE-R/BD-RE の場合
このまま取り出す
次回も InstantBurn を使用してデータを書き込む
場合はこちらを選択します。 ただし、 この状態
で取り出したメディ アは、 InstantBurn が使用で
きるパソコンでしか読み出しを行えません (こ
の設定は DVD-RW/DVD+RW メディ アで共通で
す)。
DVD-ROM ドライブ
で読めるよ うにする
(再書き込み可能)
DVD-RW/DVD+RW メディ アを取り出し後、
InstantBurn がインストールされていないパソコ
ンでも読み出せるよ うにするにはこちらを選択
します。 次回も InstantBurn を使用してデータを
書き込むこ とができます。
このまま取り出す
次回も InstantBurn を使用してデータを書き込む
場合はこちらを選択します。 ただし、 この状態
で取り出したメディ アは、 InstantBurn が使用で
きるパソコンでしか読み出しを行えません (こ
の設定は DVD-RAM メディ アで共通です)。

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CyberLink InstantBurn
20
BD-R/BD-RE のメディ アの取り出し方
このまま取り出す
次回も InstantBurn を使用してデータを書き込む
場合はこちらを選択します。 ただし、 この状態
で取り出したメディ アは、 InstantBurn が使用で
きるパソコンでしか読み出しを行えません (こ
の設定は BD メディ アで共通です)。

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Chapter 2: InstantBurn の使い方について
21
各種メディアにおける取り扱
いの違いについて
InstantBurn は、 使用するメディ アの種類によって、 フ ォーマ ッ ト
や、 メディ アを取り出す ( イジェ クトする) 場合の処理の仕方が異
なっています。 ここでは、 その違いをまとめておきます。
Note: InstantBurn の制限として、 Windows 9x/Me で使用する場合、容量
が 2GB を超えるフ ァ イルはコピーなど出来ない場合があります。
Windows 2000/XP では、 この制限はありません。
Note: Windows XP について、 「CD/DVD-ROM で読めるようにする (再
書き込み可能)」 で取り出されたメディ アが、 OS 上で認識できない場
合があります。
Note: Windows 9x/Me/2000 SP2 以前では DVD-R に対して「DVD-ROM ド
ライブで読めるよ うにする (再書き込み可能)」 で取り出された場合、
その後に記録されたデータは InstantBurn がない環境では参照できませ
ん。 こちらは、 第 1 ボーダーしか参照できないという、 Windows 9x/
Me/2000 SP2 以前の制限によります。
Note: DVD メディ アについて、従来の UDF1.50 形式だけでなく最新の規
格である UDF2.00/2.01/2.50 形式のフ ォーマ ッ トにも対応いたしまし
た。通常は、互換性に優れた UDF1.50 形式での使用をおすすめします。
メディアについて
各種書き換え可能なメディ アをフ ォーマ ッ トした場合、 データが書
き込める容量は物理的な容量よりも少な く なります。 650MB の CD-

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CyberLink InstantBurn
22
RW で約 530MB になり、 4.7GB の DVD-RW/DVD+RW/DVD-RAM メ
ディ アでは約 4.3GB になります。
CD-RW
フ ォーマ ッ
ト処理
ブランク (何も書かれていない状態) から
のフ ォーマ ッ ト と、 フ ォーマ ッ ト済みメ
ディ アの再フ ォーマ ッ トができます。
※ 1
取り出し処
取り出しを選択後、 メディ アはそのままイ
ジェ クトされます。
このメディ アは、 InstantBurn が使用できる
環境で読み込み・書き込みが可能です。
CD-MRW
(マウン
トレイニ
ア)
フ ォーマ ッ
ト処理
CD-MRW (マウントレイニア) 対応ドライ
ブで使用するこ とができます。 ブランク
(何も書かれていない状態) からのフ ォー
マ ッ ト と、 フ ォーマ ッ ト済みメディ アの再
フ ォーマ ッ トができます。
※見かけ上、 短時間でフ ォーマ ッ トが終了
(1~3分) し、 データを読み書きしていな
い間にフ ォーマ ッ トを行います。 (バッ クグ
ラウンドフ ォーマ ッ ト)
取り出し処
バッ クグラウンドフ ォーマ ッ トが終了して
いない場合、 「書き換え可能なメディ アを取
り出すにはトラ ッ ク、 セッシ ョ ン情報を書
き込む必要があります。 よろしいですか」
のダイアログが表示されます。 この場合は
OK を押して1分程度待つと メディ アがイ
ジェ クトされます。 バッ クグラウンド
フ ォーマ ッ トが終了している場合は、 その
ままイジェ クトされます。
このメディ アは以下の環境で取り扱いが可
能です。
再挿入後、 InstantBurn が使用できる環境で
読み込み・書き込みが可能です。

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Chapter 2: InstantBurn の使い方について
23
DVD-
RW(QF)
(クイ ッ
クフ ォー
マ ッ ト)
フ ォーマ ッ
ト処理
ブランク (何も書かれていない状態) から
のフ ォーマ ッ ト と フ ォーマ ッ ト済みメディ
アの再フ ォーマ ッ トができます。
※見かけ上、 短時間でフ ォーマ ッ トが終了
(1~3分) します。
データの書き込み時に必要な部分だけ、 そ
の都度フ ォーマ ッ トを行います。
取り出し処
・ このまま取り出し
メディ アはそのままイジェ クトされます。
InstantBurn が使用できる環境で読み込み・
書き込みが可能です。
・ DVD-ROM で読めるよ うにする (再書き込
み可)
DVD-ROM や InstantBurn がインストールさ
れていない環境で参照できるよ うにデータ
形式を変換し、 さらに InstantBurn が使用で
きる環境で追記が可能です。
DVD+RW
フ ォーマ ッ
ト処理
ブランク (何も書かれていない状態) から
のフ ォーマ ッ ト と、 フ ォーマ ッ ト済みメ
ディ アの再フ ォーマ ッ トができます。
取り出し処
バッ クグラウンドフ ォーマ ッ トが終了して
いない場合は、 以下のダイアログが表示さ
れます。
・ このまま取り出し
メディ アがそのままイジェ クトされます。
InstantBurn が使用できる環境で読み込み・
書き込みが可能です。
・ DVD-ROM で読めるよ うにする (再書き込
み可)
DVD-ROM や InstantBurn がインストールさ
れていない環境で参照できるよ うにデータ
形式を変換し、 さらに InstantBurn が使用で
きる環境で追記が可能です。

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DVD-
RAM
フ ォーマ ッ
ト処理
ブランク (何も書かれていない状態) から
のフ ォーマ ッ ト と、 フ ォーマ ッ ト済みメ
ディ アの再フ ォーマ ッ トができます。
取り出し処
・ このまま取り出し
メディ アがそのままイジェ クトされます。
InstantBurn が使用できる環境で読み込み・
書き込みが可能です。
BD-R
フ ォーマ ッ
ト処理
ブランク ディ スクをフ ォーマ ッ トしたり、
フ ォーマ ッ ト済みのディ スクを再度フ ォー
マ ッ トするこ とができません。
取り出し処
・ このまま取り出し
メディ アがそのままイジェ クトされます。
InstantBurn が使用できる環境で読み込み・
書き込みが可能です。
BD-RE
フ ォーマ ッ
ト処理
ブランク ディ スクをフ ォーマ ッ トしたり、
フ ォーマ ッ ト済みのディ スクを再度フ ォー
マ ッ トするこ とができます。
取り出し処
・ このまま取り出し
メディ アがそのままイジェ クトされます。
InstantBurn が使用できる環境で読み込み・
書き込みが可能です。
HD DVD-
RAM
フ ォーマ ッ
ト処理
ブランク ディ スクをフ ォーマ ッ トしたり、
フ ォーマ ッ ト済みのディ スクを再度フ ォー
マ ッ トするこ とができます。
取り出し処
・ このまま取り出し
メディ アがそのままイジェ クトされます。
InstantBurn が使用できる環境で読み込み・
書き込みが可能です。

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Chapter 2: InstantBurn の使い方について
25
Note: InstantBurn の制限として、 Windows 9x/Me で使用する場合、容量
が 2GB を超えるフ ァ イルはコピーなどできない場合があります。
Windows 2000/XP では、 この制限はありません。DVD メディ アについ
て、 従来の UDF1.50 形式だけでなく最新の規格である UDF2.00/2.01 形
式のフ ォーマ ッ トにも対応いたしました。 通常は、 互換性に優れた
UDF1.50 形式での使用をおすすめします。
バッ クグラウンドフォーマッ トについて
バッ クグラウンドフ ォーマ ッ ト とは、 InstantBurn のよ うなパケ ッ ト
ライテ ィ ングソフトでメディ アをはじめてフ ォーマ ッ トする場合に、
物理フ ォーマ ッ ト処理を大幅に短縮するための仕組みです。
対応した機器を使用すると、 物理フ ォーマ ッ トをドライブ内部で管
理し、 書き込みや読み出しなどの処理が行われていない時間 (空き
時間) を利用してフ ォーマ ッ ト処理を自動的に行います。 もちろん、
バッ クグラウンドフ ォーマ ッ ト中でも、 自動的にフ ォーマ ッ ト処理
を中断し、 随時、 読み出しや書き込みなどの処理を行う こ とができ
ますので、 フ ォーマ ッ トの時間を気にするこ とな く、 作業が行えま
す。
バッ クグラウンドフ ォーマ ッ トは、 マウントレイニア (CD-MRW)
規格に準拠した CD-R/RW ドライブと DVD+RW 規格に準拠した記録
型 DVD ドライブで使用するこ とができます。
また、 バッ クグラウンドフ ォーマ ッ トに対応した製品では、 メディ
アの取り出し時の動作が、 非対応のドライブを使用する場合と次の
よ うに異なっています。
DVD + RW メディ アの場合
InstantBurn では、 物理フ ォーマ ッ トが終了していないメディ ア
(バッ クグラウンドフ ォーマ ッ トが終了していない状態) をドライブ
から取り出す場合には、 次の 2 種類の中から動作を選択するこ とが
できます。
(1) テンポラ リ リードアウトを書き込む

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CyberLink InstantBurn
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この状態で取り出す場合は、 タスクトレイに常駐している
InstantBurn のアイコンを右ク リ ッ クし、 取り出しを選択します (書
き込み可能ドライブが 1 つしかない場合は、 ドライブの選択項目は
ありません)。 取り出し処理 (約1分間) を行ったあと メディ アが排
出されます。
(2) テンポラ リ リードアウトがない状態で取り出す
この状態で取り出すには、 エクスプローラからドライブを右ク リ ッ
クし、 メニューから取り出し ] を選択します。
Note: テンポラ リ リードアウト とは? InstantBurn がインストールされ
ていない環境で、 InstantBurn フ ォーマ ッ トの DVD+RW メディ アを認識
するためには、 リードアウト と呼ばれる情報が必要です。 通常、
リードアウトはメディ ア全面のフ ォーマ ッ トが完了した時点で自動的
に記録されますが、 フ ォーマ ッ ト完了前に取り出した場合、 「DVD-
ROM で読めるよ うにする」 を選択した場合は仮のリードアウトが記録
されます。 テンポラ リ リードアウト とはこのこ とを指しています。
CD-MRW (マウントレイニア) の場合
CD-MRW とはマウントレイニア (MRW) 方式でフ ォーマ ッ トした
CD-RW メディ アのこ とを指します。 CD-RW メディ アをマウントレ
イニア方式でフ ォーマ ッ トするためには、 InstantBurn のプロパテ ィ
の InstantBurn Page 設定にて、 MRW フ ォーマ ッ ト対応にする。 (書き
換え可能なメディ ア) チェ ッ クボッ クスをオンにして く ださい。
マウントレイニア対応ドライブで CD-MRW を使用し、 バッ クグラウ
ンドフ ォーマ ッ トが終了していない状態でメディ アを取り出すには、
取り出し処理を行う必要があります。 処理は、
1.
タスクトレイに常駐している InstantBurn のアイコンを右ク リ ッ
クし、 メニューから取り出しを選択する
2.
エクスプローラからドライブアイコンを右ク リ ッ クし、 メ
ニューから取り出しを選択する
3.
ドライブのイジェ クトボタンを押す
のいずれかで行えます (処理が開始されるまで時間がかかるこ とが
あります)。

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Chapter 2: InstantBurn の使い方について
27
メニューが表示されたら、 OK をク リ ッ クし、 処理を行って く ださ
い。
Note: CD-MRW とは? CD-MRW (マウントレイニア) は、 CD-RW パ
ケッ トライトの使い勝手向上のために業界団体が作成した規格です。
記録開始に必要な部分だけを始めにフ ォーマ ッ トしますので、 フ ォー
マ ッ トが1分程度で終了してすぐに書き込みが開始できます。 また、
ドライブを使用していない間にフ ォーマ ッ トを進めてい く 「バッ クグ
ラウンドフ ォーマ ッ ト」 機能を備えているのも特徴です。 この機能で
書き出した CD-RW を使用するには、 対応したドライブが必要です。

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CyberLink InstantBurn
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プロパティシートの使い方
InstantBurn は、 プロパテ ィシート という画面が用意されています。
プロパテ ィシートでは、 InstantBurn を使用して書き込みが行えるド
ライブの各種設定や挿入されたメディ アの情報を参照できます。 こ
こでは、 プロパテ ィシートの使い方について説明します。
プロパティシートを表示する
プロパテ ィシートは、 タスクトレイに常駐した InstantBurn のアイコ
ンを右ク リ ッ クし、 メニューからプロパテ ィ を選択するこ とで行え
ます。 InstantBurn が対応しているドライブが複数接続されている場
合は、 ドライブ名を選択し、 プロパテ ィ を選択します。
Note: プロパテ ィシートは、 エクスプローラから表示させたいドライ
ブを右ク リ ッ クしてメニューからプロパテ ィ を選択するこ とでも行え
ます。 また、全般に表示されている内容は、基本的に InstantBurn Page
全般と同じものが表示されます。
InstantBurn Page 全般について
プロパテ ィシートには、 InstantBurn Page 全般と InstantBurn Page 設
定の2種類があります。 InstantBurn Page 全般は、 挿入されているメ
ディ アの情報を参照するこ とができ、 InstantBurn Page 設定では、 各
種設定を行う こ とができます。
ボリ ュームラベル
現在設定されているボリ ュームラベルが表示されています。 入力可
能な状態になっている場合は、 新しい名称を入力するこ とができま
す。 入力を行ったら、 OK または適用をク リ ッ クして く ださい。 ボ
リ ュームラベルは半角 11 文字、 全角 5 文字以内で設定して く ださ
い。 スペースは使えません。
種類

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Chapter 2: InstantBurn の使い方について
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挿入されているメディ アの種類を表示します。
フ ァ イルシステム
挿入されているメディ アが使用しているフ ァ イルシステムとその
バージ ョ ンが表示されます。 InstantBurn で正常に認識されている場
合は、 「FS_UDF」 と表示されます。 末尾の数字は UDF のバージ ョ ン
を示しています。
使用領域
データが記録されている容量を表示します。
空き領域
未使用領域を表示します。
容量
メディ アの総容量 (使用領域と空き領域の合計) を表示します。
DRT-DM を使用する ( 設定を有効にする場合、 再起動が必要です )
DRT-DM は、 書き込み中にメディ アに付いたホコ リや傷などによっ
てエラーが発生したブロ ッ クがある場合、 その部分をスキッ プし、
安全な部分からも う一度データを書き込むこ とができます。 この機
能を選択した場合、 コンピュータの再起動が必要になります。
Note: この設定は DRT-DM 対応ドライブのみで表示される設定項目で
す。
InstantBurn Page 設定について ドライブ設定の
変更
InstantBurn Page 設定では、 InstantBurn を使用するドライブの各種設
定を行う こ とができます。 設定できる項目には、 次のものがありま
す。

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InstantBurn 詳細設定
安全モード (書き換え可能なメディ アで書き込み後コンペアする)
このチェ ッ クボッ クスをオンに設定すると、 CD-RW や DVD-RW/
DVD+RW/DVD-RAM メディ アを使用した場合に書き込みを行った後、
正し く データが書き込めたかど うかを検証するコンペア処理を行い
ます。 データの信頼性は向上しますが、 コンペア処理が入るため、
見かけ上の書き込みスピードが低下します。
ドライブ詳細設定
MRW フ ォーマ ッ トに対応する。 (書き換え可能なメディ ア)
この設定は、 マウントレイニア対応ドライブのみで表示される設定
項目です。 このチェ ッ クボッ クスをオンに設定すると、 マウントレ
イニア規格に準拠した方式で CD-RW メディ アのフ ォーマ ッ ト、 書
き込みを行います。
CD-MRW (マウントレイニア) については、 コラム ・ CD-MRW と
は?をご参照く ださい。
クイ ッ クスタートに対応する。 (DVD+RW メディ ア)
この設定は、 クイ ッ クスタート対応ドライブでのみ表示される設定
項目です。 このチェ ッ クボッ クスをオンに設定すると、 1分~1分
3 0秒かかる DVD+RW メディ アのフ ォーマ ッ トが、 約 40 秒で終了
します。
CAV に対応する。 (Constant Angular Velocity :角速度一定)
この設定は、 CAV 対応ドライブのみで表示される設定項目です。 こ
のチェ ッ クボッ クスをオンに設定すると、 CAV 方式を使用して CD-
RW メディ アへの書き込みを行います。
Note: CAV(Constant Angular Velocity : 角速度一定 ) とは?ドライブの内
部のメディ アを常に一定の速度で回転させる方式のこ とです。 円周は
外周ほど長くなるため、 速度は内側ほど遅く、 外側ほど速くなり、
データの読み書き速度が変化します。 記録速度・回転数がどの場所で
も滑らかに移行するため、 書き込み速度が変化した際の書き込み継ぎ
目によるギャ ッ プが発生しないという利点があります。

Page 39
Chapter 2: InstantBurn の使い方について
31

Page 40
CyberLink InstantBurn
32

Page 41
33
テクニカル サ
ポート
テクニカル サポートをご依頼になる前に、このユーザーズ ガイドま
たはオンライン ヘルプをご覧ください。これらのドキュメントに
は、このプログラムを使用する際に必要な一般情報が記載されてい
ます。また、ご購入の代理店、販売店にお問い合わせいただくこと
もできます。
上記の方法で問題を解決できない場合は、弊社のテクニカル サポー
トをご利用ください。

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CyberLink InstantBurn
34
Web のサポート
下記の Web サイト (1 日 24 時間ご利用可能 ) にて、各種問題の解決
方法をご用意しています。
support.cyberlink.com
www.cyberlink.com
Q&A だけでなく、トラブルシューティング テクニック、最新の製
品ニュース、その他の関連情報もご提供しています。

Page 43
Chapter 3: テクニカル サポート
35
ファ ックスのサポート
ファックスでご連絡いただくことで、電話よりも短時間でテクニカ
ル サポートをご利用いただくことも可能です。
(886) 2-8667-1300
íçÅF テクニカル サポート サービスは、登録ユーザーのみご利用いただ
けます。ファックスを送信する際には、CD ケースに貼付されている
CD キーをご記入ください。

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電話によるサポート
受付時間中、下記のテクニカル サポート ホットラインにお電話いた
だくことも可能です。
íçÅF テクニカル サポート サービスは、登録ユーザーのみご利用いただ
けます。お電話の際は CD キー (CD ケースに貼付 ) をご用意ください。
テクニカル サポートへお電話いただくときは、コンピュータの電源
をオンにして次の情報をご準備ください。
! 登録済み CD キー
! 製品バージョン
! システムにインストールされている Windows のバージョン
! システムで使用しているハードウェア デバイスおよび各仕
! 警告メッセージが表示されている場合は、そのメッセージ文
( メモに書き取るか、スクリーン キャプチャを撮ってくださ
い )
! 問題の詳細な説明および発生状況
CyberLink テクニカルサポート情報
電話番号
(886) 2-8667-1298
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