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USBメモリをDOS起動ディスクにする

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USBメモリをDOS起動ディスクにする

平成22年(2010年)08月28日 更新

BIOSアップデートなどで使用するDOSをUSBメモリから起動できるようにする方法です。
Windows上からBIOSを更新するのは危険なので、DOS上から行うようにしましょう。

HP USB Disk Storage Format Tool を使用する方法 (diskcopy.dll から起動ディスクイメージ抽出 編)

注意

用意するもの

手順

  1. system32 フォルダ(通常は C:\Windows\system32)にある diskcopy.dll を適当なフォルダにコピー
  2. コピーした diskcopy.dll を、リソースを抽出するソフトウェアで開き、BINFILE というリソースを抽出

    Resource Hacker を起動し、コピーした diskcopy.dll を開く。

    左のツリーから「BINFILE」を選択し、右クリックメニューから「 [ BINFILE ] を保存する...」を選択して保存する。
    Resource Hacker(7263 Byte)

    すると、「BINFILE」を保存したフォルダに Data_1.bin というファイルが作成されている。これがDOS起動ディスクイメージである。

  3. 起動ディスクイメージからファイルを抽出する

    DiskExplorer を起動すると、まず、ファイル選択ウィンドウが表示されるので、Data_1.bin を指定する。

    次の「ディスクを開く」ウィンドウでは「plain image」を選択し、OKボタンをクリック。
    DiskExplorer「ディスクを開く」ウィンドウ(4215 Byte)

    COMMAND.COM、IO.SYS、MSDOS.SYS の3ファイルを選択して(Ctrlキーを押しながらクリックで複数選択できる)、右クリックメニューから「取り出して保存(E) ...」を選択して保存する。
    DiskExplorerメイン画面(20457 Byte)

  4. HP USB Disk Storage Format Tool でUSBメモリをDOS起動ディスクとしてフォーマットする。

    「Create a DOS startup disk」にチェックを入れ、 「using DOS system files at:」で COMMAND.COM、IO.SYS、MSDOS.SYS の3ファイルが保存されているフォルダを指定し(右の「...」ボタンでファイル選択ウィンドウが開く)、 「Start」ボタンをクリック
    HP USB Disk Storage Format Tool の設定画面

    「USBメモリの内容が消去されるぞ!」と警告されるので、「はい」をクリック。
    USBメモリのフォーマット確認メッセージ

    しばらくして、下のようなダイアログが表示されたら完了です。
    USBメモリのフォーマット完了メッセージ

  5. USBメモリを一旦取り外す。
  6. USBメモリをさし直し、 USBメモリにIO.SYS、MSDOS.SYS、COMMAND.COM の3つのファイルがあることを確認。 あとは、BIOSアップデート用のファイルなど、必要なファイルをUSBメモリにコピーしてください。

    IO.SYS、MSDOS.SYS、COMMAND.COM の3つのファイルを保存しておけば手順1・2・3は省略できます。

HP USB Disk Storage Format Tool を使用する方法 (Virtual Floppy Drive 編)

注意

用意するもの

手順

  1. Virtual Floppy Drive で仮想フロッピードライブを作成する。

    vfdwin.exe を実行し、「開始(S)」ボタンをクリック
    VFD コントロールパネル 「ドライバ」タブ

    「ドライブ0」タブを選択し、「開く/新規(O)...」ボタンをクリック
    VFD コントロールパネル 「ドライブ0」タブ

    「作成(C)」ボタンをクリック
    VFD コントロールパネル 「仮想フロッピイメージを開く」ダイアログ

  2. 仮想フロッピードライブに対し、MS-DOS起動ディスク作成の操作をする。(以下はXPでの手順)

    仮想フロッピードライブのアイコンを右クリックし、メニューから「フォーマット(A)...」を選択。
    タブを選択し、開始ボタンをクリック

    「MS-DOS の起動ディスクを作成する(M)」にチェックを入れ、開始ボタンをクリック。
    XPのフォーマットダイアログ

    OKボタンで続行します。
    仮想フロッピーのフォーマット確認メッセージ

    本物のフロッピーディスクと違い、フォーマットは一瞬で完了します。
    仮想フロッピーのフォーマット完了メッセージ

  3. HP USB Disk Storage Format Tool でUSBメモリをDOS起動ディスクとしてフォーマットする。

    「Create a DOS startup disk」にチェックを入れ、 「using DOS system files at:」で仮想フロッピーのドライブ文字(例では A:\)を入力し、 「Start」ボタンをクリック
    HP USB Disk Storage Format Tool の設定画面

    「USBメモリの内容が消去されるぞ!」と警告されるので、「はい」をクリック。
    USBメモリのフォーマット確認メッセージ

    しばらくして、下のようなダイアログが表示されたら完了です。
    USBメモリのフォーマット完了メッセージ

  4. USBメモリを一旦取り外す。
  5. USBメモリをさし直し、 USBメモリにIO.SYS、MSDOS.SYS、COMMAND.COM の3つのファイルがあることを確認。 あとは、BIOSアップデート用のファイルなど、必要なファイルをUSBメモリにコピーしてください。

    IO.SYS、MSDOS.SYS、COMMAND.COM の3つのファイルを保存しておけば手順1・2は省略できます。 この場合、手順3の「using DOS system files at:」で3つのファイルが保存されているフォルダを指定します。

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