[グループウエアLa!cooda WIZ導入の作業記録]　　　2008.3.20
実際に行なった手順を整理し再構成して述べます。
1."La!cooda WIZ"の入手

  　
  無償ダウンロードは既に停止されている

　
Linux版を入手できなかったため、以前ダウンロードしたWindows版を使用  
　PC上で書庫を解凍

  　　
  wiz_win_1.4.0.zip

　　　
↓  

　　
[DIR] wiz_win_1.4.0  

　　　
[DIR] lacooda_wiz  

　　　　
readme.txt  

　　　　
postgres.sh　　　　　　DB名の情報あり  

　　　　
createDbForPgSQL.sql  

　　　　
createDbForMySQL.sql　　DDLあり  

　　　　
root.sh　　　　　　　　DB関連定数名やパーミッション情報あり  

　　　　
・  

　　　　
・  

　　　　
[DIR] wiz　　　　　　　ここ以下がアップロード対象  

　　　　　
admin.php  

　　　　　
gw.php　　　　　　　　DB関連定数情報あり（値を定義する場所）  

　　　　　
index.php  

　　　　　
・  

　　　　　
・  

　　　　　
[DIR] admin  

　　　　　
[DIR] bbs  

　　　　　
・  

　　　　　
・  
2.データベースの設定
2.1.PostgreSQLデータベースユーザを作成

  　
  WADAXコントロールパネルで以下の通り作成

　　
DBユーザ名：channel-academy-com  

　　
DBパスワード：EnriqueTorres  

　
  "La!cooda WIZ"が想定しているユーザ名"nobody"を使いたいところだが、

　
値は自動的に決められるため不可  
2.2.データベース作成

  　
  WADAXコントロールパネルからPostgreSQL管理ツールへ遷移して実施

　　
名称：masters  

　
  "La!cooda WIZ"が想定しているDB名を使用した
2.3.テーブル作成

  　
  引き続きPostgreSQL管理ツールにて実施

　
createDbForPgSQL.sql の内容を1文ずつ手動で実行  

　
（スクリプトを実行する手段が無いため）  

　
但し、DBユーザ名は2.1で設定した名前に変えて実施  

　
  "GRANT ALL ON 〜 TO channel-academy-com"を実行すると画面の文字が化け、

　
エラーメッセージが出現するが、コマンドは成功している  
3.アップロードの準備

  　
  アップロード対象ファイルをPC上で修正
3.1.データベース情報の反映

  　
  gw.php 内の定義を以下の通り修正

　　
$host =   "localhost"　　→　""　（次項で使わなくするので変えなくてもよし）

　　
$db_user =   "nobody"　　→　"channel-academy-com"

　　
$db_password =   ""　　　→　"EnriqueTorres"

　　
$db_port =   "3306"　　　→　""　（次項で使わなくするので変えなくてもよし）

　　
$db_type =   "MySQL"　　　→　"PostgreSQL"

　　
$os_type =   "Windows"　　→　"Linux"

　　
$_ROOT_DIR_ =   "C:/Program Files/Apache Group/Apache2/htdocs/wiz/"

　　　　　　　
→　  "/home/channel-academy-com/public_html/wiz/"
3.2.WADAXサーバの仕様に合わせた修正

  　
  class\DBConnectPgsql.php 内の接続文字列を以下の通り修正

　　
$connectionString =   "host=$this->hostName port=$this->portNo dbname=$this->dbName user=$this->userName password=$this->password";

　　　
↓  

　　
$connectionString =   "dbname=$this->dbName user=$this->userName password=$this->password";

　　
（hostNameとportNoは指定しない）  
3.3.エラーメッセージの追加

  　
  認証関連の日本語のエラーメッセージ出力の周辺に、英字のメッセージ出力も追加

　
（文字化け未解決の段階で接続エラーが起きると解析に困るため）  

　　
index.php 内の  

　　　
'データベース接続に失敗しました。'　に対して  

　　　
'DB CONNECT ERROR (  >_<)'　　　　　　を追加

　　
include\accept.conf 内の  

　　　
'認証に失敗しました。'　　　　　　　に対して  

　　　
'AUTHENTICATION FAILED (  >_<)' 　　　を追加

　　
同じく  

　　　
'正規のユーザではありません。'　　　に対して  

　　　
'USER IS INCORRECT (  >_<)' 　　　　　を追加

　　
同じく  

　　　
'パスワードが違います。'　　　　　　に対して  

　　　
'PASSWORD IS INCORRECT (  >_<)' 　　　を追加
4."La!cooda WIZ"のインストール
4.1.アップロード

  　
  FFFTP使用
4.1.1.一括転送

  　
  転送モードは自動

　
（アスキーモードの対象となる拡張子としてphp、cssを追加しておく）  

　
漢字コードは無指定（EUCではない）  

　
サーバの  "public_html"の下に"wiz"以下を転送
4.1.2.個別再転送

  　
  アスキーモードを明に指定

　
漢字コードは無指定  

　
対象は以下の通り  

　　
  "wiz\admin\csvimport\format"の下にある拡張子のないファイル

　　
  "wiz\bbs\scripts"の下にある拡張子のないファイル

　　
  "wiz\include"の下にある各ファイル
4.2.パーミッション変更

  　
  以下の通り変更

　　
  "wiz"以下：755

　　
  "wiz/files"以下：777

　　
  "wiz/gw.php"：766

　　
  "wiz/bbs/admin/settings"以下：777
5.PHPの設定

  　
  WADAXコントロールパネルにて"wiz"配下の.htacsessを以下の通り設定

　　
php_flag register_globals On  

　　
php_value default_charset EUC-JP  

　　
php_value mbstring.language Japanese  

　　
php_value mbstring.internal_encoding EUC-JP  

　　
php_value mbstring.http_input auto  

　　
php_value mbstring.http_output EUC-JP  

　　
php_flag mbstring.encoding_translation On  

　　
php_value mbstring.detect_order auto  

　　
php_value mbstring.substitute_character none  

　　
php_value mbstring.func_overload 0