4.1.入金種別の登録
入金種別は、販売先から回収する売掛金の処遇を指定する項目になります。この項目により「自動仕訳設定」に基づいて「売掛金の計上(デフォルトの入金種別:販売先マスタより)」と「入金の計上」仕訳が生成されます。入金方法は多種多様に分かれるため、それに対応する種類の入金種別があります。※また、入金種別の登録には、「口座」が登録されている必要があるため、あらかじめ登録しておいてください。この選択肢に基づいて仕訳等(締残、末残の更新)が行われるため、以下の各種の属性の定義が必要になります。
(2019.09.11更新)・区分:コード値(自動仕訳設定マスタ上の「中区分」と連動します)・区分名:画面の選択肢として表示される名称です・通貨:通貨コード・区分グループ:回収予定表や回収明細表などでグループ化するためのキーです・条件区分:各種処理において処理条件として利用されます・集計対象区分:末残の集計対象区分になります・口座:入金種別にて利用される口座を指定します・税区分利用:入金種別が税区分を利用する場合は有効にします・無効フラグ:入金種別を選択肢として表示させないようにする場合はチェックします(過去に利用されているものを表示する必要があるので基本削除はしません)
※「口座マスタ」に口座を登録している場合は、標準で使われる「入金種別」「支払種別」を自動生成する機能が利用できます。■ 機能概要以下のルールに従って、初期データが生成されます。・011 <= cd < 099 : 売掛(買掛)と口座間での相殺をする種別・481 :・511 <= cd < 599 : 前受(前渡)と口座間での相殺をする種別・711 <= cd < 799 : 仮受(仮払)と口座間での相殺をする種別・911 <= cd < 997 : 外貨建ての売掛金を通貨替(円転)する際の受入口座を指定する種別上記のコード帯は一度初期化(削除)され、口座の数分データが作成されます。上記に加え末尾2桁で以下の構成をします。・x11 : 振込・x12 : 送金・x13 : 自振(支払種別のみ)・x15 : 小切手※911 については、上記のx12等は生成されません。上記+通貨(現行はJPYとUSDのみ)をつけたものが各種別になります。例)口座:みずほ東京、三菱UFJ大阪→011売掛みずほ東京振込¥、011売掛みずほ東京振込$012売掛みずほ東京送金¥、012売掛みずほ東京送金$511前受みずほ東京振込¥、511前受みずほ東京振込$512前受みずほ東京送金¥、512前受みずほ東京送金$711前受みずほ東京振込¥、711前受みずほ東京振込$712前受みずほ東京送金¥、712前受みずほ東京送金$ 等
1)メニュー:「会計管理タブ」>「各種区分マスタ登録」2)「各種区分マスタ登録画面」→「区分選択」ドロップダウンの下に「入金・支払種別再構成」ボタンが表示されています。
→「入金・支払種別再構成」ボタンを押すと、確認ダイアログが表示され、「はい」でデータが再構成されます。
※再構成後に、できたデータに対して、実務上の要否を検討して適宜修正してください。
※合わせて「自動仕訳設定マスタ登録画面」にて仕訳設定をしてください。
・入金種別は以下の画面にて、利用されています。・販売先マスタ登録画面本画面で指定した「入金種別(回収方法)」により、「販売先締処理(台帳出力)」にて生成される「入金予定データ」の「入金種別」が自動設定されます。・入金入力画面本画面で指定した「入金種別」により、「自動仕訳処理」にて、該当する仕訳が自動登録されます。
・自動仕訳設定マスタ登録画面本画面では、「入金種別」と「仕訳」の連動設定を行います。上記の例では、「011:売掛ゆうちょ 六四八振込¥」は、仕訳としては以下のように仕訳されます。当座預金 ゆうちょ(六四八) xx,xxx 売掛金 販売先XX4.2.支払種別の登録
支払種別は、仕入先に支払う買掛金の処遇を指定する項目になります。この項目により「自動仕訳設定」に基づいて「買掛金の計上(デフォルトの支払種別:仕入先マスタより)」と「支払の計上」仕訳が生成されます。支払方法も多種多様に分かれるため、それに対応する種類の支払種別があります。※また、支払種別の登録には、「口座」が登録されている必要があるため、あらかじめ登録しておいてください。この選択肢に基づいて仕訳等(締残、末残の更新)が行われるため、以下の各種の属性の定義が必要になります。・区分:コード値(自動仕訳設定マスタ上の「中区分」と連動します)・区分名:画面の選択肢として表示される名称です・通貨:通貨コード・区分グループ:支払予定表や支払先別支払い方法別一覧表などでグループ化するためのキーです・条件区分:各種処理において処理条件として利用されます・集計対象区分:末残の集計対象区分になります・口座:支払種別にて利用される口座を指定します・税区分利用:支払種別が税区分を利用する場合は有効にします・無効フラグ:支払種別を選択肢として表示させないようにする場合はチェックします(過去に利用されているものを表示する必要があるので基本削除はしません)
(2019.09.11更新)※「口座マスタ」に口座を登録している場合は、標準で使われる「入金種別」「支払種別」を自動生成する機能が利用できます。■ 機能概要以下のルールに従って、初期データが生成されます。・011 <= cd < 099 : 売掛(買掛)と口座間での相殺をする種別・481 :・511 <= cd < 599 : 前受(前渡)と口座間での相殺をする種別・711 <= cd < 799 : 仮受(仮払)と口座間での相殺をする種別・911 <= cd < 997 : 外貨建ての売掛金を通貨替(円転)する際の受入口座を指定する種別上記のコード帯は一度初期化(削除)され、口座の数分データが作成されます。上記に加え末尾2桁で以下の構成をします。・x11 : 振込・x12 : 送金・x13 : 自振(支払種別のみ)・x15 : 小切手※911 については、上記のx12等は生成されません。上記+通貨(現行はJPYとUSDのみ)をつけたものが各種別になります。例)口座:みずほ東京、三菱UFJ大阪→011買掛みずほ東京振込¥、011売掛みずほ東京振込$012買掛みずほ東京送金¥、012売掛みずほ東京送金$012買掛みずほ東京自振¥、012売掛みずほ東京自振$511前渡みずほ東京振込¥、511前渡みずほ東京振込$512前渡みずほ東京送金¥、512前渡みずほ東京送金$ 等1)メニュー:「会計管理タブ」>「各種区分マスタ登録」2)「各種区分マスタ登録画面」→「区分選択」ドロップダウンの下に「入金・支払種別再構成」ボタンが表示されています。
→「入金・支払種別再構成」ボタンを押すと、確認ダイアログが表示され、「はい」でデータが再構成されます。
※再構成後に、できたデータに対して、実務上の要否を検討して適宜修正してください。
※合わせて「自動仕訳設定マスタ登録画面」にて仕訳設定をしてください。
・支払種別は以下の画面にて、利用されています。・仕入先マスタ登録画面本画面で指定した「支払種別(支払方法)」により、「仕入先締処理(台帳出力)」にて生成される「支払予定データ」の「支払種別」が自動設定されます。・支払入力画面本画面で指定した「支払種別」により、「自動仕訳処理」にて、該当する仕訳が自動登録されます。・自動仕訳設定マスタ登録画面本画面では、「支払種別」と「仕訳」の連動設定を行います。4.3.旅費〜支払手形の登録
「旅費」「交際費」「交通費」「その他出納」「経費支払」、「受取手形」および「支払手形」については、選択肢を登録するイメージで定義します。(あらかじめデータが入っていますが、適宜修正願います。)・旅費・交際費・交通費・その他出納・経費支払(定時払いなど)・受取手形・支払手形※こちらの「コード値」と「自動仕訳」が連動しますので、設定後には「自動仕訳設定マスタ登録」も修正してください。
各種区分マスタとは、経費・経理・会計で利用する選択肢の登録をする画面になります。区分には以下のものがあります。
※なお、これらのコード値(キー)は、「自動仕訳」にて利用されているので更新した場合は合わせて「自動仕訳設定マスタ登録」の修正も行ってください。・入金:入金入力、自動仕訳にて利用される入金額の回収方法の選択肢・支払:支払入力、自動仕訳にて利用される支払額の支払方法の選択肢・旅費:旅費精算入力における旅費区分・交際費:交際費精算入力における交際費区分・交通費:交通費精算入力における交通費区分・その他出納:その他出納精算入力における出納区分・経費支払:経常経費(毎月の経費)や特別な支払のある経費の経費区分・受取手形:受取手形入力における手形区分・支払手形:支払手形入力における手形区分