第4回【『FF-TCG ChapterⅡ』 カードプレヴュー『FF4』】

『FF4』から収録されるフォワードは「レベルアップ」の能力を多く持っています。今回のプレヴューでは『FF4』「レベルアップ」に関連して、新しいデッキのコンセプトに成り得るフォワード。パロムとポロムを紹介していきましょう。

『FF4』に登場する双子の魔道士である【2-013C】パロムと【2-089C】ポロム。魔道士の素質は確かなものを持っていますが、この【2-013C】パロムと【2-089C】ポロムはまだ経験不足。1コストにパワーも最弱の1000しかありません。しかし、重要なのはその魔道士の素質、レベルアップの能力を持っているということです。

1000のパワーとなるとレベルアップするのも一苦労と思いがちかもしれません。しかし、【2-013C】パロムはアタックしたときに、対戦相手のフォワード1体に2000ダメージを与えるオートアビリティを持っているので、比較的レベルアップしやすい部類のフォワードと言えます。パワーの関係上、ブレイクされやすいという弱点もありますが、【2-089C】ポロムがフィールドに居れば、選ぶ効果の場合は手札に戻ることができます。2人揃うことで1人1人よりも大きな力を発揮し、より強い敵とも戦える力を持つと言えるでしょう。

そして、2人揃ったときの力はレベルアップしたときにさらに大きなものになります。

魔道士としての素質を開花させた双子の【2-012R】パロムと【2-088R】ポロム。パワーやコストといった能力が高くなっているのはもちろんですが、強力なのはレベルアップによってフィールドに出たときにオートアビリティを発動するところです。【2-012R】パロムならば7000ダメージを、【2-088R】ポロムならばコスト5以下のフォワードを手札に戻すことができます。これらのアビリティによって、フィールドの状況をより優位にしてくれる助けになってくれます。

それぞれのスペシャルアビリティの「プチメテオ」「プチフレア」も原作のように2人が揃っていなければ使えないものの、効果も強く、スペシャルアビリティ持ちということが、デッキに多くのパロムとポロムを入れやすくしています。

「レベルアップ」できるかどうかが重要かつ、属性の違う2人なのでデッキを工夫して作る必要がありますが、使いがいのあるカードになっていると言えるでしょう。