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新城総合公園に「フォレストアドベンチャー」

「フォレストアドベンチャー」のイメージ写真
「フォレストアドベンチャー」のイメージ写真

 民間活力を利用した県立公園の新たな魅力の創出を進めている県は、昨年「ディノアドベンチャー名古屋」がオープンした大高緑地に続いて、新城総合公園に新たな施設「フォレストアドベンチャー新城」(仮称)を設置することを決め、具体的な計画案をまとめた。
 大村知事が29日の定例記者会見で発表した。
 「フォレストアドベンチャー」は、フランス企業のアルタス社が開発した体験型森林アクティビティで、現在、世界で100カ所を超える地域で営業している。日本ではパシフィックネットワーク社が日本代理店で、アルタス社から企画・設計・材料提供などの後術提供を受けて、全国22ヵ所で営業している。東海地方では初めて。
 新城総合公園に整備する「フォレストアドベンチャー」は、パシフィックネットワーク社と業務提携を締結したエバイス社(名古屋市名東区本郷2)が、技術指導や運営ノウハウなどの提供を受け、設置・運営する計画で、県の企画・設置・運営管理事業者の募集に1社のみ応募。選定委員会の審査の結果、決定。29日に県と協定を締結した。
 計画によると、設置場所は、園内の虹の階段西側の斜面約2㌶。設置するのはプラットフォームと呼ばれる木製の足場や階段、ワイヤー、吊り橋などでできた「サイト」が複数で全長500㍍。
樹上のプラットフォームへ登った利用者が、次のプラットフォームへ自らワイヤーなどを伝わって空中を進み、最後は地面へ滑り降りることを繰り返す自然共生型アクティビティ。
 すべてを体験するには2時間半から3時間かかり、地上10㍍の空中散歩や空中遊泳など非日常的でスリリングな体験ができる。
 そのほか、売店、自動販売機なども設置する。
 今後、公園の許可手続きなどを経て工事に着手、順調にいけば来年3月ごろオープンする。事業期間は10年間。県はエバイス社から年間100~200万円の公園使用料を徴収する。
 利用できるのは小学校4年生以上または身長140㌢以上、体重130㌔まで。利用料金は大人(18歳以上)3600円、小人(17歳以下、18歳以上の保護者同伴)2600円。初年度は約1万人、10年後には約3万人の入場を見込んでいる。
 大村知事は「新東名高速道路新城ICから車で約7分とアクセスがよく、施設も動力を全く使わないので環境にもやさしい施設。昨年7月にディノアドベンチャー名古屋がオープンし、好評を博している大高緑地と同様、県民から親しまれる公園にしたい」と話した。
(後藤康之)

 民間活力を利用した県立公園の新たな魅力の創出を進めている県は、昨年「ディノアドベンチャー名古屋」がオープンした大高緑地に続いて、新城総合公園に新たな施設「フォレストアドベンチャー新城」(仮称)を設置することを決め、具体的な計画案をまとめた。
 大村知事が29日の定例記者会見で発表した。
 「フォレストアドベンチャー」は、フランス企業のアルタス社が開発した体験型森林アクティビティで、現在、世界で100カ所を超える地域で営業している。日本ではパシフィックネットワーク社が日本代理店で、アルタス社から企画・設計・材料提供などの後術提供を受けて、全国22ヵ所で営業している。東海地方では初めて。
 新城総合公園に整備する「フォレストアドベンチャー」は、パシフィックネットワーク社と業務提携を締結したエバイス社(名古屋市名東区本郷2)が、技術指導や運営ノウハウなどの提供を受け、設置・運営する計画で、県の企画・設置・運営管理事業者の募集に1社のみ応募。選定委員会の審査の結果、決定。29日に県と協定を締結した。
 計画によると、設置場所は、園内の虹の階段西側の斜面約2㌶。設置するのはプラットフォームと呼ばれる木製の足場や階段、ワイヤー、吊り橋などでできた「サイト」が複数で全長500㍍。
樹上のプラットフォームへ登った利用者が、次のプラットフォームへ自らワイヤーなどを伝わって空中を進み、最後は地面へ滑り降りることを繰り返す自然共生型アクティビティ。
 すべてを体験するには2時間半から3時間かかり、地上10㍍の空中散歩や空中遊泳など非日常的でスリリングな体験ができる。
 そのほか、売店、自動販売機なども設置する。
 今後、公園の許可手続きなどを経て工事に着手、順調にいけば来年3月ごろオープンする。事業期間は10年間。県はエバイス社から年間100~200万円の公園使用料を徴収する。
 利用できるのは小学校4年生以上または身長140㌢以上、体重130㌔まで。利用料金は大人(18歳以上)3600円、小人(17歳以下、18歳以上の保護者同伴)2600円。初年度は約1万人、10年後には約3万人の入場を見込んでいる。
 大村知事は「新東名高速道路新城ICから車で約7分とアクセスがよく、施設も動力を全く使わないので環境にもやさしい施設。昨年7月にディノアドベンチャー名古屋がオープンし、好評を博している大高緑地と同様、県民から親しまれる公園にしたい」と話した。
(後藤康之)

「フォレストアドベンチャー」のイメージ写真
「フォレストアドベンチャー」のイメージ写真

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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