ギャラリー解説

書画

傳・自然齋飯尾宗祇、連歌(室町・戰國時代、AD1421〜1502)

紙本肉筆・・縦17cm、横24cm

「宗祇」の署名が有る。飯尾自然齋は近江或いは紀伊の人と言

われ、名は宗祇、号を自然斎・種玉庵などと称し、若い時に京

都の相国寺に入り、連歌を志して室町幕府の上級武士と交わ

り、各地の大名を訪ねて歌を交わし、長享二年(1488)に北野

連歌所宗匠となった連歌師で、旅の途中で亡くなっている。和

歌の西行・連歌の宗祇・俳諧の芭蕉・短歌の山頭火と続く、漂

泊の歌人でもある。尚、本品はあくまで「傳」である。


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