8/13 JINST-YARUU
TOTAL 573km(SS1 475km,SS2 67km)
 快晴

もしもしかめのミスコース
川のせせらぎが。。。
川のせせらぎが。。。

3時間の睡眠で顔がむくんでいただろうが、鏡を見ていないので自分だけはわからない。だけど快晴の大空もエントラント達の笑顔も、そんな眠気も吹き飛ばすくらい清々しい力がある。

この日の1回目のSS(競技区間)は475q。スタートして間もなく、優勝候補の長谷見/松本組の日産テラノがコースわきにストップしていた。どうやらサスのトラブルらしい。“あの長谷見選手の前を走っているなんて信じられない・・・”だけどそんな甘い夢もすぐにうち砕かれる。すごいスピードで挽回していくテラノ。「うさぎとかめ」の歌が頭に浮んだ。勿論うちらが“かめ”。でも物語のかめはミスコースはしていない・・・。
昨日のナビゲーションが上手くいった私はちょっと油断していた。大平原を抜けて次第にコースは山岳ルートへ。緑の峠の急斜面でも、軽快ジムニーは「問題ないよ」とグイグイ登っていく。たのもしいかった。峠のピストはくねくね曲がってはいるがメインピストは1本だし、時間的にも余裕があり安心していた・・・と気がつくと、ルートブックのコマ図がこない。どこまで行ってもない。走れば走るほどわからなくなる。こうなるともうあとの祭り。急な峠をいくつか越えても見つけられない不安に、次第に菅原の口調もきつくなり、私もつられて熱くなる。穴の開くほどルートブックを見直すが、さっぱりどこだかわからない。その後運良く同じところで迷っていた2輪の選手に助けられ、一旦はオンコースに戻ってホッとするがそれもつかの間、再びルートを見失う。見かねた菅原が自らルートブックを解析し始め、現地のモンゴル人に手で方向を尋ねるが、向こうは手を振ってくれているようにしか見えないらしく、嬉しそうに手を振り返してくれるだけ。その日の車内は熱かった。

夜になってのこの日2回目のSSは、7台の2輪を先導しながらのビバーク到着となった。お互い助けられたり助けたり。何とかビバークに辿り着いたのは、日が変わった14日午前2時過ぎ。2日目にして早速ペナルティをもらってしまったショックに疲れも倍増した。ラリーレイドの勝敗は、ナビゲーターも大きくカギを握っているのだと痛感した1日だった。
(菅原ドライバー疲労予想度80% / 近藤ナビの疲労度85%)