USBプロトコル・アナライザ企画　解析ソフトウェアのご紹介(オービット)

オービット　解析ソフトウェアのご紹介

見やすく洗練された解析ソフトウェアの画面表示

◆リアルタイムログ表示
記録されたログは即座に解析をスタートし、PC画面上にリアルタイムに解析表示します。ログを停止しなくても高速表示されますので、USBバスの挙動を常に監視することができます。

◆バスステート記録機能[下図（１）]
RESET、SUSPEND、DISCONNECTのUSBバスステートを記録、表示します。

◆通信スピードの表示[下図（２）]
トランザクションごとの通信スピードが、ひと目で分ります。

◆マーク機能でコメントとジャンプ[下図（３）]
記録したトランザクションにコメント付マークを付けることが出来ます。マークを付けることで、膨大なログデータの中から着目箇所にすばやくジャンプすることが出来、解析をスムーズに行うことが出来ます。

◆日本語表記で分かりやすく
ソフトウェアのメニュー表示や操作方法が記載されているヘルプなどは理解しやすいように日本語表記になっています。

◆詳細翻訳表示の強化[下図（４）]
Videoクラス、MTP、PTPの翻訳に新たに対応。標準リクエスト、標準及びHUB・HID・Audio・communicationのクラス別のディスクリプタ、　MassStorage/Bulk Only Transportのコマンド　（SCSI transparent command set、SFF-8070i）に対応。

◆表示カスタマイズ機能
特に注目したいパケットを分かりやすく表示できるようにパケットごとに文字色・背景色をカスタマイズ出来ます。さらにわかりやすくフォントの種類、サイズなどの表示カスタマイズ機能も充実。

高い信号品質ログ取得時に便利な高機能なツール

◆PCのHDDへ20GB連続記録が可能
2GByteログ取得に加え、2GByteのファイルを10個のリングバッファ構成で、最大20GByteの連続記録が可能。※US-F150の場合は、2GByteのファイルを5個、最大10GByte連続記録になります。

◆トリガ機能
パケットトリガ、エラートリガ、バスステートトリガ、外部トリガ入力の各トリガ機能により、ログの開始、停止、トリガ出力の自由度の高いログ設定が可能。トリガ発生位置にはトリガマークがスタンプされ、トリガ位置へのジャンプも簡単。

◆リアルタイムフィルタ機能
USBストリームスコープの本体側にて、特定のアドレス/エンドポイントなどでフィルタリングをかけることが出来ます。ログデータの容量がコンパクトになり検索、保存などの時間短縮を図ることが出来ます。

すばやいデータ解析をサポートする数々の一歩先を行く充実した機能

◆検索機能の強化
検索したいデータやパケットなどアドレス/エンドポイントごとにすばやく検索できる分り易い 設定画面。さらに、データパケット部の文字列（アスキーコード）での検索や各種エラーの検索項目を充実させました。

◆オフラインフィルタ機能
取得したログデータから、特定のアドレス/エンドポイントのみ表示、SETUPリクエストのみ表示、IN-NAKなどのデータを非表示にするなど特定のデータを表示/非表示することで解析作業を強力にサポートします。

◆統計情報を強化
パケット/トランザクション数、転送バイト数、平均転送レートを表示。さらにアドレス単位での集計も可能。これらのデータは、クリップボード経由で表計算ソフトへコピーすることが可能。データを十分活用することが出来ます。

◆高精度時間計測
SOFパケットによる、時間計測機能に加え、16.7ns単位での高精度時間計測が可能。トランザクション、パケット間の時間間隔を調べることが出来ます。さらにトランザクション内のパケットの時間間隔を「パケットポジションバー」でビジュアル的に表示、転送効率をひと目で把握出来ます。

◆バイナリファイル保存機能
ログデータのデータパケット部分から、バイト列のみを切り出して、バイナリファイルで保存可能。この機能を使用するとアプリケーションから流したデータと流れてきたデータをすばやく比較検証できます。例えば音楽・ビデオなどのマルチメディア系ストリームをバイナリ保存して送信ストリームの妥当性検証などができます。さらに新たにパケット先頭/末尾の余分なバイナリデータを切り捨てて、既存のファイルに追加保存できるようになりました。

以上