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Last Update/2012.02.05


◇ エンゼルコアの登場人物たち、その後 ◇

「G3による“マスケンヴァル報告書”を受けた総統は、天使核兵器の大量生産に踏み切った」 ――『エンゼルギア』第参章より

 

01/02/03/考察TOP


■はじめに
 前作「エンゼルコア」に登場した面々のうち、何人かは続編「エンゼルギア」にも登場していることは周知の事実だが、もちろん中には消息不明のままである人物も存在する。
 彼らの消息が全て「エンゼルギア」で明かされるとは思えないが、ここでは想像の余地の領域として、個人的な推測を並べてみたい。
 なお、前提としているのはマスケンヴァル現象が発生している以上、当然アラフニエンド(トゥルーエンド?)だが、矛盾しない範囲で他のエンディングの可能性も取り込んでいることはご了承願いたい。
 また、ここの項目は考察メモを兼ねた簡単なまとめである。今後、何らかの形でそれぞれ別項を設けた場合は、そちらも併せて参照されたい。

■ラルフ・マスケンヴァル
 行方不明。
 個人的にはマンハッタンで総統を暗殺したのも、天使十字軍を率いているのもこの人物ではないかと疑っている(過去の英雄であり、悪に走った父とその息子の対決というのは、スターウォーズの例を引くまでも無く王道中の王道だ)が、どうにも物証に欠けるのが難点。
 後述する光子の息子=神楽説が正しければ、必然的にそうである可能性も高まるはずなのだが。

 なお、GF誌12期5号の記事において、エンゼルギア前史としての「エンゼルコア」における彼は“天使たちの住処”脱走を企てるも失敗、アラフニが天界へ帰還するための贄とされたらしいが――?


■エクリシア
 行方不明。
 但し、セラピア・パルマコンを産んだのが「エンゼルコア」以前とは思えないため、恐らくノルトラントの事件後“連邦”に亡命したものと思われる。
 エクリシアエンドであっさり総統を射殺していたので、もしかするとマンハッタンでの総統暗殺に関与しているかも知れない。

 なお、GF誌の記事から推測すると、エクリシアは“第一の喇叭”後も生存。
 後に数々の武勇伝を成し、瑞穂基地の司令ともなるギュンター・ハルトマン少年の“連邦”横断1年間の逃避行に同行、彼と仲間たちを影から支えたと思われる(9期5号)。
 ハルトマン少年がウラジオストックに辿り着いた後は、再び連邦領に戻り、ゲリラ組織“緑の聖母”リーダーとして活躍。40年戦役最高の指揮官と称えられるも、1986年の“第三の喇叭”事件以降は消息を絶ち生死不明。現在も“連邦”のゲリラ組織に留まっているという噂もある(9期1号)。


■ヴィヴリオ
 「エンゼルギア」に引き続き登場している。
 GF誌10期4号によると、“第一の喇叭”を生き延びたヴィヴリオは、世界大戦中はG3の情報将校として活躍。だが1945年に統一帝国空軍の長距離輸送機を奪取し、合衆国に亡命している。同じ年に東雲光子も合衆国に渡っている事から、彼女の亡命を手助けしたのがヴィヴリオである可能性は高い。
(なお、この号において瑞穂基地でドライクロイツ司令を務めているヴィヴリオが1人目であることも確定した)
 その後、40年戦役においてはG3の情報将校として、あるいはヴリル・ソサエティの代理人として対天使戦闘に助力。ヤシマ鎖国後はG3兵器開発局において第三世代人間戦車シュネルギアの開発に大いに貢献した。
 また、彼女は“黒い天使核”を所持しており(身に宿していたのではない)、これがシュネルギアのV機関開発に大きく寄与している。この黒い天使核は結晶化して40年――つまり1950年代末に形成されたものであるらしく、その出所は謎。
 ただ、どうもアンナ・Oが“黒い天使核”を持っていたこととも通じている気配は感じられる。

■ゾフィー・V・シャウベルガー
 合衆国に亡命。V機関の技術を伝える?
 フーファイターの開発についても深く関わっている模様。天使核保有者ではないはずだが、存命の可能性あり。これは「セッティングマテリアル」で述べられた桐子・ランドルトとの関わりによる。
 自分のクローンである桐子に、記憶転写による人格転移及び若返りを目論んでいる……?

■ソコラタ
 ゾフィーと共に合衆国に亡命?
 秘書として活躍するという記述があったが……。

■サラサ
 合衆国に亡命?
 この娘に関してはあまり良い行く末が思い浮かばない。

■オノマ
 合衆国に亡命?
 トゥルーエンドでは公民権運動に関わったとあるが、合衆国の設定がだいぶ変わったのでこれは無いと見ていいだろう。
 個人的には、合衆国本土で反天使兵を掲げる地下組織のリーダーとかしててくれると面白いと思う。

■アンナ・O
 マスケンヴァル現象に巻き込まれて死亡の記録。
 但し、その後傭兵部隊を指揮し“赤毛の魔女”と呼ばれた説あり。潜在的な天使核保有者であるため、もしかすると……。

 GF誌の記事からすると、やはり彼女も生存。
 伝説の傭兵部隊“赤狼隊”を率いて激戦地を転戦。1970年代後半の“ホータン会戦”では天使兵撃破数10を記録。ハルトマン少年が1年間の逃避行で撃破した天使兵が5機であることからも、いかに彼女がとんでもない存在かが良く分かる(9期1号)。
 この戦いでも“赤狼隊”は生き延びたが、ヤシマ鎖国後に壊滅または解散? アンナ・O本人は特殊任務で大陸を訪れたアクシア・リヒトヴィッツに“黒い天使核”を継承させて後、行方不明(9期2号)。個人的には、彼女がエクリシアからセラピアを託され、アクシアに引き渡したのではないかと考えているが、果たして真相はどうだろうか。
 そして。アンナ・Oの“黒い天使核”はどうしてアクシアに継承されたのか。そもそもどこから来たものなのか――?


■維馬篭代胤
 「エンゼルギア」に引き続き登場。
 1999年現在の階級は中将。政財界の大物にして八坂機関の設立者でもあるらしい。八坂機関とは、忍者を中心とした諜報機関?
 ただ、八坂凍の存在からすると、天使核兵器の研究機関である可能性も否定できない。

 なお、GF誌10期1号の記事により、八坂機関とはヤシマに複数存在する特務機関――ヤシマ最強の戦闘集団「草薙」家、“八鏡”を擁し呪術、隠密と暗殺の術に長けた密偵集団「八咫」衆と並び、予知能力に優れた陰陽師の名家が母体であったと判明した。
 それが、現在のような特務機関の総称と扱われる(草薙家、八咫衆は八坂機関の一部門と見なされている)ようになったのは、ヤシマ内外の学者・術者・異能者を集めた研究・情報機関に変貌して以降である。維馬篭が八坂機関の設立者と称されているのは、この大再編を実行した人物だからではないだろうか。
 そして維馬篭代胤が大戦前夜、統一帝国から機械化兵や人間戦車の技術を持ち帰って以降はその発言力が大幅に増し、現在では八坂機関の長である代胤が、ヤシマ軍の最高権力者と目されている状況という。
 このことは、維馬篭代胤が“偶然にも第四の喇叭を生き延びた”理由を明白に示していると思われるが、これについては別途考察してみたい。


■東雲光子
 (八坂機関、あるいは八咫衆の?)諜報員として世界中を駆け巡るが、ヤシマには戻っていないらしい。
 香夜・H・ガイストとの関係も気になるところ。

 なお、GF誌10期5号の記事により、1945年にヤシマから合衆国に亡命し、八門結界構築直前にヤシマへ再亡命したというとんでもない事実が判明した。――これについては、別項を使って考察したい。


■ノーマン・ベイカー
 完膚なきまでに死んでいるはずだが「コア2企画書」では准将として主人公たちの基地司令に納まっている案もあり、生存していてもまったく不思議ではない……。
 その後、GF誌掲載のシナリオで生存確認即刻死亡(笑)。しかし、あれが最後のベイカーだとは思えない……。

 なお、幻のベイカールートでは意外な人物であったことになっているが、さすがに「エンゼルギア」では使われない設定であろう。


■アラフニ・ナタンゾーン
 マスケンヴァル現象――あるいは“第一の喇叭”により天界へと帰還。その後はこの物語には関わってこないはず。
 ただし「最後の審判がここから始まる」という不穏当な発言を遺しているため、予断は許されない。

記:2004.01.24
ゾフィー、ベイカーに追記:2004.04.19
エクリシア、アンナ・O、ベイカーに追記:2005.10.11
アラフニを追加:2005.10.11
維馬篭、光子に追記:2005.12.24
維馬篭、アンナ・Oの記事を一部修正:2006.01.14
光子に追記:2006.07.04
ヴィヴリオに追記:2006.11.09
ラルフに追記:2008.07.20


エンゼルギア研究所/管理人:相馬斉遠