茨城県大洗町の「大洗あんこう祭」で実演されたアンコウの「つるし切り」=18日午後
冬の味覚で特産のアンコウをPRしようと、茨城県大洗町で18日「大洗あんこう祭」が開かれた。料理人による豪快なアンコウの「つるし切り」の実演も行われた。
16回目の今年は約6万人が来場した。つるし切りは、身が軟らかく、まな板の上で切るのが難しい魚をさばくための工夫。舞台上で料理人が、重さ約19キロの大きなアンコウを見事な包丁さばきで皮や内臓、身に切り分けていくと観客から大きな歓声が上がった。
会場では、アンコウ汁が1杯100円で約2千食振る舞われ、県内外の観光客らが味わった。