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奈良産大、野球部現監督を解任/前監督の不正疑惑で

2009/01/20 23:12

 奈良産業大硬式野球部の問題について記者会見する近畿学生野球連盟の高田義弘常任理事(左)ら=20日夜、大阪市浪速区
 奈良産業大硬式野球部の問題について記者会見する近畿学生野球連盟の高田義弘常任理事(左)ら=20日夜、大阪市浪速区

 大学野球の強豪、奈良産業大硬式野球部の前監督が奈良県三郷町で経営する整骨院が、部員の氏名を使って架空の施術の申請をし、医師の診療報酬に当たる療養費を不正に受給していた疑いで、同大は20日、所属する近畿学生野球連盟の臨時常任理事会で藤原忠理現監督と松岡力コーチを解任すると伝え、受理された。後任は未定。

 大学側の報告によると、前監督は「学生に謝りたい」と話している。藤原監督と松岡コーチは不正の認識を否定しているが、前監督からの要請で白紙の「療養費支給申請書」を野球部員に記名させたことで、大学側から責任を問われたとみられる。

 前監督の不正受給総額は数百万円に上る可能性もあり、奈良県と近畿厚生局が実態を調査。同連盟は前監督からは事情聴取せず、大学が設置した調査委員会の結果を受け、理事会で同大の処分を決定する。高田義弘常任理事は「司法の手が入ると思う。調査結果が違えば最悪の結果になる」と大学側に厳正な対処を求めた。

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