commufaさん、随分前にTLSに対応したのですが、AL-Mail32なんてレトロなメーラーを使ってるので今まで放置していました。
今回マルチアカウントに対応したナイスなプラグインを見つけたので、ようやくTLSに移行しました。AL-Mail、まだまだ現役。


stunnelを使った方法もご紹介します。設定方法はこちら。
SecureTunnel-pluginを使っていたらなぜか受信のできないISPに当たったので、勢いでstunnelを使ってみたのですが、 ひょっとしてと思いOpenSSLに切り替えたら(後述)うまく動いてしまいました。メモリの消費はどちらも大して変わらないようです。
stunnelの方が動作が高速で安定していますので、3つ以上のメールサーバーを利用している方はstunnelがおすすめです。
対して「おれはGmailしか使わねぇ」みたいな諸兄には外部サービスに依存しないSecureTunnel-pluginが断然お勧め。


個別の質問には対応しません。がんばってください。


SecureTunnel-pluginを利用する on Windows2000/XP

SSLラッパーとしてSecureTunnel-pluginを利用する方法です。
SecureTunnel-pluginは、自力でスレッドを起動してトンネルを作る、AL-Mail32用のプラグインです。OpenSSLライブラリ(使用する設定にした場合)以外の外部プログラムを必要としません。

インストール手順

Windows 7/Vistaでも基本的には同じですが、こちらは本体のインストール/利用に少しだけこつが要るので各自調査。
(ちなみに当方はXPのインストールイメージをそのままコピーして、かつMailboxをProgram Filesに置いていないので、特別な対応は必要ありませんでした。元々インストーラーは後付けだし(笑)。あ、AL-Treatmentは入れた方がいいかもです。)

commufaでの設定手順

解凍したファイル群のうち、SecureTunnel.txtもよく読んで。

AL-MailのバージョンとSMTP認証について

上記説明においてはAL-Mail32 ver1.13aを利用しています。commufaはCRAM-MD5でのSMTP認証に対応しています。
他のISPで設定を流用する際に、ISPがCRAM-MD5での認証に対応していない場合はAL-Mail公式サイトからver1.13bをダウンロードして利用してください。1.13bはCRAM-MD5に加えPLAIN、LOGINに対応しています。
ただし、1.13bが必要なのはあくまで「SMTP認証にCRAM-MD5以外の手順を用いる必要がある」場合のみなので、1.13aで不都合のない場合に1.13bを導入する意味はありませんし、お勧めできません。 (PLAIN、LOGINは通信路を平文でパスフレーズが流れるので、無理解のまま誤って安全性の低い設定をしないよう、公式ダウンロードページから参照できないようになっていると思われます。←勝手な想像(笑))
1.13bを導入済みの場合は先ずCRAM-MD5を選択し、他の方式はCRAM-MD5で認証ができない場合に限って選択します。 通信路を暗号化しないままPLAIN、LOGIN手順を使うのは特段の理由がない限り避けたほうがよいでしょう。RFCにも通信路がセキュアでない場合(SSLポートでない、ノーマルポートにおいてはTLSセッション確立以前)において、サーバーはAUTHコマンドでPLAINやLOGINなど安全性の低い手順を使えないようにする(クライアントにこれらの手順は使えないと応答する)べきである、という主旨の記述があります。