Advanced W−ZERO3 [es]はウィルコムの携帯情報端末で、PDA(Personal Digital Assistant)機能とPHS(Personal Handy phoneSystem)機能を併せ持っています。一般にスマートフォンと呼ばれている製品です。ちなみに機器の取扱説明書には「WS011SH」の型番が記されており、SHARP製です。いろいろな機能が備わっており、さらに自分が使いやすいようにカスタマイズできるのが、魅力的です。(2007年7月19日発売)
|
1.外形寸法(高さ×幅×厚さ)
約135mm×約50mm×約17.9mmです。ジャケットのポケットに入れてもあまり気になりませんが、ズボンのポケットに入れるとかさばる感じがします。
重さが約157gなので、ストラップで首から掛けても大丈夫です。
操作面・表示面
|
キーボードをスライドしたところ
|
|
|
|
|
カメラ面
|
キーボードをスライドさせた状態です。
「WILLCOM」と「SHARP」のロゴが見えます。 |
|
|
2.主な仕様
項目名 |
内容 |
OS |
Microsoft(R) Windows Mobile(R)6 Classic 日本語版 |
CPU |
Marvell PXA270 520MHz |
本体メモリ |
Flash メモリ 256MB、SDRAM 128MB |
表示部 |
480×800ドット 3inch 65,536色 |
赤外線通信 |
IrDA1.2方式/IrMC1.1方式/IrMC対応 |
無線LAN |
IEEE802.11b/g準拠 |
通信 |
PHS(W-OAM対応W-SIM) |
カードスロット |
microSDメモリカード 2GB(最大)、W−SIM |
内蔵カメラ |
有効画素数:約131万画素 |
接続端子 |
USB2.0×1(miniUSB) |
電源 |
DC3.7V |
|
3.各部説明
|
|
|
W−SIMスロット
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
USBポート
スピーカ |
|
|
|
|
|
画面回転キー
キーロックスイッチ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ACアダプタジャック イヤホンマイク端子 |
|
内蔵されているQWERTキーボードのスライド
|
|
マウスポインタを画面に合わせると画像が変わります。 |
|
4.動作・操作確認
自分で確認してみました。
|
(1)外付けキーボード
USBキーボードを接続しました。
|
|
USBキーボードを接続しました。
型名TK−UP84CPSV(ELECOM)
USB変換ケーブルが必要です。
【USB A レセプタクル(メス)−−−USB miniB端子】
Advanced W−ZERO3 [es]とPC接続用のUSBケーブルとは違います。 |
(2)表示能力
ホームページを表示してみました。 |
|
【Internet Explorer Mobile】
「メニュー」−「表示」から
・画面にあわせる
レ高解像度を使用
を設定しました。 |
|
|
【Opera Browser】
「メニュー」−「ディスプレイ」から
レ画面幅で表示
を設定しました。 |
|
どちらのブラウザも「画像を表示する/しない」の設定ができます。
パケット数を抑えるため、また欲しい情報(テキストデータ)を速く得るために効果があります。
|
(3)転送速度
インターネット回線速度を測定してみました。
|
|
・無線LANを使ったとき:1.767Mbps
自宅のADSL回線経由です。
パソコンでの回線速度より遅く表示されますが、それはAdvanced W-ZERO3[es]の処理速度に影響しているようです。
・PHS回線を使ったとき:84kbps
ウィルコムのデータ通信方式では204kbps(理論値?)の通信速度がカタログに記されていますが、電波の受信状態や選択される変調方式で異なるようです。 |
|