Version 2022.03.01 新機能
- 画素ビューアの 実数部、虚数部、絶対値、位相 の書き出し機能を強化。
- ヒストグラム(浮動小数点対応)のウインドウをリサイズ可能に。
Version 2019.06.17
- 浮動小数点型TIFF画像(32+32 bit 複素数)の読み書きに対応。フーリエ変換結果をそのまま保存可能に。
- フーリエ変換後の任意のチャンネルをテキストファイル(.csv)で保存可能。
ダウンロードはこちら ↓
FFT2D_20220301.zip (Windows用)
使い方
- 特別なインストールは不要です。 FFT2D.exe をそのまま実行してください。
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正変換のボタンを押すと空間周波数を表示し、逆変換のボタンを押すと画像に戻します。
(※縦/横サイズが2のべき乗でない場合は自動的に素因数分解しますが、それでも遅い場合は左の推奨サイズに変更して下さい。)
↑オーディオ用のグラフィック・イコライザと同じ感覚で画像の低周波成分や高周波成分を調整できます。
↓フーリエ変換結果をテキストファイル(.csv)で保存すれば、エクセルでグラフの作成が可能です。
使用例1:エッジ強調
まず正変換して周波数分布を確かめます。
↓ 高周波成分のゲインを上げ、逆変換します。
使用例2:ピンボケ・手振れ推定
↑手振れした写真をフーリエ変換します。(「ハミング窓」を選択すると良いでしょう。)
↑特定の方向(-40度)の周波数成分が消えていることから、その方向に手振れを起こしたことがわかります。
そこで、-40度を指定し、なるべく黒い部分を持ち上げるように調整します。(※細かい調整はできません。)